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少年部の秘密 3
 前々回の「山下食堂の秘密」から抹殺したかった高校時代が、じつは僕の人生においてなくてはならなかったという話を続けています。

 学生服に靴跡をつけられたおかげで上新庄道場で少年部指導を手伝わせていただけるようになったと2020-02-29「少年部の秘密2」に記載しました。
 だからして、、、いじめ問題にはことのほか関心を持っております。

 僕はいじめるという行為は人間を含む動物の本能だと思っています。
 だから嫁と姑の問題やクラブのしごきは延々と続くと思っています。

 なので「自分がされて嫌なことは人にはしない!」・・・なんていとも簡単なことができないんだと思っています。
 弱肉強食が動物の遺伝子に組み込まれている以上、なかなかその影響から逃れることは難しいのです。どーしても自分より弱い者を好き勝手に扱うことは快感を伴うのです。

 僕の経験から学んだことは、、、
 弱い者が「君たちやめたまえ!」などと言っても何も解決せず、次のターゲットにされるだけだし、先生が「弱いものいじめはいけません!」と言っても先生のいないところでもっといじめられるだけです。

 唯一の希望は・・・

 『番長』だと思っています。(ぜひ2020-01-22「番長の秘密」読んで下さい)

 他の学校の強い番長とは喧嘩するけど、自分のクラスの弱い子がやられていたら、
 「そんな弱い奴とやらんと僕とやろうで」と歯止めになってくれていたとおもっています。

 今の時代では叱られてしまうかもしれませんが、あえて書くと『男気』というやつです。

 高校時代の僕は、殴られたり蹴ったりされるのが非常に怖かった。
 救ってくれたのは喧嘩に強い連中でした。
 いつまでたっても反撃しない僕にイラついたんでしょうねえ~

 「反撃せんかい!」と「たたきっこ」が始まりました。
 『負けてもええから反撃せ~よ!』
 はた目には「いじめ」だったでしょう。
 しかし、不思議なことに人間は痛みに慣れていきます。
 そして、徐々に怖さが薄れていくのです。

 反撃できるようになるとやられなくなります。

 この脱出方法に一番マッチしているのが「極真空手」だと思います。
 寸止めではなく実際叩く(顔面はなし!)のが有効です。
 こういう空手をフルコンタクト空手と言いまして、いまでは色んな流派ができています。

 しかし「空手」は個人競技です。チームプレーではないのです。
 自分さえ強ければいいという考えに陥りやすい。
 強いものにやられたら、自分より弱いものにやり返すという悪循環に陥りやすいとも思っています。

 だからこそ『サラリーマン金太郎』を読んで『男気』に憧れないといけないのです。
 高倉健さんの「唐獅子牡丹」を観て肩を怒らせて映画館を出てくることが重要だったのです。

 じつは今でも「ワンピース」があるじゃあないですか!!!
 (読んでないけど)

PS:高校時代があったからこそ僕の人生訓「失敗は利用する」が生まれたんです。
  • (2020-03-12 10:52:31)