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頭蓋骨の秘密
 前回、なぜ急に映画「大日本帝国」の話になったかって言うと・・・
 前々回「戦争体験の秘密」に記載した、ダイエー創業者・中内功さんのサイパンでの体験が僕の心に突き刺さっているからで、同じような体験が映画に出てくるからです。

 中内さんは敗走を続ける日本軍にいてアメリカ軍基地に対して突撃させられます。
 そこで見たものは、飢えに苦しみ「ガソリンの一滴は血の一滴」と教育されている日本兵にとって衝撃的なものでした。
 米軍基地では、そのガソリンを使ってアイスクリームを作っていたのです。

少尉.png 一方「大日本帝国」小田島少尉役の三浦友和さんは、完全に国の悪口を言えない状態の日本で、きちんと自分の頭で考えることのできる陸軍少尉でした。

 だから、自決しろと上官から命じられても非戦闘員を助けるためにアメリカ兵に対して両手を挙げて『降参』しながら出ていきます。
 (40年近く前に見た映画ですが、このシーンをはっきり覚えています。あの憧れの山口百恵さんを嫁にもらった人なのに、めっちゃかっこ悪くホールドアップして出てきはるんです)

 その海岸ではアメリカ兵と女性兵士のカップルがいちゃつき、男性兵士たちがラグビーして遊んでいました。
 それでも、ホールドアップしながらアメリカ兵たちに微笑みながら近づく小田島少尉。
 
頭蓋骨.jpg なんと、米兵たちが遊んでいるラグビーボールが日本兵の遺骨だったのです。

 おそらく理知的な少尉は、アメリカ兵も母国に帰れば優しい夫だったり、父であり、小学校の先生もいたり、花屋さんもいることを知っていたに違いありません。

 しかし、しかしながら、米兵たちに銃を乱射してしまうのです。
 
 この映画が公開された昭和57年(1982年)、僕は25歳です。
 僕はこのシーンに衝撃を受けました。
 だから日本が「国の悪口が言えない国」になるのが嫌なのです。

 きっと三浦友和さんも、このシーンに衝撃を受けて嫌いな戦争映画に出演することにしたんだと思います。
  • (2021-03-25 11:44:25)
大日本帝国の秘密
 前回は大好きなスーパーマーケット・ダイエーの創業者である中内功さんの壮絶な戦争体験のお話をしました。
 そろそろ犬や猫のお話をすべきところなのに、話は例によって映画になります。

宅間先生.png 映画「三丁目の夕日」の宅間先生です。

 いつも注射されているから、昭和33年の少年たちからは「あくま先生」と呼ばれています。
 じつは、この先生も中内功さんと同様に悲しい戦争体験をしています。
 (ぜひ映画をご覧ください。名作です)

 ある時、居酒屋で酔っ払った先生は焼き鳥を買って帰ります。
 「妻と娘に・・・」
 女将さん(小雪さん演じるヒロミさん)やお客さんは怪訝な顔をします。なぜなら先生は妻と娘を空襲で亡くしていたからです。
 帰り道先生は里山のふもとで眠ってしまいます。
 その時の夢が・・・
 「おかえりなさい」
 焼き鳥を大はしゃぎで喜ぶ娘。うれしそうに食べる妻と娘を目を細めて眺めている先生。
 ところが、ここで先生は夢から覚めてしまいます。
 目覚めると焼き鳥はタヌキが食べてしまっていました。
 
 それから先生はここに焼き鳥を運ぶようになります。
 また夢が見たいからです。タヌキに化かされたいのです。
 (映画「続・三丁目の夕日」をご覧ください。ぜひ!)

 この宅間先生を演じていたのが三浦友和さんです。
 あの山口百恵さんの旦那さんです。
 この俳優さんは「僕は戦争映画には出ない!」とおっしゃっていたのです。

大日本帝国.jpg だのに出演された『大日本帝国』

 サイパンで生き残った小田島少尉役なのですが、、、
 この少尉は当時の日本には珍しく理知的な人でして、、、
 馬鹿な上官に対して逆らって非戦闘員を守ったりします。

 つづく・・・
  • (2021-03-24 10:24:34)
戦争体験の秘密
 前々回にスーパー・ダイエーに関する思い入れを紹介しました。
 そして前回、その理由を記載しようと思ったら、横道に逸れてしまい「漢字」の話になってしまったのです。
 だから、なんでダイエーに思い入れがあるかって言うと・・・

 2014-10-02「ダイエーの秘密2」に記載してますが、読売新聞2014年10月2日の編集手帳を読んだからなのです。
 そこにはダイエーの創業者である中内功さんの戦争体験が書かれていました。
 ちょっと抜粋してみます。

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 南方戦線の夜、一人の日本兵が敵陣に斬り込みをかけた。
 宿営地をうかがうと、米兵が発動機でアイスクリームを作っている。
 「ガソリンの一滴は血の一滴」と教えられてきた日本兵は彼らの物量の差に愕然とした。
 ダイエーを創業した故・中内功氏の若き日の姿である。
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 これを見て、中内さんの戦争体験を色々読んでみました。
 南方戦線で敗走を繰り返した中内さんは、いつ同じ日本兵に食べられてしまうかもしれないという人間不信に陥ったそうです。それくらいひどい飢えに苦しんだのです。
 しかし信頼できる人間は大切であることも学び、戦争体験から一見矛盾した相反する心が生まれたそうです。

 そんな状況下、上官がアメリカ軍基地への突撃を命じます。
 そこで飢えに苦しみながら戦っている日本兵が見たのが、、、アイスクリーム!

 中内さんは手りゅう弾で重傷を負っています。
 その死にかけた時、脳裏に浮かんだのが家族で食べるすき焼きだったそうです。

 戦後、生き急ぐように「いいものを安く!」と駆け抜けた中内さん。
 中流が分厚い国が最良であると思っている僕は、大型店舗より個人商店が元気なほうが格差が少ない良い国だと思っています。
 しかしながら中内さんの生き方は、まねはようしませんが大好きです。

 『良い品をどんどん安く、より豊かな社会へ』
 新神戸オリエンタルランドに中内功さんの言葉の記念碑があります。
  • (2021-03-23 11:00:28)
漢字の秘密 2
 前回は僕が子供のころから青春期にかけて影響を受けたスーパーマーケット・ダイエーについて記載したわけですが、、、

 とっくに還暦過ぎた僕の世代は、距離感の近すぎる個人商店から、ほっといてくれる(プライバシーが守れる)スーパーに走ったわけですが、時代は変わり今の若い人は「ちょっとはいじってくれよ!」と思う人が増えたと思っています。
 しやから、個人商店・商店街が復活できる条件が揃ってきているとも思っているわけです。

 キャッシュレス化が進まない、マイナンバーが全然進まない今の日本はグローバルスタンダードからは遅れているといわれています。
 しかしながら、先進国なのにアナログからデジタルに移行しにくい日本は、案外的を射てるんではないかと考えています。
 いまだに手書きの葉書や絵手紙に感動する日本人。

デイブ.jpg デイブ・スペクターさんの言葉にハッとしました。

 「いまだに象形文字を使っている日本人ってすごいよ、かさって漢字書いてみて」

 2015-02-07「漢字の秘密」には厚切りジェイソンさんのネタを紹介してます。
 外国の方から見た方が、日本を再発見できますね。
 「一、二、三はわかる。でも四は法則からずれてるやろ!」・・・なるほど。

 具体的に言葉で表すことはできないんですが、そのうちデジタル化が進む世界は、何かの原因で頭を打つのではないかと思っています。その時、日本が注目されると思うのです。
 いまだに漢字なんて面倒くさいことに時間を使っている日本人が、、、
 小学生が漢字ドリルに使う時間を英語に使ったほうが、よほど世界で活躍できるはずなのに、、、

 なのに、なのに、大人まで漢字に夢中。クイズも大流行です。

宮崎美子.png 大ファンの漢字博士・宮崎美子さんは、
本.png 本まで書かれています。

 本家本元の中国では、どんどん略語になっていってるそうですし、韓国ではとっくの昔にハングル文字にとって代わられています。

 きれいな文字で書きたいと「習字」が盛んな日本。
 毛筆なんて使う時ないし、ペン使わなくてもパソコンプリントアウトすればいいのに、かわいい女の子が幼稚な文字を書いていたら、幻滅してしまう日本。
 きっとその無駄な時間が大切だったという日が来ると思っています。
  • (2021-03-23 03:00:44)
千林商店街の秘密
 前回記載したダイエー1号店(主婦の店ダイエー)は昭和32年に千林商店街に生まれました。僕と淡路商店街の淡路東宝と同い年です。
 そして昭和36年には、現代のスーパーマーケットの形態であるダイエー千林店もすぐ近くにできました。また昭和38年にスーパー「ニチイ」もできたのです。

 千林商店街は大型店舗と個人商店が激烈な争いを繰り返し、日本一安いと言われるようになり、大型スーパーと個人商店の両方が繁栄する商店街として有名になりました。
 その頃、日本の商店街では大型店の進出で個人商店が衰退しており、全国から千林に視察団がやって来たそうです。

 少年の頃の僕は、ド田舎の大道南(当時は南大道町)から渡し船で淀川を渡り、都会である千林に行きました。
 しかしながら千林では平服でしたが、もっと都会の梅田と言うところに出かけるときは、一張羅のブレザーなんか着せられていました。大型店舗では阪急百貨店や阪神百貨店しか知らなかった僕は、自分で洋服なんてしゃれたものを購入するニキビ面になると、店員さんが寄ってきてあれこれ勧めることのない、ほっといてくれるダイエーが大好きになりました。

ダイエー.png 懐かしいマーク、上新庄店もありました。

 商店街の八百屋では「おばちゃん、水菜とクジラ肉、甘辛ろう炊いたらうまいで!」などと顧客とコミュニケーションがとられていましたが、、、
 僕の幼児期の大道南(南大道町)では市場もなく、上田商店と言う何でも売ってる八百屋さんしかなく、、、
 「えーと、小麦粉にキャベツ、てんかす、豚肉ください」なんて言うと「ねえちゃん、お好み焼きばっかりやと彼氏逃げるで」なんて言われたりして、当時の若者は放置してくれるダイエーに走ったのです。

 ある時僕はダイエーの食料品売り場で、料理のレシピのパンフレットを見ました。
 「ご自由にお取りください」の言葉通りに手に取ると、、、
 いっぱいおいしそうな料理の作り方が記載されています。

 「あ、そうか! これが八百屋のおっちゃんの言葉の代わりや」

 こうやって消費者は個人商店から大型店舗へと流れていったわけです。
  • (2021-03-19 09:32:36)
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