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最終兵器の秘密 2
 さて前回から続きアメリカによる日本への原爆投下について記載します。
 僕は何となく原子爆弾と言いたくなく「最終兵器」などと言っておりました。
 (2013-08-01「最終兵器の秘密」参照)

 若い方々に「歴史を勉強しろ!」などと言っておきながら、僕の知識はほぼウィキペディアなので、えらそうに「歴史を語る」なんて口が裂けても言えません。

 1945年8月6日が広島市へ、3日後8月9日に長崎市に投下されました。



 こんな恐ろしい兵器に対して、リトルボーイにファットマンなんて、よく名付けたもんです!

 前回僕は「戦争を終わらせるためと百歩譲っても、3日後の長崎投下はいらないはず」と言いましたが、、、
 アメリカにだってその批判はあるのです。しかも投下した直後からです。

 「いかなる詭弁を用いようと、原爆投下の主目的が、戦闘員ではなく女子供老人などの非戦闘員の殺傷であったことを否定することはできない。そもそもアメリカは日本を挑発しなければ決して真珠湾を攻撃されることはなかっただろう」(ハーバート・フーバー 第31代アメリカ合衆国大統領)

 「原爆投下は、米国兵士の命を救うためには全く必要のないものだった。我々は日本に原爆を投下する必要はなかった」―ドワイト・アイゼンハワー (米第34代大統領 連合国軍総司令官)

 「アメリカはこの戦争を外交的手段で終了させられた。原爆投下は不要だった。日本の犠牲はあまりにも不必要に巨大すぎた。私は東京大空襲において、同僚達と、いかにして日本の民間人を効率的に殺傷できるか計画した。その結果一晩で女子供などの非戦闘員を10万人焼き殺したのである。もし戦争に負けていれば私は間違いなく戦争犯罪人となっていただろう。では、アメリカが勝ったから、それらの行為は正当化されるのか?? 我々は戦争犯罪を行ったんだ。一体全体どうして、日本の67の主要都市を爆撃し、広島・長崎まで原爆で、アメリカが破滅させ虐殺する必要があったというのか」(ロバート・マクナマラ ケネディ政権国防長官、元世界銀行総裁)

 「日本上空の偵察で米軍は、日本に戦争継続能力がないことを知っていた。また天皇の地位保全さえ認めれば、実際原爆投下後もアメリカはそれを認めたのだが、日本は降伏する用意があることも知っていた。だがトルーマン大統領はそれを知っていながら無視した。ソ連に和平仲介を日本が依頼したことも彼は無視した。この野蛮な爆弾を日本に投下したことは、なんの意味を持たなかった。海上封鎖は十分な効果を挙げていた。この新兵器を爆弾、と呼ぶことは誤りである。これは爆弾でもなければ爆発物でもない。これは”毒物”である。恐ろしい放射能による被害が、爆発による殺傷力をはるかに超えたものなのだ。アメリカは原爆を投下したことで、中世の虐殺にまみれた暗黒時代の倫理基準を採用したことになる。私はこのような戦い方を訓練されていないし、女子供を虐殺して戦争に勝ったということはできない」(ウイリアム・ダニエル・リーヒ 米海軍提督・大統領主席補佐官)

 ウィキペディアにはまだまだ掲載されています。

 もちろん僕は日本が加害者であることは十分承知しています。
 しかしながらどんなスポーツでも、勝者も敗者も『反則』は『反則』です。
 
 こんな露骨な「勝てば官軍」ってあったんやと、、、つくづく思います。

PS:しかしこんな自己批判が世に残るアメリカは、まだ良心が残っていると言えます。僕が考える良い国の基準は、国の親分の悪口が言えるかどうかです。
 
  • (2019-08-10 11:24:04)
終戦記念日の秘密 2
 前回に引き続きタグは「歴史」です。

 若い人が「え~、、、日本とアメリカが戦ったんですか?」って言ってるなんてウワサを聴くようになりました。
 百田尚樹さんが『永遠の0』を執筆した動機も、僕らの世代は親から戦争について聞いているが、僕らの子供の代には語り継いでいないからと言うてはります。だからこの小説は孫が戦争で亡くなったおじいさんがどんな人だったか探していくストーリー構成になっています。

 ぜひとも若い方々に歴史を勉強してほしいので、前回の『永遠の0』に続き映画『終戦のエンペラー』をお勧めします。
 (かなり前だけど、ぜひ2013-08-01「マッカーサーの秘密」をご覧ください)



 冒頭、いきなりニュース映像『原子爆弾』なのです。

 1945年8月6日広島、3日後長崎に投下されたのです。
 映画のストーリーではなく現実です。
 
 子供のころから、「戦争を終わらせるためには仕方がなかった」とか聞かされてきました。
 アメリカでは大勢の日本人(民間人)を救うために原爆を落としたのだと教えられていると聞きました。
 ところが今はネットで一般人がなんぼでも調べることができる時代です。
 断言することはできないけれど、日本は降伏寸前でした。
 なかなか降伏しない日本人、たしかに「本土決戦だ!」などと叫ばれていたようです。
 しかしながら百歩譲って、そうだとしても、なんで、3日後の長崎投下が必要なんだろうと疑問に思います。
 
 おじいちゃんやおとうちゃんから戦争について聞かされた世代の僕は、若い皆さんが調べてくれることを望んでいます。
  • (2019-08-09 10:35:41)
終戦記念日の秘密
 もうすぐ8月15日、終戦記念日です。
 昨年の8/16に記載した「8月15日の秘密2」では・・・
 「終戦て言うけど、はっきり言うたら敗戦や」などと本当に戦ってくれた兵隊さんには申し訳ないことを言ってしまいましたが、現実を直視することも大切だと思います。このブログの読者の方(いるんかなあ~?)だとわかると思いますが、僕は失敗学に興味を持っており、だから第二次世界大戦の敗戦を研究した本『失敗の本質』にはまっているのです。

 で、僕は「せっかく失敗したんやから・・・」と、、、
 「せっかく失敗したんやから、失敗は利用せんと」を家訓にしております。

 2017-03-11「残留日本兵の秘密」を読んでいただきますと、、、
 「戦ってくれた兵隊さんに感謝しなさい」と言われ「暴走した軍部に騙されて無謀な戦いをさせられて気の毒やとは思うけど、いったい何に感謝するんかなあ~」と思っていた僕が残留日本兵のことを調べていくうちに「やっぱり感謝すべきや!」と変化した理由がわかります。

 そんな僕は、お盆になると見る映画は、前回記載した山崎貴監督作品です。



 原作は百田尚樹さんで、右寄り発言で区役所も認めてくれませんが、、、
 この先生は東淀川区出身でして、僕の一つ上です。
 同年代で、赤川の鉄橋で汽車に一円玉轢かせたり、淀川のバクダン池で魚捕ったり、子供の頃に同じ遊びをしており親近感を持っています。

 批判する方は、ぜひ小説も読んでみてください。
 当時の軍部批判に充ち溢れています。
 映画だって何のフィルターもかけずに鑑賞すれば、思いっきり反戦映画です。
 しかも論理的だけど、ストーリー性に欠ける反戦映画ではなく、エンターテイメント性にも充ち溢れているのです。
 最後のドンデン返しには腰が抜け、そしてじわじわ感動に包まれます。

 お盆にお時間のある方は「三丁目の夕日」三部作に続き、お勧めします。
 特に小説は、日本軍が敗戦に至るまでの戦記が詳しく掲載されており勉強になります。

 失敗は勉強すべきです。
  • (2019-08-08 10:05:11)
山崎貴監督の秘密 2
 今年はすごしやすい夏だと思っていたら、梅雨が明けるやいなやめちゃくちゃな猛暑になってきました。
 皆さんと愛犬、愛猫の熱中症に気を付けてくださいね。

 HP玄関の最新ニュースに記載しておりますが、当院はお盆休みはありません。
 ただし8/10(土)~8/15(木)は午前中のみの診察になります。
 (原則通り8/11は日曜なので休診、8/12は祝日なので午前のみの診察です)

 お盆はクーラー効かせて映画三昧なんてどうですか?
 オススメは何と言っても山崎貴監督です。
 (よかったら2016-01-07「山崎貴監督の秘密」をご覧ください)

 なかでも『三丁目の夕日』は鑑賞後の清々しい気分が猛暑にぴったりです。
 
images.jpg もう14年もたったんですね、、、

 2005年公開作品です。
 日本アカデミー賞も受賞しまくり、翌年続編政策を決定しました。

続.jpg 『続三丁目の夕日』2007年公開作品です。

 舞台設定は「三丁目の夕日」が昭和33年(僕1歳)でしたが、その終了時から4カ月後(昭和34年春)が描かれています。

三丁目64.png そして、その5年後(昭和39年)が、、、

 『三丁目の夕日64』です。
 2012年公開なんで、子供だった須賀健太君が高校生になってます。

 これは絶対見てほしいのです。
 第一作目の名シーン『エアー指輪』が第二作目の回想シーンに出てきます。

PS:エアー指輪の意味が分からん人は右上サーチで「エアー指輪」を検索してください。
 
  • (2019-08-07 10:55:01)
合気道の秘密
 3つ前の「自衛隊の秘密4」で記載しましたように、、、
 「空手」を学んでいるくらい「こわがり」ですんで『合気道』にも興味を持っています。

 昨日、運転しながらFMこころを聴いていましたところ、合気道を学んだ南アフリカ出身の女性が登場しました。
 日本男性と結婚されたようでして、日本にやって来て1年たつそうです。

 パーソナリティーの「日本の印象は?」との質問には、、、
 まず最初に日本に着陸する時の風景がきれいと言うてはりました。
 「山の緑がめっちゃキレイ!」
 「南アフリカはサバンナで茶色だから・・・」

 「生活して感じることは?」の質問には、即答で、、、
 「治安がよい!」と答えてはりました。

 「子供たちだけで公園で遊ぶことができる」
 「子供たちだけで自転車で出かけることができる」

 南アフリカでは考えられない出来事で、必ず親が自動車で送り迎えし、公園で遊ぶにも付き添いが必要であったそうです。

合気道.png 南アフリカは治安が悪いので合気道の道場を作りたいとも言うてはりました。

 僕は『治安の良さ』を日本の『売り』にすべきだと思っています。

 「消費増税する前に累進課税を昔に戻せ!」と当ブログで何度も叫んでいます。
 皆さん、ぜひとも『所得税率の変遷』と検索してみてください。
 昔に比べて、高額所得者がいかに優遇されるようになったかがわかります。

 参考までに2016-06-12「天才の秘密」をご覧ください。
 ぜひとも読んでほしいのでコピーしときますが、、、

 1974年(角栄総理)、年収8000万円以上の人はかわいそうなことに75%も税金で持っていかれておりました。住民税が18%ですから・・・
 高額所得者は単純計算なら93%が税金ってことになります。
 (当然、対策はしてはったと思いますが・・・)

 死んだ親父がよく言っておりました。
「王選手や長嶋選手はな、メッチャ稼いでるけど、ど~せ税金で持っていかれるんやったら言うて寄付しはんねやで・・・」

 そしてこの時期、高度成長期の日本が世界に誇るべきことが中流層を分厚くしたことです。

 お金がないことも隠すけれども、お金がたくさんあることも隠すという日本人の特性は「中流が大好き!」ということだと思います。
 「人より劣るのも嫌だけど、人より抜きんでるのもどうかな?」って悪く言われることが多いけど、僕は長所だと思っています。

 中流が分厚いと治安がよくなります。
 ところが現在の世界情勢はドンドン中流が減り、一握りの富裕層に富が集まってきています。

 ということは世界中治安が悪くなっていくのです。
 その中で日本だけが「中流ばかりの国」になると世界中の金持ちがやって来ると考えました。
 
 どんな大金持ちも天国にお金を持って行くことはできません。
 死ぬ前に美味しいものを食べる時、周りに飢えた子供たちにいてほしいですか?
 革命が起こって、上下が逆転するかもしれないという不安にビクビクしながら余生を過ごしたいですか?

PS:しかしながら僕は共産主義は無理だと思っています。みんなで働いてみんなで分けるならさぼって寝とこうとなるからです。そしたら権力で言うこと聞かさなあかんことになり、国の親分の悪口が言えんようになるからです。だから累進課税なのです。
  • (2019-08-04 02:34:44)
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