ロッキー動物病院

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内出血の秘密

　一年なんて、あっと言う間でして、、、
　もう七夕さんですね。

　ぜひぜひ2012-07-06「七夕伝説の秘密」を読んでみてください。
　奈良から交野市を通り、枚方市に流れ、やがて淀川に合流する天野川（あまのがわ）って知ってますか？

　地元の人でも案外知らないのですが、七夕伝説の発祥の地なんです。
　もし興味がおありでしたら、右上サーチで「七夕伝説」と検索してみてください。
　交野市って非常に魅力のある土地だとわかっていただけます。
　大阪なのにメッチャ星がきれいなんです。

　毎年７月になると伝説をアピールしています。
　しかし、なんでタグが『空手』なんでしょう？
　
脚.jpg

　2017-07-10「短冊の秘密」をご覧あれ。

　昨年の七夕さんの短冊に「６０（還暦）になっても後ろ回し蹴りをだす」と書きました。

　結果・・・
　昨年の７月以来３カ月ごとに３回足の指を骨折しました。
　（別に後ろ回しで骨折したのではありません。総合格闘技の菊野克紀さんの三日月蹴りにあこがれたからでして、良かったら2017-07-07「三日月蹴りの秘密」読んで下さい）
　
　そして、、、先日、女子部との組手で、、、
　

　４回目の骨折かと思いましたけど・・・

　よかった！　内出血だけでした。（ひびくらい入ったかも？）
　しばらくすると右足の内ももにも内出血。
　同じく外ももは腫れて痛みが・・・

　さすが、しょっちゅう試合に出てはる４０台主婦です。
　ところがこの方「日傘がない！」と困っておられました。
　僕は言いました。
　「打ち身や内出血きにせんと、ＵＶ気になりますのん？」

　言い返されました。
　「打ち身や内出血は消えるけど、シミは消えません！」

　たしかに、、、『名言』です。

ＰＳ：今年の短冊は「無病息災」にします。

(2018-07-02 10:35:03)

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ワールドカップの秘密

　野球もバスケもバレーボールも全くできません。
　ゴルフなんて道具を触った事すらありません。
　かろうじてやったことあるのは、旅館でやる卓球かビリヤードくらいです。

　そんな僕がサッカー、しかもワールドカップにいちゃもんつけるなんて許されるはずありませんが、、、思い切って言ってしまいます。

　日本ＶＳポーランド戦のことです。

　一昨日（6/28）日本代表は決勝トーナメント進出を懸けてポーランドとたたかいました。
　１点取られて日本０：１ポーランドになりましたが、同時刻開催がセネガル０：１コロンビアになり日本とセネガルが並びました。
　次に順位を決定する要素はフェアプレーポイントとなります。
　これが日本はセネガルより上回っており、このままいけば決勝に行けることになりました。

　したら、、、始まったのです。
　明らかな時間稼ぎ。
　ラスト１０分は正に『無気力試合』

　アカン！　とは思いません。
　アカンのはマスコミでして、サッカーファンなど一般市民は明らかに批判しておりました。
　ところが、、、テレビでは公式に批判しません。
　なんか、どっち転んでも無難なせんしか歩みません。

　それはアカンでしょう。

　負けてもいいから、リスクを顧みず攻めまくってほしかったなあ～
　ボクシングでも判定勝ちが決まってから、逃げまくるチャンピオンより、負けるリスクを顧みずＫＯ狙うチャンピオンが大好きです。

(2018-06-30 02:37:29)

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お怪我などなかったでしょうか？

　常々、大阪の人間は災害はやってこないと思っているなどと記載していました。

　ところが、、、先日（6/18）朝、とうとう来てしまいました。
　最大震度６弱（東淀川区５強）の大阪北部地震。
　被災された皆様にお見舞い申し上げます。

　地元上新庄では毎日毎日小学生の登校を見守られていたおじいさんが亡くなられました。
　高槻市ではたまたま早くに登校した女の子が亡くなってしまいました。
　一昨日（6/19）は３人と言っていた亡くなった人も6/21の1：00現在６人に増えました。

　ご冥福をお祈りさせていただきます。

　「大阪北部地震は、やはり南海トラフの前兆の可能性」
　と書かれた記事を読みましたので、お伝えさせていただきます。

　立命館大環太平洋文明研究センターで災害リスクマネージメントの研究を行う高橋学教授の警告です。
　「地震には予兆がある。それを見逃さず、大地震に備える用意と覚悟が必要」と言っておられます。

　今回の大阪北部地震の予兆ですが、、、
　じつは、2017年の12月から今年3月にかけて、この地域付近で震度１や2といった弱い地震が頻繁に起こっていました。これを高橋教授は「予兆」であると考えるそうです。

　「有馬―高槻断層帯付近で大地震が起こる可能性がある」と先生はメディアに呼び掛けたのですが、残念ながら報道されませんでした。

　最近西日本を中心に、大きな地震が連続して起こっています。
　2016年4月の熊本地震
　2016年10月の鳥取県中部地震
　2018年4月の島根県西部地震
　2016年には韓国の慶州でも大きな地震が起こっています。

　そして、今回の大阪北部地震です。

　熊本から少しずつ、東へ東へと地震が起こっているのが分かります。
　はたして偶然でしょうか？
　予兆ととらえた方がいいのではないかと指摘されています。

　加えて、台湾でも2016年と2018年に大地震が発生しました。
　それと同時期から、沖縄・西表島・トカラ列島でも地震が頻繁に起こっています。

　先生は、フィリピン海プレートがユーラシアプレートに沈み込み、ユーラシアプレートを圧縮することによって生じている地震だと考えています。

　その先にあるのは南海トラフ地震です。
　
　しかも、スーパー南海地震と呼ばれる千葉から沖縄、台湾まで被害が及ぶ大地震なのです。

　南海トラフ地震は、今後30年で70％の確率で起きると言われていますが、明日かもしれないと考えるべきです。

　皆さん、頭にメモしておきましょう。
　（自分自身への自戒を込めて・・・）

(2018-06-21 00:42:43)

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獣医学教育の秘密

　思いっきり勉強せえへんかったくせに、畏れ多くも「獣医学教育」についてなど、神様が許してくれるはずがないとは思いますが、、、

　３回前の2018-06-10「ホットドッグの秘密」から形が似ているので「ダックスフントの秘密」へ、そして一番多い病気の「椎間板ヘルニアの秘密」へと関連しているものをつないで語っていきました。

　ふと思いだしたのです。

　もう４０年以上前になりますが、、、
　大学生の頃に考えました。

　日本獣医畜産大学（日本獣医生命科学大学）

　大学では色々教えてくれはります。

　内科・外科・発生・解剖・生理・病理など

　しかし、なんで臓器別に教えてくれへんのん？

　たとえば、まず、肝臓なら・・・

　肝臓の発生学から始まって、解剖学になり、生理学や病理学を学んで、治療学つまり肝臓の外科学・内科学を学ぶのです。

　言わば『獣医肝臓学』です。

　腎臓も心臓も膵臓・脾臓も・・・
　胃も腸も脳だって・・・

　「臓器別に教えてくれたらいいのに」って思っておりました。

　今日は大阪府立大学・獣医学科６回生の女性が見学に来ております。
　僕の疑問をぶつけてみました。

　「最近では、そんな教え方してるんかな？」と聞いてみましたが、ないそうです。
　「それあったら、めっちゃいいですね」と言ってました。
　この話を聞いていた勤務医のＴ崎先生も、、、
　「肝臓の解剖を習い、忘れてから治療の話を聞くよりええですねえ～」と言ってました。

　細長いソーセージをダックスフントと呼んでおり、ホットドッグ（熱い犬）が生まれました。その熱い犬は腰をやられやすいのです。

　「獣医数珠つなぎ教育」　　ぜひ考えてほしい！

(2018-06-15 10:53:26)

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椎間板ヘルニアの秘密

　やっとＴＡＧＳが「獣医」になりました。

　前々回、ホットドッグ（食べ物）にはまっている話から、、、
　「なんで、ソーセージはさんだパンがダックスフントやねん！」ちゅうことになり、前回ホットドッグの（歴史）を語らせていただきました。

　しかしこのまま続くと、、、
　「あいつ免許持ってるんか？」となりそ～で、病気の話もしとかんと・・・

　ダックスと言えば『ヘルニア』が有名。

　まず説明が必要ですが、、、
　日本にいるダックスフントのほとんどが、小型犬であるミニチュアダックスフントです。そのためダックスと言えばミニチュアを思い浮かべてしまいます。
　じつはスタンダードダックスフントは中型犬でありでかいのです。
　ちなみにめっちゃ小さいダックスはカニンヘンダックスフントと言います。

　そして、ヘルニアと言えば椎間板ヘルニアを思い浮かべるでしょうが、、、
　元来ヘルニアとは、体内の臓器が、体内の隙間もしくは裂けたところから飛び出してしまう症状を言います。
　だもんで、いろんなヘルニアがありまして、、、
　椎間板が飛び出したものを『椎間板ヘルニア』と言い、ダックスフントにめっちゃ多いのであります。

　犬の背骨（脊椎）は椎骨（頸椎・胸椎・腰椎・尾椎）がたくさん連なってできています。
　背骨は前後左右に動かなければいけないので、椎骨と椎骨の間には座布団、いやクッションが備わっており、これが椎間板です。

　背骨には脊髄神経が走っています。
　当院にある中からスポンジが飛び出た古い折りたたみ椅子のように、椎間板のカバーが破けて中身が飛び出したり、中から押されて形が変わったりすると、椎間板の真上に走っている太い脊髄神経を圧迫します。

　これが椎間板ヘルニアでして、神経が障害され腰・背中を痛がる、震える、歩かない、抱くと痛がるなどの症状が出てきます。
　進行すると後ろ足がもつれたり、ふらついて歩けなくなります。
　もっと進行すると後ろ足が麻痺し、つねっても痛みを感じなくなり、動かせなくなります。排尿・排便困難などの症状が見られることもあります。

　ダックスって、めっちゃカワユイのですが、その他にも・・・
　唾液が少ないからなのか、歯周病になりやすく、口の中が歯石だらけになっちゃったり、手術した時の縫合糸に過剰反応を起こして大きな塊を作ったり、、、

　飼い始める時に注意と覚悟が必要です。
　とくに吠え声での問題を起こしやすく、飼育環境の考慮も必要な犬種です。

　ぜひとも、犬を飼い始める前にご相談ください。
　これが今回一番言いたいことでして、、、
　だって、ペットショップさんで可愛い子犬見せられたら、イチコロですやん！

(2018-06-11 10:01:21)

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