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空手教室の秘密
 実際の枚方警察には柔道教室はあるようですが空手教室はありません。
 しかしながら、僕の想像上の物語(2020-07-14「交野市の秘密」から綴っています)では存在しています。

 スダコ(須田航一郎・高3)のいとこ片山武雄・32才は枚方警察の刑事さんです。
 星のブランコなどでデートを重ねる圭ちゃんと牛やんを尻目に、スダコは清水の舞台から飛び降りる勢いで枚方警察に向かいます。

 「武雄にいちゃん、僕空手習いたいねん」
 「本気か? 痛いことは嫌いや言うとったくせに」
 「ちょっと色々あってん・・・」

武道場.jpg 圭ちゃんを不良から救えなかった!

 スダコは屈強な牛やんが心底うらやましかったんです。

 道場デビュー初日、スダコは死ぬほど緊張しておりました。
 なにせ周りの道場生は、いかつい顔、短い髪の毛、屈強な体の警察官と見るからに恐ろしい元不良、元暴走族たちでした。
 しかしビビリんちょではありますが、言えないけれど圭ちゃんのことが大好きなスダコは「強くなりたい!」という気持ちでいっぱいなのです。
 面倒見がよく片山刑事を尊敬している巡査の吉沢と母性本能に充ち溢れる元レディースの麗にしごかれても、必死で稽古について行きます。

 やがて、ボコボコにやられても、やられても立ち上がるスダコは道場生たちに認められていきます。
 「人間ちゅうのは少々どつかれたくらいでは死なんなあ~」と豪語するようになったスダコに、麗は「それがわかったらすぐ強くなるわ」と言われるようになりました。
 スダコは高3の夏休みで強くなるきっかけをつかんだのでした。

 そして決心するのです。

 「たとえ圭ちゃんの瞳の中に自分は映っていなくても全力で彼女を支える」
 
 「圭ちゃんが牛やんが好きなら自分はキューピットになる」

 夏休みも終わる頃には、お邪魔虫も承知の上で三人で逢うこともありました。

 つづく・・・

 
 
  • (2020-07-23 09:11:18)
星のブランコの秘密
 「恋人たちの聖地」としては、湘南の江之島よりずっと有名になるポテンシャルがあると思っている交野市。
 その理由は、ご面倒ですが2020-07-06「七夕伝説の秘密2」から読んでいただければわかります。
龍恋の鐘.png 五頭龍伝説にちなんで作られた恋人の丘。

 二人一緒に鐘をならすと永遠の愛を約束できるという龍恋の鐘があり、鐘の周りのフェンスには二人の名前や願いを書いた南京錠をかけると永遠の恋となるそうな?

 ひがみ半分ではっきり言うたる。
 「永遠なんてあらへんわ!」
 「五頭龍伝説なんて知らんやろ!」

 ・・・に比べて『七夕伝説』はみんな知ってるし、、、
 交野市の方が『恋人たちの聖地』としてはずっとポテンシャルが高いねん!


 
 で、僕の想像の話に戻りますと、、、

 七月七日、七夕の日に逢合橋(あいあいばし)で運命の出会いをした圭ちゃんと牛やんは、急速接近しデートを重ねます。
 当然、星のブランコも訪れます。
 吊り橋なんで、、、定番ですが、ぐらぐら揺れて手をつなぎ、体を触れ合うきっかけになるわけで、記念すべきファーストキッスの場所になりました。

 一方、スダコは、、、

 一大決心をします。
  • (2020-07-21 19:31:50)
金魚すくいの秘密 2
 毎年大道南小学校で開催される盆踊りで、うちの町内は金魚すくいをします。
 お手伝いすることがありますが、一応獣医なのに金魚に悪いかな?との思いがあります。

金魚すくい.jpg でもまあ、ひよこ釣りよりかはましかな?

 新型コロナのせいで今年は中止なようですが・・・

 国やリーダーの悪口が言えない国になるのがとても嫌な僕は、今の香港情勢を見ていると、つい要らんことを言いそうで、、、2020-07-14「交野市の秘密」から、僕が空想している現代の七夕伝説を書き綴っています。

 はてさて、逢合橋で運命の出会いをした圭ちゃんと牛やんは七夕祭りの帰り道、大胆にも圭ちゃんが「好きになってもうた」と告白します。そして牛やんは「運命かな?」と答えます。

 おまえはベートベンか!

 その頃、気を効かせて先に帰り、歳の離れた妹を連れてお祭りに舞い戻ったスダコは金魚すくいで妹を楽しませていました。(腕っぷしはあかんけど優しい奴なんです)

 その帰り道、、、

七夕.jpg 逢合橋で妹に話しかけます。

 「昔々、織姫さんちゅうめっちゃ可愛い女の子がおってな、牛飼いの彦星と仲ようなって付き合いだしてん。ほんなら仕事の機織りさぼりだしてんわ・・・お父さんが怒りはってな~、天の川の右と左に別れさして、年に一回、七月七日だけしか逢うたらあかんことにしはってん。その逢う場所がここや」

かささぎ.png 淀川と合流する手前にあるかささぎ橋。

 「年に1回だけやのに、雨降って川の水が増えて橋が沈んでしまうことがあるねん」
 「織姫さんかわいそ~」
 「安心し、そんな時はな、かささぎちゅう鳥が飛んで来てな、いっぱい連なって橋の替わりになって織姫と彦星逢わしてくれるねん・・・しやから逢合橋からずっと下って行ったらかささぎ橋ってあるんやで」

 スダコと妹の上にも満天の星。
 圭ちゃんと牛やん同様、この二人も大阪で見えるはずのない夜空の天の川が見えました。

 そして、金魚すくいでもらった金魚を天の川に放つスダコ。
 「うちで飼いたい」と言う妹に「狭い水槽で一生過ごすなんてかわいそうやん」と答えるスダコでした。
  • (2020-07-20 11:11:14)
織姫石の秘密
 星田妙見宮には本殿のようなものはなく、尾根沿いの石段を上がっていくと、てっぺんに拝殿があり、ご神体である大きな石「織姫石」(影向石)が奉られています。

織姫石.png たどり着くのはかなりしんどい。

 はてさて、2020-07-14「交野市の秘密」から続く、僕の想像の「現代における七夕伝説」では、 七夕祭りに出かけた三人でしたが、ドジばかり重ねたスダコは一人先に帰ります。

 自転車での帰り道、逢合橋に差し掛かると、スダコは月明かりの反射する川面を眺めました。 心は圭ちゃんに傾きまくっていましたが「牛やんと圭ちゃんはお似合いや!」と言い聞かせながら無理やり笑みを浮かべるのでした。

 その頃、圭ちゃんと牛やんは二人仲良くご神体である織姫石に向かっていました。
 
石段.png かなりしんどい石段が続きます。

 牛やんは右足に障害がある圭ちゃんをおんぶします。
 圭ちゃんは頬を染めながら言います。「背中広いなあ~」
 牛やんは「ラグビー大阪代表やし」と答えるのでした。

 やっと織姫石にたどり着いた二人は、並んでご神体を拝みます。
 そして、帰り路。
 牛やんは圭ちゃんを自転車の後ろに載せます。
 恥じらいながらできるだけ身体を密着させないようにしていた圭ちゃんが、天の川の土手沿いの道に入るとアスファルトから地道に変わったことを利用して、牛やんを強く抱しめます。
 人気のないこともあり、圭ちゃんは思い切って言います。

 「なんか好きになってしもたみたい」
 「七夕に逢合橋で逢うたからかな?」
 「始めてや、こんな気持ち」
 「運命かな」

 夜空を見上げると満天の星。
 大阪では見えるはずのない天の川が二人には見えたのでした。
  • (2020-07-19 01:44:38)
七夕祭りの秘密 2
 7年前、2013-07-08「七夕祭りの秘密」でも交野市には『七夕伝説』があるんだよと言いまくっておりますが、、、

 3つ前の「交野市の秘密」から掲載している僕の想像の物語では、七月七日に運命の出会いをした圭ちゃんと牛やんは、その夜「星田妙見宮」の七夕祭りに出かけることになります。
 なぜだか圭ちゃんに恋心を寄せてしまったスダコもついて行く羽目になりました。

 お祭りの様子は前回の「星田妙見宮の秘密」に動画を載せています。
 (それを観てご想像ください)

 鳥居の前で待つ牛やんとスダコの前へ浴衣を着た圭ちゃんがやってきます。

七夕祭り.png 素直に「かいらしーなあ~」と言う牛やん。

 圭ちゃんは牛やんのお尻をパチンと叩きます。
 スダコは牛やん以上にそう思うのですが、言葉にはできません。

輪投げ.png 三人は輪投げ屋さんに向かいます。

 しゃがんで犬の置物を狙う圭ちゃん。
 浴衣の裾から出ている圭ちゃんのふくらはぎを見て視線を逸らすスダコ。
 ゆでたように赤くなっているスダコに牛やんが「手を持ったげーや」などと恐ろしいことを言いだします。
 圭ちゃんが須田に手を差し出します。
 卒倒寸前のスダコが手を握りますが、またもや圭ちゃんの足が気になって、圭ちゃんもろとも輪投げの景品の中に倒れ込んでしまいます。
 「アホ!」と叫ぶ牛やん。
 スダコは頭を掻きながら苦笑いするしかありません。

金魚.jpg 信じられないことに、スダコは、、、

 金魚すくいの店でも、しゃがんだ圭ちゃんの足が気になって、水槽の中にダイブしてしまいます。
 あ~あ、、、

 また「アホ!」と叫ぶ牛やん。
 笑いが止まらない圭ちゃん。
 ずぶ濡れのスダコが立ち上がり照れ笑いを浮かべる。
 「あ、僕、妹も連れてきたらなあかんねん。帰るわ」と意に反して立ち去るスダコでした。

 ・・・つづく。
  • (2020-07-18 16:48:20)
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