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フェイクニュースの秘密
 前回、前々回とあほな弁当のお話をしてしまいました。
 こんなご時世にと考える方も多いと思いますが、戦争の話ばかりでは暗くなるばかりだと思い、記載させていただきました。

 しかしながら、インターネットをはじめ、めちゃくちゃ進んだ世の中になったにもかかわらず、侵略なんてものが行われるとは、、、忘れてはいけないし、自分の身にも起きる可能性があり、どう対処すべきかを各自が考えておくべきだと思います。

 2022-04-04「支持率80%の秘密」に記載しましたが、超めんどくさがりの僕は「ロシア国民は騙されている」と言われていますが「結構大統領を疑っている」と思っています。
 若者はインターネットを使って西側の情報を得ているが、高齢者は国営テレビの言うことしか信用しないと報道されています。僕はもうすぐ65歳で、パソコンの設定もできないし、FacebookもInstagramも触っていませんが、毎日のようにブログを更新しています。ロシアの高齢者だって「若いやつの言うことも当たっているのかも?」ぐらい考えているはずだと思っています。

 でも西側の言うことを信用すると『めんどうくさい!』のです。
 命がけで反対運動しなくちゃいけないし、そこまでやらなくても「ご近所さんの手前」「親戚の手前」を考えると面倒なんだと思っています。ところが自分自身が「めんどくさがり」であるとは認めたくはない。そうすると自分を納得させるため積極的な大統領支持者を演じるしかなくなります。そして、そうしておけば大統領が戦争犯罪人となった時も「私は騙された!」で済むからです。
 
 決してロシアのテレビしか見ない高齢者を批判しているわけではありません。
 自分自身が「超めんどくさがり」なので戒めているのです。
 もし日本がこうなった時、自分がめんどくさがりから脱出できるだろうか???
 僕にはめんどくさがりから脱出する自信がないからこそ記載させていただいているのです。
 せめて「超めんどくさがり」の自分を恥じらう気持ちだけでも持っておこうと決めました。

さて、おりしもニュースが流れてきました。

 インタファクス通信によると、ロシア国防省は14日、黒海艦隊旗艦の巡洋艦「モスクワ」が重大な損傷を受け、乗組員全員が退避したと明らかにしました。火災が発生し、搭載していた弾薬が爆発したそうです。
 しかしながら、ウクライナ南部のオデーサ州知事は、「ウクライナのミサイル攻撃でこの巡洋艦に深刻な打撃を与えた」と発表しました。でも具体的な証拠は示されてはいません。

 さて嘘をついているのはどっち?

 僕は西側だって嘘はつくと思っています。
 ただ国民の目がある分、信用性が高いと思っているのです。例えばこのニュース、日本は西側に属しているので、どっちのニュースも流れますが、自国の悪口言えない国なら火災発生で終わりです。

 嘘つきやなあ~と思うのはウクライナの首都キーウ郊外のブチャで民間人の遺体が見つかった時、即座にロシアが「フェイクニュース」と断言しました。
 「ロシア軍が撤退後にウクライナ軍が置いた」と答えましたが、、、
 4月5日のAFP通信によりますと、米宇宙技術会社マクサー・テクノロジーズが3月半ばに撮影した衛星画像でブチャの路上や路肩に複数の遺体があることが確認できるとのこと、つまり撤退前に確認できるのです。
 もしロシア側が正しいのなら確実に反論できるはずです。証拠を示すことができるのです。
 なぜならロシアは自前の人工衛星で撮影可能だからです。もし品質が悪くて撮影できないなら、そんな低品質のGPSでミサイル攻撃していることになります。
 
 証拠を示さないので僕は個人的にはうそをついていると思っています。 
  • (2022-04-14 11:36:01)
ランチョン弁当の秘密 3
 右上サーチで「ランチョン弁当」を検索してください。たくさん駄文が出てまいりますなどと良く記載しておりました。

 ・・・と、ところが・・・

 検索機能が機能不全に陥ってしまいました。

 だもんで、2021-02-03「ランチョン弁当の秘密2」をご覧ください。
 新型コロナのおかげで獣医の学会も全部ネットになってしまい、わざわざ会場に出かけなくてよくなってしまいました。でも僕は超アナログ人間で、わざわざ出かけないと勉強なんてしないのです。
 そんなわけで再開されるのを首を長くして待っております。

 学会ではランチョンセミナーというのがあり、おそらくランチオンでして、おひるごはん付きのセミナーなのです。たいがいCMを兼ねて製薬会社などが自社製品紹介のためのセミナーなどを開催してくれるのです。誰が言いだしたかは不明ですが、この時の無料のお弁当をランチョン弁当と呼んでいます。
 
 そしておじさんとなった僕は、日本の獣医学に学術的な貢献をするのは無理と判断したのです。だったらランチョン弁当の質の向上を僕のライフワークとしてやろうとたくらんだのです。
 じつは人間の先生(医師)の学会の弁当は、むっちゃ優雅なんです。
 動物の先生として人間の先生に嫉妬心を抱いたことはありません。しかし弁当だけは嫉妬したのです。

 僕はせっせとランチョン弁当の写メを撮り、ブログにアップし始めました。
 ○○社のランチョン弁当はおいしい!
 ××製薬のお弁当は最高!
 ・・・などとほめ始めました。(決してけなすことは致しません!)

 そうです、企業間の競争をあおったのです。
 学会のお弁当がおいしくなったのは、大阪のロッキーのおかげやでと言われたいと思っています。

 これが前回記載した「なぜ弁当に執着するか?」の答えです。
  • (2022-04-13 11:38:16)
療法食の秘密
 療法食とは・・・

 特定の疾病または健康状態にある犬や猫の食事療法に利用することを目的とし、栄養成分の量や比率を調整又は特別な方法で製造され、獣医師の診断・指導に基づく給与を意図したフードだそうです。

 昔は処方食と言って、よく「あの動物病院でしか買えないフードね」なんて呼ばれておりました。よ~するに病気を治すためのフードと考えていただければよいと思います。

 僕が開業した昭和59年、インターネットなど影も形もございません。
 毎朝、薬屋さんから「御用聞き」(死語やなあ~)の電話があり、発注すれば午後には持ってきてくれていたのです。ネット販売なんてあるわけもなく、動物病院で療法食は購入されておりました。

 しかしながら現在では、ネットで手に入れる飼い主さんが増えております。
 僕個人としましては、なるべく獣医さんのいるところで購入した方がいいと思っています。(ちょっと高いかもしれないけど・・・)

 もう病気から脱出しているのに使い続けていたり、その病気には適さない療法食を使っていたりする場合などをよく見かけるからです。
 また、食べてくれない場合、普通のペットフードを混ぜたり、手作り食を与えたりしている場合も多く、、、高いお金を払って療法食を与える意味がなくなってしまっている場合も見受けられます。

 そんなわけで、当院では飼い主さんにきちんとアドバイスができるように、獣医師や看護師向けのセミナーを開催しておりました。
 ところが、にっくき新型コロナのおかげで、開催できなくなってしまいました。
 飼い主さん向けも早く開催できるようにと願っていたわけです。

 そしたらようやく獣医師や看護師向けにやっていただけるようになりました。
 ピュリナさんが毎週火曜日(13:00~14:00)に開催してくれています。

 第一回:消化器疾患のアプローチ
 第二回:肥満・下部尿路疾患
 第三回:てんかん・認知機能不全症候群 

 特筆すべきはお弁当を持ってきてくれるのです。
 
弁当箱1.jpg どうです? 豪華でしょう?
弁当1.jpg めっちゃおいしかった!!!
弁当2.jpg 昨日はこれだ!
弁当箱2.jpg おいしいに決まってるわ!

 ピュリナさん、ほんまにおおきに!

 次回は、なぜこんなに弁当に執着するかを書く予定です。
  • (2022-04-13 01:58:12)
性善説の秘密
 若いころは「性善説」を信じていました。
 日本は国民をだまして戦争に走り負けてしまった反省からアメリカの指導の下「善人」に生まれ変わり、平和憲法を作って軍備を持たないのはえらいと思っていたのです。

 いろいろ無理な解釈などせず九条を読んで、、、
 10代の僕は「人を殺すくらいなら自分が死んだ方がええよなあ~」などと思っていたのです。
 ところが人間というやつは、年をとればとるほど死にたくなくなるのです。
 僕の母親は若いころはすぐに癌で死ぬと言っておりました。ところが、、、
 「私は早死にする」と言っていたのに90歳を過ぎた現在「長生きしたい」と言っております。

 当然、その子供である僕は徐々に簡単には死にたくなくなり、20代になると空手をかじり始めてしまいました。そして獣医学部に進学し、動物学をかじり始めると「闘争」は本能であり無くすことは無理だと考えるようになったのです。

 「世の中は競争があるから発展する」

 確かにぼ~としていても安全で、食べ物も豊富で、毎日のんびり寝ていても暮らしていける世の中は理想的ではありますが、何の発展もなく徐々にすたれていってしまうと思います。
 だからこそ神様は、人間や動物に競争心を与えたのだと思います。

 ところがこの競争というやつが厄介で、かけっこくらいなら問題はないのですが、酷い殺し合いまで発展してしまいます。だから神様は「大人の犬は仔犬の首筋は咬まない」なんてルールを与えたのです。だもんで仔犬は大人の犬に叱られたら仰向けに寝て首筋を差し出すのです。

 人間はもう少し高度に進化し、自分で道徳や宗教を考え出し自分を縛っておりました。

 でも、犬では首筋を差し出している仔犬をかみ殺してしまうやつがいるのです。
 人間も明らかにモラルや自分の宗教観から逸脱していることをわかっていながら仔犬をかみ殺すようなことをしてしまう人は存在します。

 性善説で考えると、そんな犬でも人物でも環境が悪かったからなのです。
 だから犬ならトレーニングして普通の飼い犬に戻す症例が存在しています。
 人間だって凶悪犯が刑罰を終えて立派に社会復帰した人もいるでしょう。

 だけども、僕はそんなトレーニングをする能力を持っていません。
 自分自身が自信をもって「善人」であるとは言えず、酷い噛み犬を安楽死する人に「ひどい!」とも言えずにいます。だから「死刑廃止論」にも賛成とは言いかねています。

 今回、ウクライナの侵攻を経験して、もう指導部は普通の人間ではないと思っています。(国民の皆さんは普通であると信じています)
 僕は普通の人間ですので対処できません。
 普通ではない人が「核のボタン」を握っている現実に恐れおののいています。

 3つ前の「西側諸国について」で記載させていただきましたが、普通ではない人間に対して対抗するには自分も普通ではなくなる必要があります。
 西側諸国に普通で無くなったリーダーはいません。具体的に言うと世界を救うために一都市を破壊してもよいと考えるリーダーです。

 今は友達ですが、過去にアメリカは日本に対してそれをやりました。
 しかし今はできません。なぜなら今では過去のその行為を「あれは間違っていた」というアメリカ国民がたくさんいるからです。(いまだに正しい処置だという人が多いとも聞いていますが・・・)

 だから僕は思うのです。
 競争、闘争を防ぐことはできません!
 だからルールの整備です。
 「自国やリーダーの悪口言い放題」が最低限のルールで、そのうえで競争をするようにしてほしい。国民というルール監視委員会を気にしながら競争するべきです。

 「自国の悪口言い放題国」が「自国の悪口言ったら大変なことになる国」とマラソンするなら「悪口言い放題国」は10キロの重りを背負って走るようなもんです。だって「悪口言ったら大変なことになる国」では国民の見張りがないので、マラソン途中でタクシーに乗ってもだれも文句言えないのですから、、、
 そして、それを「ずるい!」と指摘したら「フェイク!」と返されてしまうのです。

 悪口も言えないような国が国連の常任理事国であることは許されざる行為だと思っています。
 基本ルールにならないかなあ~

PS:ウクライナ侵攻については悲惨すぎるのでもう触れるのはやめようと思いましたが、やはり、絶対、忘れてしまってはいけないと思い記載を続けます。
 
  • (2022-04-09 10:35:29)
支持率80%の秘密
 もう本当に「耳にタコができまくり」なのですが、、、
 日本人は個人の責任をあいまいのものになすりつけやすいと思っています。

 またもや「耳タコ」ですが、、、
 「いじめ」なら教育委員会。(黙って見ていたクラスメートは?)
 「虐待」なら児童相談所。(泣き声に気づいていた近所の人は?)
 「戦争」なら暴走した軍部。(新聞にあおられた国民は?)

 教育委員会も児童相談所も陸軍も悪いことは悪いのだけど、、、
 マスコミは全く個人はいじりません!

 個人が責任を感じすぎて、障害を起こすことを防いでくれていることも確かなんだけど、、、
 多少は「あの時止めてあげれば・・・」「あの時警察に連絡してあげれば・・・」と考えるほうが再発は防げるのでは?と考えています。

 今回20万人の国民に囲まれて演説する大統領を見て、一層その想いが強くなりました。
 日本国民は太平洋戦争の折、みんな「行け!行け!」で、新聞は「大本営発表」で負けているのに大勝利などと報道していたのです。それを見て国民は勝利を信じていました。
 現在のロシアを見て、日本人はこのことを感じてほしいのです。

 もしも日本のリーダーが他国を侵略するようなあほな行動をしでかしたら、、、

 ロシアのテレビ局の女性のようにプラカードを出せますか?
 (もう一人女性ジャーナリストが戦争反対を訴えて会社を辞めたそうですが)
 外国にいたロシアの女優さんは亡命してロシア批判して国内にいる家族の心配をしています。僕にそんなことができるだろうか?
 ロシア兵の母親の会は子供のことが心配で戦争反対を訴えています。自分の息子が兵隊に行っていて僕にそんなことができるだろうか?

 「ほんまに女性は強いな~男はどないなっとんねん!」とぼやきながら、、、
 毎日自分にできるだろうかと自問自答しています。

 僕らは陸軍の暴走で国民が戦争に巻き込まれたと習ってきました。
 でも、巻き込まれず抵抗する人も昔も現在もいるのです。
 根性なしの僕は反対表明はできずとも反対しなかったことを恥じらう気持ちだけは持とうと誓いました。戦争犯罪人の暴走が悪いと後出しで批判するより「あの時勇気がなかったな~」と後悔するほうが再発防止になるからです。

 それでも大統領は20万人のファンに囲まれて大絶賛のもと大演説しております。
 弱虫でビビりの僕はその一人になる可能性があります。だからこそその心理状態は普通の人より理解できるのです。
 僕は自他ともに認める「めんどくさがり」です。
 おそらくめんどくさいのです。

 若者がインターネットで外国のニュースを見ている中、大統領をまるっきり信じていなくても、大統領の演説や国営メディアの映像に「ほんまかいな?」と疑問を抱いても、信じておけば命がけの反対運動もしなくて済むし楽なのです。
 そして、戦争犯罪が問われる世の中に代わると、大統領に騙されたと言い出すのです。なぜなら少しでも心をやわらげたいから、、、決して自分の責任については考えないほうが楽だから。

 「楽したがり」の僕にはよくわかります。

 弱虫の僕は20万人の中の一人になる可能性大です。
 でも「勇気ないなあ~」と自己批判する気持ちだけは忘れないようにしようと思っています。
  • (2022-04-04 10:36:19)
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