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きみの瞳が問いかけているの秘密
 なんか、アメリカの大統領選挙のニュースを眺めていると、、、
 「これがGDP世界一の国か~~~」とため息しか出ません。

 こんな時は「映画」です。
 逃避かもしれませんが、、、映画には確実に人生を変える力があります。
 「ロッキー」という映画を観て「ロッキー」という名の動物病院をやり始めた男が言うので、少しばかりは信頼性があるはずです。

きみの瞳.jpg 前回予告動画を掲載させていただきました。

 僕はほぼアルコールを飲みません。
 付き合いで乾杯くらいはすることがありますが、晩酌なんぞは欲しいと思ったことがありません。ビールよりお~いお茶の濃いやつが好きです。

 だもんで、、、
 「よっぱらい」のイメージが定着している吉高由里子さんは、正直苦手でした。
 横浜流星くんのキックボクシングを観たくて映画館に足を運んだのです。

 と、ところが、、、
 物語の冒頭、出会いのシーンで圧倒されました。

出会い.jpg 吉高さんの視覚障害の方の演技に、、、

 しかも、ほぼスッピン。
 イメージが180度変わってしまった。

 流星くんが演じる篠崎塁は過去に罪を犯しています。
 そのため、自分に明るい未来はないと思っています
 そして、吉高さんが演じる柏木明香里は交通事故で両親を失い、自分の視覚も失われてしまっています。その事故の責任は自分にあると責め続けて生きているのです。
 だから、どこかで、幸せになってはいけないと思っているようです。

 そんな二人が出会うのです。
 思わず引き込まれる出会いなのです。
 こんな言い方をしたら失礼かもしれませんが、視覚障害の使い方が見事です。

 そして、二人が抱える「責任」がリンクしてきます。
 「偶然すぎるやろ!」とツッコミを入れ、鼻水が出ないように自分の感情を制御しようとするのですが、、、
 マスクが鼻水でべとべとになってしまいます。
 「マスクの替えをお持ちください」というCMはウソではありません。

 すれ違いや、再会も「偶然」のオンパレードで、ツッコミ入れまくるのですが、、、
 二人の演技と、見事な視覚障害の使い方に、、、
 「その手があったか!」と冷静を装いつつ(一応シナリオ教室に通ってますんで)鑑賞するのですが、、、か、か、感動してしまいます。

PS:おりしも大阪市とアメリカで住民投票があった昨今、2020-10-27に紹介した「望み」も「きみの瞳が問いかけている」も「責任」という言葉を念頭に置いて鑑賞されることをお勧めします。
  • (2020-11-05 18:36:49)
キックボクシングの秘密 2
 「え! 日本がアメリカと戦争したんですか?」などとおっしゃるように、、、
 信じられないでしょうが、昔からボクシングはありましたが、キックボクシングはありませんでした。
 1966年(昭和41年・僕は9歳)1月30日に日本キックボクシング協会が設立され、4月11日に大阪府立体育会館で初めての興行が行われたのです。
 そしてテレビ中継が始まったのです。

 「ど~も日本では個人の責任が議論されずに、なんか大きなものの責任にして終わることが多いなあ~」(前々回の「戦争反対の秘密」をご覧ください)
 ・・・と感じていた僕は、大阪都構想の住民投票やアメリカ大統領選を目の当たりにして、政治に興味ない僕でさえ、色々考えなくてはならなくなり、また映画に逃避してしまいました。



 主人公がキックボクサーでして、演じる横浜流星さんが僕と同じ系列の空手をやっていたらしく、前から注目していました。
 (2020-03-11「白黒パンダの秘密」参照)
 調べたら、キックボクシングの創成期には伝統派空手(寸止めルール)に対して、当ててみないとわからんでしょうと考えた空手家の先生たちが関わっていました。

 空手の先人たちを尊敬している僕は、客層からは逸脱していることはわかっているのに映画館を訪れたのです。そしたら格闘技ファン層もいて「君の膵臓を食べたい」よりずっと居心地がよかったです。

 で、鑑賞してみたら、、、
 自分の責任を考えすぎる青年と自分の責任を考えすぎる女性のラブストーリーでした。
 責任から逃避したら責任の物語を見せつけられて、きっと神様から「逃げるな!」と叱られたのでしょうね。

 「う~ん、ちょっと偶然が重なりすぎやなあ~」とエラそうな批判が持ち上がりつつ観てましたが、運動能力だけでない流星君(実力は別として、先輩やから敬称略)の演技力と吉高由里子さんが演じる視覚障害をもつピュアな女性に疑念は吹っ飛び、のめりこんでしまいました。

 終盤からは、周りからすすり泣きの音が聞こえ「マスクの替えをお持ちください」というCMはウソではありません。

 「バスタオルをお持ちください」

PS:2012-08-11「キックボクシングの秘密」にキックをやっている獣医師の話を載せてます。
  • (2020-11-04 09:47:38)
横浜市の秘密
 申し訳ございません。
 あえてタグを「政治」とさせていただき、前回の「戦争反対の秘密」の答えを記載させていただきます。
 正直申しまして、僕の予想は外れました。
 「前回同様の微差、しかし今回は賛成派が勝つ」と思っておりました。

 不勉強を顧みず僭越ながら理由を述べさせていただきますと、改革好きと言われる菅首相が、規模が良く似た横浜市に比較して大阪市の公務員数が極めて多い。それを改革していったのだからと橋下徹さんを評価したからです。憲法改正を手伝ってほしいからでしょうが、、、
 僕も父が地方公務員で、そのおかげで成績が悪いにもかかわらず獣医師免許をもらうことができ、日々生活していくことが可能になった身なので、公務員の削減に対してはもろ手を挙げて賛成とは言える身分じゃあありません。
 でも、地方公務員の場合、企業のように簡単に首を切られるわけではありません。
 部署を変えられるだけです。それは嫌でしょう。僕も嫌です。

 しかしながら、二重行政解消のための住民投票だから、ネットを使って調べてみました。
 確かに大阪市は昼間の人口が多く、東京のベッドタウンとなっている横浜市とは違うなど、人口一万人当たりの職員数が多い理由が書かれたホームページはあるのですが、調べれば調べるほど多いなあと思いました。
 ところが、大阪市民の収入は下がっていく一方なのです。
 生活保護の方の人数も増える一方です。
 近年は徐々に職員数は減っているのですが、どう考えても現在の都構想反対派が推進したとは思えません。

 同じ自民党のリーダーが言っているのだから、きちんと反論すべきであると思ったのです。
 なのに、大阪市がなくなっていいんですか? という抽象論では大阪市民が納得しないと思ったからです。

 僕が本当に言いたかったのは、、、
 賛成でもいいし、反対でもいいのです。
 自分が一票を投じたことに各自が責任を持つことなのです。

 若くてひねくれていた時期、自分の一票に責任を持てないからと選挙に行かない暴挙を繰り返していた時期があります。いけないことではありますが、雀の涙ほどの一理はあるのではないでしょうか?

 友達でもクラスメートでもご近所さんでもない人間を選ぶのですよ!
 どんな人間かわからないではないですか?
 例の西宮の人みたく、変身して号泣しはったら、どうします?
 一票投じた自分が頭を丸めないといけない気になります。

 賛成派の方も反対派の方も、大阪市がどうやって生産性を上げていくのか調べていくようにしましょう。

 今回もしも賛成派が勝っていたら、住民サービスが低下すれば反対派の政党が黙っていないでしょうから、賛成票を投じた市民の出る幕はないかもしれません。
 しかし、大阪市がこれ以上倒産しかかった時、、、もしも、賛成派の政党の力が落ちていたら、、、もし、大阪市長と大阪府知事の連携が悪くなり、二重行政の無駄が今以上になってしまったら、、、

 この時こそ、大阪市民個人の力が試される時だと思います。
 
  • (2020-11-02 01:25:11)
戦争反対の秘密
 前回、映画「望み」を観て禍に巻き込まれた息子に対する父と母の想いの違いについて書きました。先の大戦においても違っていたのだろうと記載しましたが・・・

 2019-09-20「特高警察の秘密」では、蟹工船など反戦小説を書いて特高警察の拷問で死亡した小林多喜二先生のことを書きました。また2019-09-23「ヤミ米の秘密」では、敗戦後ヤミ米を摘発していた山口 良忠判事のことも書きました。山口判事は政府側の人間で、当時は警察など政府側の人間もヤミ米を食べなければ飢えてしまう状況で、摘発側の人間がそれをするわけにはいかないと、栄養失調になり、肺浸潤(結核の初期)で天に召されました。
 
 こんな歴史から、いつも戦争は軍部の暴走ばかりが言われてきたけど、国民一人一人も少しは責任を考えるべきだと思うようになりました。
 (2020-09-01「戦争責任の秘密」におそらくはじめて個人の戦争責任について語っている映画をおしらせしました)
 そう考えると、この国では「いじめ」は「教育委員会」、児童虐待は「児童相談所」の責任ばかりがニュースで流れます。
 確かにそれは当たっているけど・・・

 いじめが行われていたクラスの生徒たちや児童虐待が行われていた近所の方たちも、トラウマになったり、PTSDになったりしたら困るけれども、、、
 「あの時自分が○○○していたら」と少しは自分を責める気持ちがなければいけないのではないかと思うようになりました。

 でも、いじめだったら弱い子でしたので、自分がターゲットにされたら怖いという気持ちはよくわかります。そして高齢者になってもめんどくさがり屋なので、ご近所トラブルは御免やという気持ちも十分理解できます。
 けれど、心の痛みだけは忘れてはいけないと思っています。

 一人一人が少し「痛い」と感じれば抑止になると思っているのです。

 で、長々と言い訳が続きましたが、、、
 「戦争反対」に関してですが、恥ずかしながら空手をかじっているにもかかわらず、ど~しても武器を持っているものに対して、素手で立ち向かうことができません。

 専守防衛を成立させるためには、小学生とプロ格闘家ぐらいの差がなければ無理だと思います。だから戦争を防ぐためには、自衛隊は必要であるとかんがえており、災害救助だけでなく防衛に対しても感謝しています。
 戦時中の女性のように「純粋な平和主義」になれない自分がいます。
 (でも、けっして右ではありません)

 前回の映画「望み」の感想を読んで、純粋な平和主義者だと思われたら、高潔だと憧れますが「僕には無理」ですので記載させていただきました。

 おりしも明日は「都構想」の住民投票です。
 僕も個人の責任を考えつつ投票するつもりです。
 僕の影響など、ないに等しいのですが、僕の予想は結果が出てから記載します。
 (絶対、結果オーライの発表ではなく、外れたら外れたとはっきり言います)

 皆さん投票をしてください。
  • (2020-10-31 17:27:39)
望みの秘密
 さて前回、新型コロナ感染症が民主主義の破壊をもたらすなんて言ってしまいました。
 そんな現在、ヨーロッパで感染が拡大しています。
 ニュースによりますと第2派に対する行動制限に対してドイツでは市民のデモが行われているそうです。
 日本と違って第1波の時から各国では国家の行動制限に対して市民の過激なデモは行われていました。
 そうです。
 感染防止のために色々制限しようとすると、国家権力を行使しなければならなくなるのです。これは、今まで自由に国やリーダーの批判可能であった国が、あたかも『国の悪口が言えない国』に変身するということです。
 すなわち、民主主義の危機なのです。
 僕は、国やリーダーの悪口が言えなくなった時、はたして逆らうことができるのだろうかと自問自答しています。香港の学生さんたちになんの助けもしていない自分は、きっと逆らうことなく、へたするとおべっか使って生き残ろうとするかもしれないと思い、へんに落ち込んだりしています。

 こんな時は、、、
 「そうだ! 映画を観よう!」



 観てきました。
 余計に暗い気持ちになってしまったけれど、、、面白かった!

 見始めた前半、僕が感じた疑問は、、、
 事件に巻き込まれ、行方不明になった息子を思うお父さんとお母さんの想いの違いです。
 父と母でそんなに違いがあるのだろうか???

 でも後半にさしかかると、わが子の命だけを心配する母と、わが子の名誉を心配する父の違いに納得できました。

 だから、、、
 ついこの間、日本が戦争に巻き込まれた時。
 自分の息子に、国から赤紙が来たら、お父さんは『お国のために頑張れ!』と結構心の底から言ったのかもしれません。
 対してお母さんは世間体もあるけど、心底『そんなんど~でもいいから生きて帰って』て思っていたのでしょう。
 そのころのお母さんは、一歩下がってなどと言われていましたが、、、
 今のお母さんだったら、社会はお母さん寄りに動く可能性大です。

 正直「女性の社会進出」なんて深く考えたことがなかったけれど、世界平和のためにはよいことなのかもしれません。
  • (2020-10-27 02:38:27)
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