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絵はがき坂の秘密
 前回書いたように、今はまっているのが、さだまさし師匠の『風に立つライオン』でありますが、、、恥じらいもなく、冒頭に記載されているように、高校生の僕は同級女性が好きだと言う『絵はがき坂』にはまったのでした。

阪.jpg 「絵はがき坂」とは「オランダ坂」のことで、長崎の観光名所です。歌詞を一部コピーすると・・・

 出だしは・・・

   あなたはためらいがちに 何度も言いあぐねて
   どうしてそんなことああ 迷うのですか

 (僕)一緒に歩いている男の子が、なんか言いにくそうにしてるんかな?


   活水あたりはまだ 絵はがきどおりの坂
   つたやかづらの香り背に 学生達が通る

 (僕)オランダ坂の中でも活水学院(ミッション系の女子校)へ上る坂を絵はがき坂って言うんだってさ、、、
オランダ坂.jpg 師匠の妹が通っていたらしい。


   あなたの横顔越しに シャボン玉がいっせいに
   弾じけた気がしたのは ああ 紫陽花ですか

 (僕)紫陽花の花ことば知ってる?・・・   
あじさい.jpg 「移り気」ですやん!


   絵はがき坂を 下りながらあなたは
   やっぱり言いましたね
   ああ さよならですか

 (僕)気がつくのに40年近くかかってしまった・・・

 映画に行こうって、勇気を振り絞って誘った僕に、彼女が「さだまさしの絵はがき坂が好き」って言った意味。

                 鈍感過ぎるやろ~
 『およびでない!』
 『これまた失礼しました~』・・・古すぎるやろ~


  • (2013-07-28 01:14:14)
風に立つライオンの秘密
 もう、時効しすぎなくらい時がたっているので記載しますが、高校生だった頃、同級生の女の子が言いました。
 「さだまさし、大好き」

 以来、LP(ふる~)を聞きまくった僕。
 はまってしまいました。

 今月はとても面白かった本『お江戸日本は世界最高のワンダーランド』の話を書き綴っておりますが、ど~しても幕末に日本を訪れた外国人が「すげ~」と驚く話になってしまいます。
 それだって、さだまさしさん(まっさん)の影響なのです。

 先日、息子から指摘されました・・・
  「親父のブログ、いちいち何年何月何日を見ろってめんどうくさい!」
 
 「はいはい、わかってますけど、お手数ですが、お暇なときで結構ですので…」
 当秘密通信 2011-04-24 「ドナルド・キーン先生の秘密」見てやって!

本気.jpg まっさん著「本気で言いたいことがある」

 どんなことが書いてあるか? めんどうな方のためコピーします。

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 日本の若い世代が軽蔑すべきものとみなしている自国の過去へ、日本人が将来振り返る日が必ず来るであろう、、、略、、、その時になって日本人は昔の世界がどれほど輝いて美しいものだったか、あらためて思い返すに相違いない。その時になって彼らは嘆くにちがいない。今は消え失せてしまった古風な忍耐や自己犠牲、古風な礼儀、昔からの信仰にひそんだ深い人間的な詩情・・・
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 じつはこの文章、小泉八雲、つまりラフカディオ・ハーン先生が明治38年に書かれたものなんです。これを読んで、坂本龍馬が日本を洗濯しちゃったけれども、埃を払う程度でよかったかもしれないと考えるようになったのです。

 さて、最近の僕は自動車に乗ると、師匠の「風に立つライオンが」お気に入りです。はっきり言ってリピートしまくり・・・



 冒頭のアフリカのパーカッション、最後のアメイジング・グレイス、映像が目に浮かびます。
 ほんま、作曲も素晴らしいんだけど、師匠の詩は「泣けますなあ~」
 
 自動車で聞いている「さだまさしベスト」の解説書を読むと・・・
 この曲は、アマチュア時代からの知り合いである実在の医師・柴田紘一郎氏(長崎大学医学部卒業、後に宮崎県立日南病院長))から聞いた体験談に感銘を受けて作詞・作曲し1987年に発表した曲であるとかかれています。
 付き合っていた恋人に別れを告げてアフリカにやってきた医師のもとへ、かつての恋人から「結婚します」の手紙が届くのです。

 そして・・・

 おまけに小説にしはったんですよ!
                     絶対、読もおっと!!!
 
  • (2013-07-26 20:10:20)
異種格闘技戦の秘密
 僕の世代の男の子(?)は、ボクシング世界ヘビー級タイトルマッチ、モハメド・アリ(カシアス・クレイ)VSジョージ・フォアマンに大熱狂したはずです。その後行われたアリVSチャック・ウエップナー戦をモデルに作られた映画が、、、
ロッキー.jpg 当院通院飼主鑑賞義務映画(漢字おお!)『ロッキー』です。

 日本人も黙って見ているわけではありませんでした。
 あんときの(いや、ちがった)アントニオ猪木さんが名乗りを上げたのです。

猪木.gif アントニオ猪木対モハメド・アリは1976年(昭和51年)6月26日に行われた、新日本プロレスの企画した「格闘技世界一決定戦」の内の一試合。当時の日本のプロレス界のエースであるアントニオ猪木と、ボクシング世界ヘビー級チャンピオンのモハメド・アリによる世紀の一戦と騒がれた。試合会場は日本武道館。(ウィキペディアより)

 さて、40年前の男の子たちが、あの時の興奮を思い出したところで、前回前々回の幕末のお話に戻りますと・・・

 黒船によって、鎖国と言う名の冬眠から目を覚まされた日本人が、まずもって何をやらかしたか・・・(インターネットを調べると出てきました)

 神奈川沖に停泊するアメリカ艦隊への食糧輸送に、江戸の大相撲の力士を動員して米俵を運搬させたのです。
 ねむりを覚まされた日本人は、アメリカ人の体格のでかさに驚いたのです。
 ゆえに、日本人だって負けてねえぞと・・・
 ここは一発かましておかなきゃ・・・

 策略は成功し、アメリカ人はその体型と怪力に非常に驚き、力士を「相撲レスラー」「モンスター」と呼んだそうです。

 じつは、日米和親条約が締結されたあと、異種格闘技戦も行われたのです。(1854年2月26日)

 土俵入り、稽古相撲、米俵運びなどを見せたところ、アメリカ側の随行レスラーとボクサーが「チャンピオンに挑戦したい」と言い出し、大関の小柳常吉と幕内力士・白真弓が出てきて相撲技で粉砕します。
 面目を潰されたアメリカ側のレスラーのウイリアムとブライアン、ボクサーのキャノンの3人が同時に大関小柳に襲いかかりますが、小柳はキャノンのパンチをかわして小手投げを打って踏み付け、タックルしてきたブライアンを小脇に抱え込み、ウィリアムスを足払いで倒したあと、ベルトを掴んで吊るし上げるという一瞬の圧勝劇で終わります。

     江戸時代の力士、、、やるなあ~!!!

 猪木さん、また政界進出みたいですが、、、
 このDNAを引き継いでいるみたいなので、期待してます。

  • (2013-07-25 15:36:49)
人柄の秘密
 はて、さて・・・
土曜.jpg 土曜日(7/20)夜は北摂夜間救急病院へ
日曜.jpg 日曜日(7/21)は昼から国際交流センターへ

 消化器腫瘍とアレルギーの話、土日連荘で、熱心な先生やなあ~と騙されてはいけません。
 じつは授業中、前回のブログで書き残していることに気がついて、ヤキモキしておったのです。

 第四章--殿様稼業も楽じゃない!…「人柄主義」の威力

 人柄主義って・・なあに?

 前回記載した幕府の黒船交渉団は凄い能力を持っていたのでした。
 はたして、この優秀な官僚たちは、どのように選抜されていたのでしょうか?

 中国には科挙制度という高級官僚を選抜する試験があります。
 江戸時代の日本も、すぐにパクっていたそうです。
 しかし、、、日本のすごいところは、、、外国のものはすぐまねるくせに、そのまんま取り入れるのではなく、必ず自分たちの都合がいいように変化させてしまうのです。

 本場の科挙制度であれば、必ずトップグループしか採用しないのですが、、、
 日本の場合、ほぼ伝統的と言ってもよいくらい、トップは家柄も見栄えもよい人間をお飾りに据えて、実務は、なんだかよくわからん基準で選ばれた副官がやる事になります。(前回にも記載した、天皇と首相、政治家と官僚に引き継がれております)

 これが人柄主義なのです。

 「だいたい似たような能力の人間の中から選ぶんやったら、人格が円満で、協調性あるやつがええで~」

 江戸時代も、ごく初期に「家柄主義」に見切りをつけて「人柄主義」になったそうです。今の日本を見ていても、ほぼ、お家芸の様相を呈しておりますよね。
 ひるがえって、試験の成績が100%の科挙制度がどうなったかは・・・
 現代の中国を観察してみてください。

 僕の様な、ええかげん野郎は「あいまい」がええなあ~って思います。
  • (2013-07-22 14:59:43)
殿様の秘密
 さて、また話は『お江戸日本は世界最高のワンダーランド』にもどします。
 
 第四章--殿様稼業は楽じゃない!…「人柄主義人事」の威力

 冒頭に書かれているのは、殿様が駕籠(かご)から放り出された話です。
 江戸時代、大名を江戸城に送り届ける駕籠かき人足を『陸尺ろくしゃく』と呼んだらしいのですが、この連中、なかなかどうして現代の力を持ったどこぞの組合と同様、独自の社会を形成していて、自由奔放に振舞っていたのです。
 殿様のご意向などそっちのけで、仲間とのスピード競争に明け暮れていたそうな、

 『無謀運転』はあんのじょう殿様(間瀬和三郎)を放り出してしまい、この時の陸尺にどんな処分を下したのでしょうか???
 打ち首とか解雇のような厳しい処分じゃあなかったのです。
 この頃の陸尺は、今で言う非正規雇用でして、武家の様な肩っ苦しいところに勤める人足はなかなかおらず、慢性的な人手不足だったようです。つまり、次の奉公先は「なんぼでもあるし」ちゅう状態で・・・

 殿様の下した処分は・・・
 「駆けるな!と言っているにもかかわらず、駆けてころんで駕籠を投げ出したのは不埒千万!…でも、怪我をしたのはかわいそうじゃ…」
 なんと、驚くべきことに、見舞金まで出たのだそうです。

 このように、殿様稼業は楽でも何でもなかったようです。
 じつは江戸にいる時は、ピリピリ神経をすり減らし、すこしでも出世できるの道筋を探索していてたのです。反対に国許へ帰ると、藩の運営は側近たちがうまく回しており、へたに殿様が口を出したら、えらいことになってしまうため、のほほんとしたバカ殿を演じる必要性があったのです。殿様が運営に口を出すと、そのために誰かが切腹したり、職を失ったりするからです。
 『よきにはからえ』・・・・・てなもんです。

 首相と天皇陛下とか官僚と政治家とかに遺伝しているような関係性ですよね。

 で、最後に記載されているのが・・・

 「実はすごかった対黒船交渉」であります。
 僕のイメージでは、鎖国していて全然世間知らずの日本が、アメリカにうまいこと不利な条件を飲まされてしまった…かんじ、なんですが、、、
 けっこう、アメリカの方が準備不足であったらしく、反対に日本は用意周到で、イギリスがアヘン戦争に勝って中国に押し付けた南京条約の様な屈辱的条約を結ばされなくて済んだようです。
 しかも、最初の開国条約の相手国としては、当時世界最強の帝国主義国イギリスよりも「最古の文明国の門戸を、最新の文明国がこじ開ける」なんてコンセプトを掲げたアメリカの方がくみしやすい・・・なんて、ことまで、考慮していたらしいのです。

 やるよね~お江戸の官僚たち・・・

TPP.jpg これも、うまいことやってよね!
  • (2013-07-20 15:25:52)
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