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米国アカデミー賞の秘密 2
 アメリカでアカデミー賞が発表されました。
 昨年末(1/29「寄生虫の秘密」1/31「高台の秘密」)にアカデミー賞外国映画賞ではなく作品賞をとる勢いだと記載しましたが現実になりました。
 (あ~あ、またタグが「映画」に戻ってしまった)

パラサイト.png ポン・ジュノ監督「パラサイト・半地下の家族」。

 快挙です!!!

 日本映画も頑張っていただきたい!!!

 韓国映画「シュリ」を観た時にこのことを予感しました。

シュリ.png 1999年公開のカン・ジェギュ監督作品です。

 韓国に潜入した女性北朝鮮工作員と、韓国諜報部員との恋愛を描き、当然のことながら悲恋に終わるわけですが、、、
 ハリウッドに負けないアクション! などと言われましたが、僕は恋愛映画だと思います。(ちなみに「ロッキー」もアクションやボクシング物ではなくラブストーリーだと思っています)

 日本映画ファンとして、何と言っても悔しいのは・・・
 戦争状態にある北朝鮮とのことをすばらしいエンターテイメントに仕立て上げたことでして、自主規制の激しい日本だったら政治的な配慮から作ることは不可能だったと言えるからです。

 エンターテイメントに政治などが絡むのは嫌です。

 「韓国は映画に政府がぎょーさん補助金出してるからなあ~」と悔し紛れに言う人もいますが、、、確かにその通りなんですが、「パラサイト」も「シュリ」も脚本は監督が書いています。
 ストーリーにお金は関係ありません。
 日本映画の完敗だと思います。

PS:ごっつい昔ですが2010-03-13「米国アカデミー賞の秘密」では『コーヴ』を取り上げています。和歌山県の太地町を批判する映画です。この時のアカデミー賞は『アバター』でして、植民地主義を批判する映画だったのに・・・
 
  • (2020-02-12 00:44:57)