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星降りまつりの秘密
 前々回「星のブランコの秘密」に動画を載せており、見ていただけると納得してもらえますが、圭ちゃんと牛やんはデートを重ね、そのつり橋でファーストキスをしました。
 ・・・と、言いますのは交野市を有名にするための僕のつくり話です。
 (2020-07-14「交野市の秘密」から 書き続けています)
 
ブランコ.png こんな不安定な場所・・・絶対するでしょ。

 急接近した二人ですが、、、
 一方、スダコはといえば、、、
 「圭ちゃんが振り向いてくれなくても、僕は彼女を支える」と健気な決心をしたのでありました。

 そんなスダコは星田妙見宮の星降りまつりに二人を誘います。
 七月七日の七夕祭りの後、七月二十三日にも毎年『星まつり』が開催されているのです。(今年は新型コロナのために中止です)

石段.png この石段でスダコに衝撃が走ります。

 圭ちゃんへのひそかな思いを知ってか知らずか、、、
 牛やんは「じゃんけんや、負けたら圭ちゃんおんぶやで」というのです。
 そして負けたスダコは圭ちゃんをおんぶしますが、その時の苦悩とほほ笑みの混じった顔は、どんな名優も演じることはできないと断言します。

 てっぺんのご神体である織姫石の前で、またスダコが講義を始めます。
 (2020-07-19「織姫石の秘密」をご覧ください)
 
 「この石な、平安時代に弘法大師が交野に来てな、お経唱えはったら北斗七星が落ちてきたんや、それが7月23日、しやから星降りまつりやねんで」

 2020-07-16「星田妙見宮の秘密」を見たいただきますと、天上より七曜の星(北斗七星)が降り、3ヶ所に分かれて地上に落ちた。一つは星の森、もう一つが降星山光林寺境内、そしてもう一つがこの当宮の御神体であると書かれています。

 そうです。隕石が落ちたのです。
 しかも噂では・・・
君の名は.png あの『君の名は』の糸守村のモデルとも・・・

 スダコは講義を続けます。(この想像の物語の設定は十年以上前なので、アニメのことはわかりません)
 「落ちた三ケ所、星の森、光林寺、星田妙見宮やで、、、星の森、光林寺、、、光る林やで、林が光ってんねんで、未知との遭遇に決まってるやん!」
 結構本気に聞いている圭ちゃんと牛やん。
 「この三ケ所な、だいたい800メートル(八丁)の三角形になってんねん、しやから八丁三所ちゅうて昔から名所になってんねん」
 うなずく二人の前で、急に小声になってしゃべるスダコ。
 「じつはな、僕は巨大UFOが来たと思ってんねん。三つの足を出して着陸したんやないかと、、、平安時代にどっから見下ろしてでっかい三角描けるん?」

 圭ちゃんと仲良く顔を見合わせて納得する牛やんに少し嫉妬するスダコでした。

 さて、スダコにはもう一か所二人に紹介したい場所がありました。
 (次回はそこに行きます)
  • (2020-07-25 13:39:27)
空手教室の秘密
 実際の枚方警察には柔道教室はあるようですが空手教室はありません。
 しかしながら、僕の想像上の物語(2020-07-14「交野市の秘密」から綴っています)では存在しています。

 スダコ(須田航一郎・高3)のいとこ片山武雄・32才は枚方警察の刑事さんです。
 星のブランコなどでデートを重ねる圭ちゃんと牛やんを尻目に、スダコは清水の舞台から飛び降りる勢いで枚方警察に向かいます。

 「武雄にいちゃん、僕空手習いたいねん」
 「本気か? 痛いことは嫌いや言うとったくせに」
 「ちょっと色々あってん・・・」

武道場.jpg 圭ちゃんを不良から救えなかった!

 スダコは屈強な牛やんが心底うらやましかったんです。

 道場デビュー初日、スダコは死ぬほど緊張しておりました。
 なにせ周りの道場生は、いかつい顔、短い髪の毛、屈強な体の警察官と見るからに恐ろしい元不良、元暴走族たちでした。
 しかしビビリんちょではありますが、言えないけれど圭ちゃんのことが大好きなスダコは「強くなりたい!」という気持ちでいっぱいなのです。
 面倒見がよく片山刑事を尊敬している巡査の吉沢と母性本能に充ち溢れる元レディースの麗にしごかれても、必死で稽古について行きます。

 やがて、ボコボコにやられても、やられても立ち上がるスダコは道場生たちに認められていきます。
 「人間ちゅうのは少々どつかれたくらいでは死なんなあ~」と豪語するようになったスダコに、麗は「それがわかったらすぐ強くなるわ」と言われるようになりました。
 スダコは高3の夏休みで強くなるきっかけをつかんだのでした。

 そして決心するのです。

 「たとえ圭ちゃんの瞳の中に自分は映っていなくても全力で彼女を支える」
 
 「圭ちゃんが牛やんが好きなら自分はキューピットになる」

 夏休みも終わる頃には、お邪魔虫も承知の上で三人で逢うこともありました。

 つづく・・・

 
 
  • (2020-07-23 09:11:18)
星のブランコの秘密
 「恋人たちの聖地」としては、湘南の江之島よりずっと有名になるポテンシャルがあると思っている交野市。
 その理由は、ご面倒ですが2020-07-06「七夕伝説の秘密2」から読んでいただければわかります。
龍恋の鐘.png 五頭龍伝説にちなんで作られた恋人の丘。

 二人一緒に鐘をならすと永遠の愛を約束できるという龍恋の鐘があり、鐘の周りのフェンスには二人の名前や願いを書いた南京錠をかけると永遠の恋となるそうな?

 ひがみ半分ではっきり言うたる。
 「永遠なんてあらへんわ!」
 「五頭龍伝説なんて知らんやろ!」

 ・・・に比べて『七夕伝説』はみんな知ってるし、、、
 交野市の方が『恋人たちの聖地』としてはずっとポテンシャルが高いねん!


 
 で、僕の想像の話に戻りますと、、、

 七月七日、七夕の日に逢合橋(あいあいばし)で運命の出会いをした圭ちゃんと牛やんは、急速接近しデートを重ねます。
 当然、星のブランコも訪れます。
 吊り橋なんで、、、定番ですが、ぐらぐら揺れて手をつなぎ、体を触れ合うきっかけになるわけで、記念すべきファーストキッスの場所になりました。

 一方、スダコは、、、

 一大決心をします。
  • (2020-07-21 19:31:50)
金魚すくいの秘密 2
 毎年大道南小学校で開催される盆踊りで、うちの町内は金魚すくいをします。
 お手伝いすることがありますが、一応獣医なのに金魚に悪いかな?との思いがあります。

金魚すくい.jpg でもまあ、ひよこ釣りよりかはましかな?

 新型コロナのせいで今年は中止なようですが・・・

 国やリーダーの悪口が言えない国になるのがとても嫌な僕は、今の香港情勢を見ていると、つい要らんことを言いそうで、、、2020-07-14「交野市の秘密」から、僕が空想している現代の七夕伝説を書き綴っています。

 はてさて、逢合橋で運命の出会いをした圭ちゃんと牛やんは七夕祭りの帰り道、大胆にも圭ちゃんが「好きになってもうた」と告白します。そして牛やんは「運命かな?」と答えます。

 おまえはベートベンか!

 その頃、気を効かせて先に帰り、歳の離れた妹を連れてお祭りに舞い戻ったスダコは金魚すくいで妹を楽しませていました。(腕っぷしはあかんけど優しい奴なんです)

 その帰り道、、、

七夕.jpg 逢合橋で妹に話しかけます。

 「昔々、織姫さんちゅうめっちゃ可愛い女の子がおってな、牛飼いの彦星と仲ようなって付き合いだしてん。ほんなら仕事の機織りさぼりだしてんわ・・・お父さんが怒りはってな~、天の川の右と左に別れさして、年に一回、七月七日だけしか逢うたらあかんことにしはってん。その逢う場所がここや」

かささぎ.png 淀川と合流する手前にあるかささぎ橋。

 「年に1回だけやのに、雨降って川の水が増えて橋が沈んでしまうことがあるねん」
 「織姫さんかわいそ~」
 「安心し、そんな時はな、かささぎちゅう鳥が飛んで来てな、いっぱい連なって橋の替わりになって織姫と彦星逢わしてくれるねん・・・しやから逢合橋からずっと下って行ったらかささぎ橋ってあるんやで」

 スダコと妹の上にも満天の星。
 圭ちゃんと牛やん同様、この二人も大阪で見えるはずのない夜空の天の川が見えました。

 そして、金魚すくいでもらった金魚を天の川に放つスダコ。
 「うちで飼いたい」と言う妹に「狭い水槽で一生過ごすなんてかわいそうやん」と答えるスダコでした。
  • (2020-07-20 11:11:14)
織姫石の秘密
 星田妙見宮には本殿のようなものはなく、尾根沿いの石段を上がっていくと、てっぺんに拝殿があり、ご神体である大きな石「織姫石」(影向石)が奉られています。

織姫石.png たどり着くのはかなりしんどい。

 はてさて、2020-07-14「交野市の秘密」から続く、僕の想像の「現代における七夕伝説」では、 七夕祭りに出かけた三人でしたが、ドジばかり重ねたスダコは一人先に帰ります。

 自転車での帰り道、逢合橋に差し掛かると、スダコは月明かりの反射する川面を眺めました。 心は圭ちゃんに傾きまくっていましたが「牛やんと圭ちゃんはお似合いや!」と言い聞かせながら無理やり笑みを浮かべるのでした。

 その頃、圭ちゃんと牛やんは二人仲良くご神体である織姫石に向かっていました。
 
石段.png かなりしんどい石段が続きます。

 牛やんは右足に障害がある圭ちゃんをおんぶします。
 圭ちゃんは頬を染めながら言います。「背中広いなあ~」
 牛やんは「ラグビー大阪代表やし」と答えるのでした。

 やっと織姫石にたどり着いた二人は、並んでご神体を拝みます。
 そして、帰り路。
 牛やんは圭ちゃんを自転車の後ろに載せます。
 恥じらいながらできるだけ身体を密着させないようにしていた圭ちゃんが、天の川の土手沿いの道に入るとアスファルトから地道に変わったことを利用して、牛やんを強く抱しめます。
 人気のないこともあり、圭ちゃんは思い切って言います。

 「なんか好きになってしもたみたい」
 「七夕に逢合橋で逢うたからかな?」
 「始めてや、こんな気持ち」
 「運命かな」

 夜空を見上げると満天の星。
 大阪では見えるはずのない天の川が二人には見えたのでした。
  • (2020-07-19 01:44:38)
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