ロッキー動物病院

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バランス取れてると思っている？

　自他ともに認める弱虫人間です。
　だから、漫画『沈黙の艦隊』を必死で読んで、核攻撃から日本を守るためには・・・
　大人になればなるほど、具体的に考えるようになりました。

　こう見えて、小学生の頃には憲法九条を、変に解釈を交えず、文字どおりに受け取る素直な子供でした。もし日本が侵略されたなら、侵入してきた兵隊さんを殺すくらいなら自分が死ねばいいと思っていたのです。
　ところが大人になるにつれ、死ぬのは嫌になり、高齢になると自分の子供や孫（まだいてないけど）がリーダーの悪口言えない国で生きていくことに対して拒否反応が出てきました。
　頭の構造が単純なもので、世界は『リーダーの悪口言い放題国』と『リーダーの悪口言ったらえらいことになる国』にに分割してます。

　日本が悪口言い放題であることに対して、喜びをかみしめています。だってちょっと前まで言ったらえらいことになる国だったから、、、
　その当時の話を、戦争に行ったおじいちゃんや、戦争を経験した父や母から聞いて育ったんで、逆戻りは嫌だと思って当然です。
　
　韓国が原子力潜水艦を持つとの事で、やはり日本よりもずっと現実的な国だなと思いました。
　でもしかし、日本も・・・って言い出せば、絶対反対するだろうと、、、

　ずっと不思議に思ってます。

　すぐ隣が核を持つ国である韓国。その後ろにはめちゃ核を持つ国があり、そのまた後ろにはアメリカ並みに核を持つ国が存在しています。
　反対側の少し海を隔てたところにあるのが日本で、韓国と同じ『リーダーの悪口言いたい放題国に所属しています。

　しかもこんな位置にあるのに『悪口言い放題国』の親分から「おまえらは持ったらあかん！」と言われ続けてきました。（最近はそうでもないようですが？）

　この二人が仲良くならないのが不思議で仕方ありません。
　『アメリカに払うみかじめ料、きついよなあ～』と普通だったら愚痴りあう仲なんじゃあないかなあ～？

　勉強不足であほな考えやと思われても仕方ないですが、悪口言ったら大変な国に告げ口されてるんやないでしょうか？？？

　『おまえのこと嫌いや言うとったで・・・』なんて、、、

　僕らの住んでる身近な世界、やくざ映画の世界で考えたら、仲良くなるんが普通やと思うんですけど、、、

　こんな普通の考えが、日本では偏っていると言われます。
　僕はバランス取れているつもりなんやけどなあ～

(2025-11-17 11:02:47)

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親指の力が強いんとちゃうかな？

　前回この話を記載しようとしたら､「空手」の話になってしまいました。

　じつは先日の日曜深夜に「探偵ナイトスクープ」を観たからでして、、、
　
　沖縄の体重１０５㎏で４８歳の小学校の先生からの依頼でした。
　「僕はかけっこが遅いし、スポーツは何をやってもダメなんですが、水中かけっこだけは誰にも負けない自信があります。ぜひ強いアスリートと戦ってみたい」とのこと、、、

　番組内で沖縄のプロレスラーや元サッカーの日本代表と対戦します。あげくに元阪神タイガースの超人､筋骨隆々の糸井嘉男さんにも勝利してしまうのです。

　仕事は小学校の先生ですが、家では近所の子供たちに空手を教えているとのことで､一気に距離がち縮まり、思わず食い入るように視聴してしまいました。

　若い頃の僕は自分の仕事について､よく愚痴っていたのです。
　お医者さんと比べて､収入は少ない、税金投入はない、とか、、、

　一度だけ医学の学会に出席させていただいたことがあるのですが、、、
　その迫力たるや､､､獣医学会の数百倍？？？
　製薬会社などの紹介ブースなども、華やかすぎて目がチカチカ、案内の女性は華麗で､タレントさんのようでした。
　そんなかんじで、焼き餅焼いてたんでしょうねえ～

　でも､小学校の先生は言いました。

　今、小学校の先生になる人が減ってしまった。
　色々過酷になってきた部分はあるけど､自分は楽しい、、、
　「とても楽しい仕事だと若い方々に伝えたい！」とおっしゃいました。

　ショックを受けました。
　反省しました。

　獣医は楽しい。
　若い人は目指してくださいね。

　で、、、この先生がなぜ水中かけっこが早いのか？？？
　僕が考えるには、足の親指の力がとても強いんじゃあないかな？
　空手などの武道をやるには地面をつかむ力が大切といわれております。

　僕は弱いけど・・・　

(2025-11-11 00:46:51)

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どっちが得か考えや！

　2025-10-09「万能でっせ！」に記載しましたが、豊新小学校前のスーパーサンディー２Fの極真・中村・上新庄道場で少年部指導を手伝っております。

　高校生の頃、同級生の女子にほのかな思いを抱いてもおかしくない時に、そんな人の前で制服を靴跡だらけにされ、反撃すればいいものを、それもできない弱虫で、、、

　当時非常に荒っぽい方法だけど助けてくれた同級生は、昼休みなどに腹の殴りっこを強要したのです。すると不思議なことにしばらくすると殴られることへの恐怖心が薄れてくるのです。やがて反撃できるようになり、卒業する直前に反撃することができるようになり、やっと地獄から解放されたわけです。

　で、恩返しは、本人には照れくさくってできません。
　だったら、助けてあげるやつを作ろうと思いました。
　これが空手を始めたわけでして、、、
　少年部の指導員になり、気が付いたのは『僕が今教えているのは暴力である』ということ、、、

　以来、、、「弱肉強食と言う四文字熟語があるやろ、弱いものが肉で強いやつがそれを食べると言う通り、いじめは本能なんや、一生懸命稽古したら強くなる、、、すると弱いやつをいじめたくなるんや、、、それは仕方がない、、、でもな、、、」

　と、子供たちを耳タコ状態に陥れて、、、
　「強くなって本能に負けて弱いやつを叩き始めるとな、、、これがおもろいねん！」
　「でもな、やられている方はつらいねん、恨みは忘れへんで、、、」
「君がラーメン屋さんになったとする・・・ＳＮＳであそこのラーメンにゴキブリ入ってたと呟きよるで、、、僕は６０過ぎるまで恨んどったわ、絶対そいつに仕事なんか発注するかいって思とった」
　「でもな・・・そんな弱い子と遊ばんと僕とやろうやちゅうて止めてやってみい」
　「むっちゃ感謝してＳＮＳであそこのラーメン、めっちゃうまいで！！って言いまくってくれるで！　僕は６０過ぎるまで助けてくれたやつの父親がやっている自動車整備工場から自家用車を買ったり､車検に出しとった」
　「どっちが得か､よお考えや！」と叫んでいます。

　僕は強くなって弱い者をいじめるより､助けて仲間やファン（将来の顧客）を増やす方が絶対お得だと思います。

　小学生の教育指導要領にあるらしいけど、「自分にされて嫌なことは人にはしない」なんてことが守られるなら嫁と姑の争いは３００年前になくなってると思います。
　そして子供のいじめが大きくなったのが戦争だと思うので、いわば本能ですから憲法や国際法が役に立たないんだと、、、
　大人のいじめ拡大版も、止めた方が得な世界を作らないといけないと思います。

　どっかの大統領も止めたら、ノーベル賞もらえるで～とか？？？

ＰＳ：2025-07-03「やっつけるより助けたほうが得」をご覧ください。

(2025-11-10 14:08:23)

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箕面の猿、怖かった！

　運動音痴です。
　特に球技をさせたら天下一品です。
　温泉旅館でスリッパ履いての卓球とビリヤードしか経験がありません。
　どうして空手が何十年も続いているのか？、、、今世紀最大の謎です。

　高校生の時は『バイコロジー同好会』に入っておりました。

　死語になってしまったのか､最近見聞きしなくなった『バイコロジー』ですが、、、
　ウィキペディアを覗いてみると、バイコロジー（bikecology) は、bike（バイク＝自転車）とecology（エコロジー）を合成した造語で、運転時に排出ガスを発生させない自転車を利用することで大気汚染などの公害を防ごうという社会運動である。1971年にアメリカ合衆国で提唱されたそうです。

　よく自転車で箕面の滝に行きました。
　その頃の猿は､悪さばかりしていたのです。
　怖かった！・・・
　
　昔のサイクリング車は前かごの所にハンドルバッグをつけており、、、
　愛車を置いておくと､猿に襲われ､バックの中身を取り出し始めます。
　「なにすんねん！」と取り返しに行くと脇腹を噛まれたんです。
　コーラの自販機に１００円玉を入れると、いつのまにか商品出口で猿が待っており、パクられてしまいました。
　１９７０年代の話です。

　当時、発刊されたのが前回に記載した畑正憲先生（ムツゴロウさん）の『青い闇の記録』なんです。
　お兄さんを殺した犯人はヒグマではなく､環境破壊でした。
　その頃の知床は観光ブームでして､観光客が押し寄せておりました。
　キャンプの後、ハイキングのゴミなどをヒグマが覚えてしまったんです。

　さすがの畑先生は半世紀以上前に問題提起しはったんです。
　犯人は､読んでいる読者、北海道に憧れている僕だった。

　さて、僕は思うのです。
　町に出てくるクマを撃っても､また出てきます。
　根本的な解決には鳴りません。
　何で餌付けの話が出てこないのだろう？？？

　ちなみに箕面の猿がいなくなったのは、山奥で餌付けするようになったからだそうです。
　山奥にどんぐりを撒くとか、、、できないのでしょうか？
　

(2025-11-09 08:20:07)

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自分自身にも責任があるかも？

　クマの被害が毎日テレビＮＥＷＳで流れるようになってしまいました。
　僕は獣医ですけど『クマさんがかわいそう！』という方には賛同できません。
　ひどい言い方ですけど「あんたが飼えば・・・」って吐き捨ててしまうかもしれません。

　あまりにも現実から目をそらしすぎだと思うのです。
　肉を食べないと言っても、植物だって生きています。
　どこに線を引くのでしょうか？
　蚊に刺された時、手のひらで叩いてしまわないのかなあ～？
　仏様のように吸血させてあげるのでしょうか？
　生き物にはアニメのような素晴らしい感動的な部分もありますが、眉を潜めざるを得ない残酷な一面だって有るのです。それは人間にもある一面です。

　僕は和歌山の太地町で鯨がかわいそうと言っている外国人に非常に違和感を感じます。
　彼らは日本人より肉を食べているんじゃあないかって？？？
　牛はかわいそうじゃあないのかな？

　さすがの僕でも犬を食べる事に関しては「アカン！」と思ってしまいます。
　それは犬を飼った経験があるからで、愛情を示してくれた経験を持つからです。
　鯨を飼った人っているのかなあ？

　そう考えるとムツゴロウさんだけがクマがかわいそうだと言えるのかもしれません。
　畑正憲先生はヒグマと生活してはりました。
　最初は釧路の無人島（嶮暮帰・けんぼっき）島で奥様とお嬢さんとヒグマのドンベエで暮らしていたのです。（ムツゴロウの無人島記を読んでね）
　その後対岸の浜中町に動物王国を作り、立派な施設でドンベエを飼ったのです。
　畑先生はドンベエと一緒に眠り、冬眠のだって記録をとったのです。
　世界中探しても畑先生だけで､学術的にも偉業です。

　かなり前でお手数ですが2021-07-14「ヒグマの秘密２」をごらん下さい。　

　残念なことに絶版になってしまってますが、先生の小説に『青い闇の記録』が有ります。犯人捜しの推理小説仕立てなのですが、、、
　兄がヒグマに殺されてしまいます。
　妹がなぜ？？？と知床を訪れ、原因を探ります。
　
　これ究極の推理小説でして、、、犯人は読んでいる読者なのです。
　僕にも責任があるかも？　って思ってしまったのでした。
　今こそ復刻すべきです。
　どっかの出版社がやってくれないかなあ～、、、売れると思うけどなあ～

(2025-11-07 21:06:47)

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