ロッキー動物病院

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上新庄道場の秘密

　じつは来年（2022年）６５歳を迎えます。
　それを機にロッキー動物病院の経営者を降りようと思っています。
　若い人が経営したほうが良いと思ったのです。

　しかしながら借金が７５歳まで残っております。４５歳の時に３０年ローンが最後のチャンスだったので信用金庫からお金を借りてロッキーを建て替えたからです。
　次の経営者に「後１０年は雇ってくれ！」とお願いしています。
　だから何も変わりませんので、ご安心を・・・
　（別に心配されてませんか？）

　なのでＨＰも変わるでしょうし、ブログも新しくなると思い、ここいらでこれまでの歩みを記録しておこうと東淀中学の職業体験の話を利用して記載しています。

　それで2021-12-18「動物病院・空手の秘密」からは、あまりにもよわみそだったんで強い人にあこがれていたら、いつでも意識しているからか有名な空手の先生に出会う機会が多かったことを記載しています。

　そんな僕は長男が小学生になった頃、豊新小学校前スーパーサンディのあるマンションに引っ越しました。
　いつも意識しているからか、引き寄せられたのかもしれません。なんと２階に空手道場がありました。
　長男がやりたいと言い出し入門したのです。それが極真中村道場でした。
　当然のごとく父親もやりだします。
　高校生の時からあこがれていたけど、怖くて入門できなかった極真空手に２０年以上かけてやっとたどり着きました。

　長男はすぐにやめてしまいましたが父親は続き、同じマンションなんで、、、
　「練習用の自分専用の部屋ができたわ」と豪語し、黒帯も習得させていただいたわけです。
　現在まで続き、少年部指導を手伝っています。

　当然、世界大会を前人未到の２連覇している中村誠総帥にも何度もお目にかからせていただき、声もかけていただきました。また、松井章圭館長にもお会いする機会に恵まれました。

　断言しますが「○○になりたい！」と想うことって人生には有益です。　

(2021-12-24 09:56:03)

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空手家の秘密　２

　僕は職業体験で「○○みたいになりたい」といつも意識していると1ｃｍづつでも夢や憧れに近づいていくと主張しました。前回から例として強くなりたいと願っていたら多くの有名な空手家の先生方にお会いする機会に恵まれたと伝えています。

　２０代の頃『喧嘩空手・極真拳』という映画が東映から封切られました。
　当然見に行った僕は、現在の僕が所属している空手、つまりフルコンタクト空手の創設者である大山倍達館長にお会いしました。舞台挨拶があったのです。
　隣には主演の千葉真一さんが座っておられたのですが、、、
　驚きました。。。あれだけ鍛えられた千葉真一さんの肩幅が狭いのです。

　そんな僕は、昭和５９年１月にロッキー動物病院を開院します。
　開業早々に大問題をしでかしてしまいます。
　（ＨＰ玄関・ロッキー動物病院誕生物語の開院編をごらんください）
　しかし驚くべきことに一緒に働いてくれる大学の後輩獣医師も現れ、、、
　ふつふつと「また空手を習いたい」という気持ちが生まれてきたのです。
　動物病院を抜け出しやすい14：00位から教えてくれるところを、全くインターネットなんて存在しない時代なので職業別電話帳で探すと、天満にある「正道会館」がヒットしました。

　創設者の石井和義館長がＫ１を作る前です。
　一度だけ組手をさせてもらい、前蹴りで悶絶させられました。その時その前蹴りをわかりやすく解説してもらい、今でもよく出します。
　ちょうど佐竹雅昭先生が内弟子でおられる頃で、いつも月謝を受け取っていただいておりました。すごく手加減した中段蹴りをもらって、あまりの恐ろしさにダウンしたふりをしたら「うそやろ！」と見破られたことがあります。
　まだ女子高生のシドニーオリンピック・テコンドー銅メダリストの岡本依子先生の上段まわし蹴りでめんたま真っ黒にしたのもこの道場でした。
　現：心魂会館大阪代表の中川啓介先生、現：心輝会代表の玉城厚志先生、テレビでおなじみの現：正道会館最高師範の角田信朗先生にも合わせていただきました。
　のちにプロの選手になった田上義久先生に稽古をつけていただき、家が近所だったこともあり天満までの阪急電車でもよく会いました。

　しかしまた黄色帯で退会してしまいます。
　「仕事が忙しくなった」と言い訳しましたが、ひとえに自分の根性のなさが原因です。

(2021-12-23 16:24:53)

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空手家の秘密

　2021-12-16「ランボーの秘密」より中学生への職業体験授業で主張したことを再現しています。

　夢、憧れを意識していると人生に分岐点がしょっちゅう現れ、そのたびに少しでも夢に近づく方を選択していくため、全く意識していない人よりどんどん近づくよ・・・という話。

　強さへのあこがれに満ち満ちた高校時代を送っていた僕は、学校に行くのが嫌でさまよっていた淡路商店街で『地上最強の空手』を観てしまったのです。
　地上最弱のよわみそだった僕は極真空手のドキュメント映像に心を奪われました。
　しかしながら、、、
　「こんな激しい稽古は無理や！」とあこがれただけでした。

　やがて、、、学費が少なくてすむ国公立の獣医大の受験に、一浪しても失敗した僕は、東京の武蔵境にある日本獣医畜産大学（現：日本獣医生命科学大学）に入学します。
　ここでまず大きな分岐点が現れるのです。
　学校のすぐ近くにボーリング場がありました。そのすぐ前にプレハブが立っており『佐藤塾』という看板がありました。

　「強くなりたい」という願望だけは持ち合わせているのですが、地上最弱の僕は大学の空手部なんて怖くて入れません。なんで、、、帰宅部で大学近くをうろついておりますと「気合」が聞こえてくるではありませんか。

　恐る恐る「空手道・佐藤塾」の窓から中を覗くと・・・
　映画で見たような実際に当てる空手をやっているではありませんか！
　「入会」したいけど勇気のない僕はしょっちゅう覗き魔になっていました。
　ある時、、、中からごっつい先生が顔を出し、、、
　「君もやらないか？」と声をかけていただいたのです。
　映画で見た佐藤勝昭師範でした。なんと第一回世界大会のチャンピオンです。

　映画のイメージ通りの喧嘩空手だったら入会できなかったと思います。
　チャンピオンでありながら佐藤先生は「僕は喧嘩嫌いなんだよ」と言う人でした。だから続いたと思います。
　ここには映画に出てきた極真空手の先生がよくやってきました。
　非常にマニアックな情報で、極真空手全盛期直撃世代しかわからないでしょうが、ウイリーウイリアムズ先生と死闘を繰り広げた佐藤俊和先生や空道を創設された東孝先生にもお目にかからせていただきました。
　怖がっている僕をしり目に喧嘩嫌いの佐藤先生の方針からか、上段まわし蹴りもすべて止めていただき、白帯は大切に扱っていただきました。

　なのに、もったいなくも、黄色帯で退会してしまいます。
　大学が忙しくなったからなどと言い訳してましたが、ひとえに僕の根性のなさが原因です。
　
　

(2021-12-20 11:09:34)

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「動物病院・空手」の秘密

　卒業させてもらった中学校での職業体験のお話ですが、、、
　前回、前々回と「映画」について語らせてもらいました。

　たまにスタッフに自慢するのですが、、、
　「動物病院・空手とググってみてみ、ロッキー動物病院は結構上位に出てくるで」

　すると、、、
　「だれが動物病院・空手と検索するんですか！」と言い返されてしまうのです。
　たしかに「動物病院・病名」で検索して上位に来るなら、その病気の治療に関して有名で自慢もできるのですが、空手ではねえ～。

　あまりもよわみそだった僕は、人一倍強くなりたいと願っていました。
　東映の空手映画、ブルースリーの作品（ジャッキーチェンはまだ現れていません）を観て強烈な憧れを抱いていたのです。

　前々回の「ランボーの秘密」に書きましたが、人生にＡＢという分かれ道が現れた場合、○○になりたいというあこがれがあるとそのあこがれに１ｃｍでも近づく方を選択します。
　そしていつもあこがれていたらＡＢの分かれ道はしょっちゅう現れるようになります。たとえ１ｃｍしか近づかなくても１日に１０回分岐点があれば１０ｃｍ近づきます。月に３ｍ近づき年にすると３６Ｍ接近するのです。対して「夢なんて見ない！」なんて宣言している人はＡＢの分かれ道の自覚すらないので、分岐点に気が付きません。１ｃｍすら近づかないのです。

　だから「○○になりたい」とあこがれを持とう。夢を持とう。
　・・・と、職業体験では主張しました。

　ＨＰ玄関の「ロッキー動物病院誕生物語・空手編」を読んでみてください。
　非常にマニアックな情報になりますが（一般の方々は？？？ですが・・・）、僕の空手遍歴です。分岐点を意識していたからか、有名な空手の先生とお会いする機会に恵まれました。

　「かなわなくとも夢は持とう、近づこう！」

　これが僕の半世紀後の後輩への言葉です。

(2021-12-18 10:13:51)

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ショートシネマの秘密

　前回から東淀中学での「職業体験」の話をさせていただいてます。
　一緒に参加していた自衛隊の方も映画（ランボー）に影響されたそうで、三日間限定ですがロッキーを観て生卵飲み込んで淀川走った僕は、自信まんまんで「○○になりたい！」というあこがれを持とうと中学生に主張しました。

　こんな僕ですから、淡路商店街にあった映画館、淡路東宝に対する思い入れたるや、誰にも負けないと自負しています。

　淡路駅を降りて淡路商店街を進むと、、、

　左手に淡路東宝がありました。

　子供の時から通っていましたが、2017年5月31日幕を閉じました。僕と同い年、昭和32年生まれ、ちょうど還暦（60歳）でした。

　恥ずかしながら、何度も書いておりますが、東淀中学から東淀川高校に進んだ僕は自転車通学だったのです。運が良かったのか、悪かったのか、途中にこの映画館が存在していました。（当時は淡路東映もあり、もっと子供の頃には駅のすぐ前に淡路大映もあったのです）

　よわみそで反撃する勇気を持ち合わせていない僕は、よくライダーキックで学生服に靴跡をつけられていました。そんなよわみそでもちょっとあこがれる女子の前でやられるのは死ぬほど嫌で、学校に行かず映画館に逃げ込んでいたのです。

　淡路東映で千葉真一さんの「喧嘩空手極真拳」、淡路東宝で「燃えよドラゴン」を観た僕は「○○になりたい！」（○○は強く）と強烈に願いました。

　その想いは続き、、、
　2016年、シナリオセンター40周年ショートシネマコンテストに淡路東宝が舞台の作品で参加することになります。

　
　ＰＳ：よかったら右上サーチで「淡路商店街」「淡路東宝」と検索してみてください。むちゃくちゃたくさん駄文が出てきます。

(2021-12-17 10:38:39)

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