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街の本屋さんの秘密
 暮れも迫ったこの頃・・・

 街の本屋さんを思い出します。

 クリスマス、お正月、自分の誕生日に「少年画報」や「冒険王」(漫画です)
 小学一年生などを買ってもらうのが、心底うれしかった。

冒険王.jpg 1949年~1983年・秋田書店の月刊漫画雑誌。
少年画報.png 1948年(昭和23年)『冒険活劇文庫』創刊。
 1950年(昭和25年)より『少年画報』と改題しました。
 1971年に少年キングに合併という形で休刊に至りました。

 ところが中学生ともなると、、、くそ生意気になり、、、
 梅田の旭屋書店や紀伊国屋で立ち読みばかりするようになりました。

 世間の動きもそうだったんでしょう、、、
 大型書店に押されてしまい、どこの町にもあった小さな本屋さんはなくなり始めます。

 そして今や大型書店さえアマゾンに抑え込まれてGive Up!寸前です。
 ど~考えても便利やし、在庫数ではかないません!

 でも、、、「ええのんか?」と疑問を抱いています。

 僕は企業の価値は『どれだけの人間を幸せにするか!』だと思っています。
 顧客を計算に加えるとアマゾンの一人勝ちでしょう、ぎょうさんの顧客を抱えてますしね、、、
 しかし従業員限定で考えるとどうでしょう???
 半世紀前の町の小さな本屋さんは、十分子供を大学に行かせるだけの力を持っていました。
 それが日本全国、各町内に存在していたのです。
 その数は数えきれない位いに多いと予想できます。

 ところがアマゾンと言う世界企業で働く日本人は?
 相当な給料をもらっている可能性がありますが、当時の街の本屋さん数より極めて少ないはずです。

 ね、幸せにする総数がアマゾンの方が圧倒的に少ない!!!
 だから僕は『無駄作りに励もう!』と主張しているのです。

 大流行りの大手回転ずしは大好きですが、、、
 どれだけ幸せな従業員を作っているかと言えば、昔の町の小さな寿司屋さんが流行っていたころの方が、圧倒的にたくさんの幸せな家庭を供給していたと思うのです。
 昔のくそ高いおすし屋さんから無駄を省きまくって、美味しく安い回転ずしができて、消費者の僕たちは幸せになったけど、子供を大学に行かせることができる幸せな家庭は減ったわけです。

 今までは物の価格は「安い方が良い!」が絶対だけど、、、
 将来、、、「ちょっと高いけどひと手間かかっている方がいいや!」と考える人が増えてほしいし、増やさないといけないと思っています。

 どうしてかって言うと・・・次回に・・・

  • (2019-12-16 21:53:27)
風に立つライオンの秘密 8
 「風に立つライオン」の話は「8」とありますように記載しまくっております。
 右上サーチで検索していただくと、腐るほど駄文が出てきます。

 前回記載した尊敬する中村哲先生と同じように、現地の人々に貢献し、悲しいことに銃弾に倒れて天に召されるお話なので、思いださざる負えません。

 同じように尊敬しているさだまさしさんが1987年に『風に立つライオン』という歌をリリースしました。



 元長崎大学熱帯医学研究所の医師・柴田紘一郎先生がモデルに、さだまさしさん(まっさん)が作った曲です。
 この歌を聴いて医学部に進学した人がいっぱいいるはずです。

 そしてまっさんはこの曲をもとに小説を書きました。

小説.png 2013年に幻冬舎から出版されています。

 主人公島田航一郎は長崎大学からケニヤの熱帯医学研究所に派遣された医師です。
 現地の人々のために必死で働き、中村哲先生のように銃弾に倒れてしまいます。
 この物語に感動した大沢たかおさんが企画して2015年に映画化されました。



 この物語の主題は『希望のバトン』です。
 航一郎先生は天に召されても現地の人にバトンを残しました。
 それはこの物語では『聴診器』として描かれています。

 逢えて詳しくの記載しませんが、ぜひご鑑賞ください。

 中村先生も用水路を筆頭にたくさんのバトンを残されたと思います。
 冥福をお祈りします。

  • (2019-12-13 12:19:22)
アフガニスタンの秘密
 3つ前2019-12-04「香港法案の秘密」でえらそうなことを書いてしまいました。
 自分では何の行動もしていないくせに・・・
 言えた義理ではないですよね!!!

 でも、しかし、、、
 あれだけ商売人のトランプ大統領でさえ香港法案に署名するんですから、、、
 日本の与党も大きな市場を無視できないことはよくわかりますが、なんらかの行動を起こしてほしかったのです。そして与党以上に人権に敏感な野党こそ「政府はなんの行動もしないのか?」と抗議してほしかったのです。
 でないと、、、世界中の国がリーダーが税金使って自分の支持者ばかりで花見をしても、何も言えない国になってしまいかねません。
 だから何の行動も伴わないくせに、偉そうなことを言ってしまいました。

 そんな中、絶対偉そうに言っても許される人が殺されてしまいました。

中村先生.jpg 中村哲先生です。

 1973年・九州大学医学部卒業。
 1984年・パキスタン北西辺境州の州都ペシャワールに就任し20年以上にわたってハンセン病を中心とする医療活動に従事しておられました。
 2010年・医療よりも水の供給の方が大きな問題であるとして、福岡県の山田堰をモデルにして建設していたガンベリー砂漠まで総延長25kmを超える用水路が完成させました。これによって約10万人の農民が暮らしていけるようになったのです。
 2016年・現地人が自分で用水路を作れるように学校を作り始め、クリスチャンであるにもかかわらず住民の要望によりモスク(イスラム教の礼拝堂)やマドラサ(イスラム教の教育施設)を建設し、旭日双光章を受章しました。
 2018年・アフガニスタンの国家勲章を受章。

 そして今年(2019年)10月7日、アフガニスタンでの長年の活動が認められ、同国の名誉市民権を授与されたのです。

 なのに・・・

 12月4日・アフガニスタン東部ナンガルハル州の州都ジャラーラーバードにおいて、車で移動中に銃撃を受け右胸に一発被弾しました。意識はあったそうですがアメリカ軍のバグラム空軍基地へ搬送される途中で天に召されてしまいました。

 これだけ行動を伴った方なら、少々偉そうなことを言っても絶対許されるのです。しかしながら、僕のようになんの行動も伴っていないものは絶対に黙っておくべきでして、本当に国やリーダーの悪口が言えなくなった時に、自分の考えで動けるかどうかをいつも自分に問いかけておくべきなのです。

 先生の1000分の1でも役に立っているとは思えないのに駄文を書き殴っている自分を恥ずかしく思います。
  • (2019-12-12 09:46:58)
鼻曲がり病の秘密
 前回ブタの病気について調べてみました。
 そしたら、大学以来見たことも触ったこともなかったブタについて思いだしことがあります。

大学.png 僕が卒業したのは昭和56年(1981年)

 現在は「日本獣医生命科学大学」と言います。

近代的.jpg 近代的な建物に替わってしまいました。
doubutuiryousennta-.jpg 動物医療センタ―も出来ました。

 僕の学生時代、大学に存在した動物病院は街の診療所って感じでした。
 現在のロッキーの方が大きいと思います。
 古くて小さな大学でして、とても愛着を感じておりました。

 僕たちは昔の名前『日本獣医畜産大学』(にちじゅう)で呼んでます。

 もう40年程前になりますか?・・・
 豚の診療実習がありました。

 病気になってしまったブタさんが大学に運び込まれ、学生実習の各グループに一頭ずつ配属されます。学生は必死になってなんの病気か診断していくのです。

 皆が悪戦苦闘する中、僕のグループはあまりの幸運にほくそ笑んでいました。
 (ブタさんは病気に苦しんでいるというのに、もうしわけありません!)

萎縮性鼻炎.png 豚の鼻が曲がっていたからです。

 豚萎縮性鼻炎(ブタ鼻曲がり病)とはBordetella bronchisepticaの単独あるいはPasteurella multocidaとの混合感染が原因の豚の感染症です。
 前回記載した豚コレラ同様、家畜伝染病予防法において届出伝染病に指定されています。

 全く獣医学的な実力は『永遠の0』だというのに、一目瞭然であり実習をさぼりまくってしまいました。(反省!!!)

PS:冒頭の大学玄関の写真は僕の在学中の姿ではなく、今も入り口だけは超レトロなんです。
  • (2019-12-06 10:48:18)
逃走イノシシの秘密
 ニュース見ましたか?
 昨日(12/4)午前、やっと逃走イノシシが埼玉県・富士見市で捕獲されました。

 このイノシシは一昨日(12/3)東京・足立区の荒川河川敷周辺で目撃されたイノシシと同一人物(?)らしく、文字通り荒川を猪突猛進して埼玉にたどり着いたようです。

 やっと獣医さんらしいブログを書けて、安心と言うか、喜んでいるのですが、、、
 
 心配なことがあります。
 
豚コレラ.jpg 豚コレラが発生していることです。

 豚コレラ(CSF)とは、ブタおよびイノシシのウイルス性疾病であり、ヒトには感染することはありません。
 1800年代に米国で初めて発生が確認された際、同地域においてヒトのコレラが流行していたため、関連はないのに「豚コレラ」と呼ばれるようになってしまいました。
 (コレラの原因は細菌で、豚コレラはウイルスが原因です)
 (症状も全く違っています)

 現在はアジアを中心に発生し、日本では家畜伝染病予防法において法定伝染病に指定されています。
 日本では生ワクチンの使用が認められていましたが、2006年3月にワクチン接種を完全に中止し、2007年4月1日より国際獣疫事務局(OIE)の規約に基づいて、豚コレラ清浄国となりました。しかし2018年9月岐阜県岐阜市から疑わしい症例が発生したため、ワクチン接種を再開して洗浄国(豚コレラがいない国)ではなくなりました。

 現在、愛知県・長野県・滋賀県・大阪府・三重県・埼玉県と、あちこちの養豚場に感染範囲を拡大しています。
 しかしながら問題は野生のイノシシの感染で、感染が広がる主原因だと言われています。

 不幸中の幸いで、ヒトには感染しません。(人は感染した豚を食べても大丈夫)
 しかしウイルス感染した肉をブタやイノシシが食べると感染してしまいます。
 外国人観光客が持ち込んだ肉料理を野生のイノシシが食べて発生している可能性も考えなくてはいけないようです。

 そうなると、自然破壊で野生動物の居場所をなくした人間のせいです。

 ぜひ、ムツゴロウさん(畑正憲先生)の『青い闇の記録』を読んでいただきたい。
 2017-11-06「ヒグマの秘密」に記載しています。
 絶版らしいけど、アマゾンで古本が手に入ると思います。

 僕に言わせると『究極の推理小説』なんです。
 最後まで読むと・・・犯人は、、、?
 絶対予想不能の犯人です。
  • (2019-12-05 13:10:25)
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