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犬アトピー性皮膚炎の秘密 2
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十年くらい前から獣医学的な話を聞く時「この話はもう聞いた」と言わないことにしました。
なんべん聞いても忘れてしまうからです。
しやから、、、
2017-04-20「犬アトピー性皮膚炎の秘密」に記載しましたが、4/18(火)の診療終了後に京都で「犬アトピー性皮膚炎の診断と治療」と言うセミナーに出席したんですけど、5/11(木)も同じヒルズ社協賛セミナーに参加しました。
講師が大嶋先生から柴田先生に変わっただけで、、、
犬アトピー性皮膚炎についてです。
2回出席してよかった。
客観的に検査データーによって診断できるわけでなく、、、
(Favort 2010)診断基準です。
このうち5つが当てはまれば感受性85%、特異性79%なのだ。
感受性(sensitivity)とは、ある病気にかかっている人にある検査をして陽性になる割合を言います。またある病気にかかっていない人にある検査をして陰性になる割合を特異性(specificity)と言います。
犬アトピー性皮膚炎の場合、この5項目チェックがある検査に当たります。
京都で大嶋先生も言ってました。
検査データーではなく症状を見るべき。
そのためかなり漠然とした病気であり、特徴的な皮膚の変化をしっかり観察する必要があります。
2回と言わず3度でも4度でも聴いた方がええアトピー性皮膚炎の講義。
決してぼけているわけではございません。
- (2017-05-14 21:02:31)
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インスタントラーメンの秘密 2
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「無人島に行かなければならなくなったら、何を持って行く」と尋ねられたら、
迷わず『エースコックのワンタンメン』と答えます。
「あなたの最後の晩餐は」と尋ねられたら、、、
「エースコックのワンタンメンと冷ごはん」と即答します。
50年以上前の土曜日、小学校は半ドン(昼まで)です。
帰宅しても、友達と遊ぶ時間はたんまり残っています。
しかも明日は休み。
上機嫌でテレビを付けると、、、
「ホンワカチャッチャ、ホンワカチャッチャ~♪♬、ホンワカホンワカチャ~♪」
そう、吉本新喜劇です。
おかあちゃんがテーブルにドンブリを置きます。
中身はエースコックのワンタンメンに冷蔵庫の残り物の野菜、そして玉子。
当時、うちにはまだ電子ジャーがなく、おひつ(?)でしたんで冷ごはんです。
これがまた、熱いワンタンメンと合うんですわ。
・・・・・・・・・・・・・
このように子供の時に食べていたものに、人は固執します。
インスタントラーメンの創世記に幼児だった僕の世代はワンタンメン派とチキンラーメン派に二分割されます。
そして、小学校も高学年になると色んなラーメンが発売されます。
「出前一丁」「サッポロ一番」「明星チャルメラ」
第二世代のインスタントラーメンの中では・・・
『チャルメラ』が大好きでした。
しょうゆ味、ホタテの風味が病みつきになります。
(なんか変な薬はいってるんちゃうかと思うくらい・・・)
そんな僕が、近所のスーパーサボイで見つけました。
カップ麺の「チャルメラ・しょうゆ味」
しかも、、、98円、、、やす!
買わずにはいられません!
結構批判ぽいと言われる僕は、ブログでもできるだけ悪口を言わないよう心掛けているつもりです。なかでも食べ物の批判は絶対書かないつもりでした。
しかし、、、書かざるを得ません!
全然、チャルメラの味と違う。
カップヌードルやん!
PS:まあしかし、カップヌードルが98円で手に入ると思えば、、、でも、明星食品さん古いチャルメラファン離れますで~
PS:2011-01-03「インスタントラーメンの秘密」読んでみて!- (2017-05-13 11:32:53)
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ラプロスの秘密
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ラプロスって、新しく発売された猫の慢性腎臓病(CKD)の薬です。
猫の飼主さんから・・・
「新しいお薬が出るらしいんやけど、うちの子に使ってみたいんやわあ~」
などと問い合わせがあります。
飼主さん側から「使いたい!」と言われる、
初めての薬です。
だもんで、、、昨夜(5/9)製品説明のセミナーに出席しました。
慢性腎臓病(CKD)って、2017-02-07「猫の腎不全の秘密2」に書きましたが、製薬会社が とても注目しているように思います。僕は猫の市場だけでなく、人の腎不全の市場を狙っているように思えてなりません。
それはなんでかって言うと、年間500万円かかる透析費用を国が面倒見きれなくなってきているからだと思います。
(ぜひとも2016-10-15「全番組降板の秘密」を読んで下さい)
1錠・朝夜・1日2回・小さな錠剤です。
CKDとは長期間持続する腎臓の異常です。
10歳以上の猫の30~40%に見られ、5才以上の猫の死亡原因のNo1です。
ペラプロストナトリウム(BPS)
このCKDを何とかしようと出てきたのが、BPSなのだ。
(アルファベット3文字ばかりでよ~わからん!)
血管拡張作用と抗血小板作用などを持っております。
これによって腎臓の細胞が死んでいくスピードを遅くします。
(申し訳ありませんが、よみがえらせてるわけではございません)
進行を遅らせるわけです。
猫の慢性腎臓病は、早期発見がとても大切です。
ラプロスだけではなく進行を遅らせる薬は他にもあるし、食事療法食も各社から発売されていますし、動物病院では点滴もできますから・・・
進行した症例では、入院して静脈輸液するのが一番効果的ですが、僕は早期に発見して内科的に治療していくのをお勧めします。
なぜなら、全然知らんところに入院して、知らん犬の泣き声が響き、飼い主さんの姿も全く見得ないところで1か月延命しても、、、
「意味あるんかなあ~」と思ってしまうようになったからです。
飼主さんと一緒に、安心できる場所で楽しく延命できるなら、何か月でも何年でも長生きさせてあげたいと思います。
PS:しょっちゅうやってますが、また飼い主様向け「猫の慢性腎臓病セミナー」を企画します。ぜひご参加を・・・日時が決まればHP玄関でお知らせします。- (2017-05-10 14:05:06)
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世界のジョーク集の秘密
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前回記載したVRCグランドカンファレンス「乳腺腫瘍」の続きです。
犬の乳腺腫瘍に対する各国の考え方です。
まずはアメリカからです。
『避妊手術は義務やろ!』
ほとんど避妊されているので乳腺腫瘍は極めて少ないのです。
ところが、北欧では『なんでそんな自然に逆らうことすんねん!』になります。
アジアでは、まだまだ『犬に手術なんかする奴いてるん?』てな場所も多い。
一応アジアでも日本は開発されてはおりますが、、、
責任とりたくない病に侵されており『先生、決めてんか』と言われます。
このように犬の乳腺腫瘍ひとつとっても、考え方は各国さまざまです。
以前読んで、腹がよじれ、呼吸困難で死にかけた本を思い出しました。
今は時期的に記載すべき時ではないかもしれません。
しかし、みんな忘れてしまっているから、あえて記載すべきジョークが・・・
勇気がないので、、、2012-01-09「日本外交の秘密」読んでみてください。
顰蹙買ってしまうかもしれないので、今は記載しないでおきます。
無難なものを、、、
アメリカの自動車会社がロシアと日本の部品工場に製造を要請しました。
『不良品は1000個に1個にしてください』
ロシアの部品工場の返事
「大変困難な条件です。納期の延長をお願いします」
日本の部品工場の返事
「納期に向けて順調に作業が進んでいます。ただ不良品の設計図が届いておりません。早急にお願します」
なかなか良い印象を抱いていただいているようですが、、、
こんなのもあります。
ある豪華客船が沈み始めました。
船長はすみやかに海に飛び込むよう乗客に指示しなければならなくなりました。
アメリカ人には「飛び込めばあなたは英雄だ!」
イギリス人には「飛び込めばあなたは紳士だ!」
ドイツ人には「飛び込むのがこの船の規則です」
イタリア人には「飛び込むと女性にもてますよ」
フランス人には「飛び込んではいけません!」
そして日本人を飛び込ませるには・・・
「皆さん飛び込んでますよ~」
誰に対しても気軽にジョークがとばせる世の中であってほしいと思います。
PS:前回お知らせした5/14セミナー、、、ぜひ来てください!
あきらめないで!改善の余地があるかも?
高齢犬も同様です。
ぜひ聞きに来てください。
参加希望はお電話ください。(5/10まで)- (2017-05-04 12:29:15)
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乳腺腫瘍の秘密 2
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昨年10月に名古屋まで聴きに行きましたが(2016-10-31「乳腺腫瘍の秘密」参照)、先週木曜(4/27)は大阪の玉造でしたのでらくちんでした。
VRセンターのグランドカンファレンス。
しかも無料!!!
若い獣医さんは、ぜひ参加すべきでしょう!
なんでシラバスにハリウッド女優さんが?
アンジェリーナ・ジョリーさん(40)が乳がんと卵巣がんを予防するため、両側の乳房と卵巣・卵管を切除する手術を受けました。彼女は祖母、母、叔母という身近な女性を若くして乳がん、卵巣がんを発症し亡くしていたからです。
遺伝子検査を受けるとBRCA1に異常があり、何もしなければ87%の確率で乳がんを発症し、50%の確率で卵巣がんになるとわかりました。しかも彼女は極めてリスクが高いグループに属していました。そのためリスクを可能な限り減らそうと「両側乳房と卵巣・卵管の予防的切除」を決断したのです。
獣医学的な研究では、めっちゃ古いですが1985年の論文が紹介されました。
乳房全摘出(全部取る)と部分摘出(乳がんだけ取る)の治療効果ですが、生存期間(手術後何日生きたか)も無病期間(手術後再発がなかった日数)も有意差が認められませんでした。
よ~するに、どっちがええとは言いにくいということです。
しかしながら、大学病院などではどう考えても腫瘍の発生場所がなくなった方がいいに決まってますので、アンジェリーナさんのように全部取ってしまうことが多いようです。
ちなみにロッキーでは、院長がビビリだからか部分摘出が多いです。
PS:次回に続く・・・
前回お知らせした5/14セミナー、、、ぜひ来てください!
あきらめないで!改善の余地があるかも?
高齢犬も同様です。
ぜひ聞きに来てください。
参加希望はお電話ください。(5/10まで)- (2017-05-03 09:47:45)
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