ロッキー動物病院

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もうひとつの雨やどりの秘密　２

　「雨やどり」という曲を知っていますか？
　とてもかわゆい歌でして、僕のようなオッサンが好きだと言えばドン引きされそうな曲なのですが、高倉健さんが大好きだったらしいし、『塀の中の懲りない面々』作家の阿部譲二さんが塀の中でこの曲を聞いて足を洗ったらしいので、、、
　（よければ右上サーチで「雨やどり」と検索してみてください）

　さて、この「雨やどり」には「もうひとつの雨やどり」というアンサーソングがあります。アンサーというよりは続編？それともシリアス編かな？
　素晴らしいメロディーはもちろんのこと、卓越した詩を転載したいのですが、著作権があるため一部だけ紹介します。

　娘は器量が良いというだけで、、、幸せの半分を手にしていると、、、
　誰かが言った意地悪なお話、、、でもこっそりうなづいている自分が悲しい。

　凄い歌詞です。
　
　当ブログの常連さんなら、時々僕がセクハラ問題に文句を言ってることはご存知でしょう。
　もしも僕が若い女性に「ねえねえ、彼氏いてるん？」って聞いたら額にしわを寄せてセクハラで、なんでイケメンのお兄さんが「彼氏いるの？」って尋ねたら、微笑みながら「空き家なんですう～」やねん。
　当事者の女性がどう感じるかで決まるのは理解できます。
　僕は「きも！」と言われても悲しいけど仕方ないでしょう。
　でも、犯罪になるのはおかしい！！！
　罪になるなら、イケメンもオッサンも「彼氏いるん？」は言ってはいけない言葉にすべきです。
　同様に「肩に触れる」も「握手する」も禁止！
　イケメンと同じことなのに、気持ち悪く感じられるのは感性の問題で仕方がないかもしれません。でも犯罪になるのはおかしいと思うのです。

　問題は女性の感性だけではありません！
　会社でこの歌の主人公のような女性が、コピー用紙を床にぶちまけた場合・・・
　眉間にしわを寄せ「どんくさ～」と言われてしまいます。
　でも石原さとみさんが同じことをした場合・・・
　同様にしわを寄せても「さとみちゃん大丈夫？」になります。

　明確な差別です！！！

　なぜ会社の受付には美人が多いのか？
　なぜスチュアーデス（ＣＡと言え！）はスタイルがいいのか？

　容姿で選んでいるのは明白です。
　でも女性の人権が叫ばれるようになっているにもかかわらず、誰も問題視しない！

　自転車に乗った女子高生に「オッサンどけ！」とつぶやかれて以来、不思議に思っています。（恨みに思ってるだけやろが・・・）

　主人公の女性は容姿に自信がないようですが、なんのなんのとてもかわゆく、イケメンにもオッサンにも好意を持たれると思います。
　それがさだまさしさんの作詞作曲の力です。

　

(2021-10-04 11:09:34)

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選手村食堂の秘密

　東京オリンピックでは前回記載した弁当だけでなく、選手村でのフードロスも激しかったようです。
　ＴＢＳの報道特集（9/25土曜）で見たのですが、、、

　「ほとんどの料理がごみ箱行きで、心が痛みました」

　元従業員の方が証言してはりました。

　僕はと言えば相変わらず、、、

　「もったいない！」と言うより「捨てるんやったら僕にくれ！」と思ってしまういじましさでして、正直怒りよりも「そない指摘してあげなくても・・・」なんて組織委員会に同情してしまいました。
　だって、選手にはおいしいものをたっぷり食べてもらいたいし、そう考えたら作りすぎくらいの方がええよなと思ったのです。

　実際、外国の方には・・・
　「おいしい！」
　「メニューが豊富」
　「いつでも開いている」　なんて大人気だったようでして、、、
　ＳＮＳで大絶賛されているようです。

　でも、、、食品廃棄はもったいない！！！
　これは誰でもわかること、、、
　ところが案外気が付いていないけど、特に若い人に向けて僕が言いたいことは、

　『このニュースがテレビで流れる日本は幸せ！』だということです。

　もう完全に耳タコですが、現在は「自国の悪口言い放題国」連合ＶＳ「自国の悪口は言ってはいけない」連合の戦争中です。
　悪口言い放題国に属しているからこそ、テレビでこのニュースが流れるのです。
　悪口言ったら大変なことになる国に属していると絶対このニュースは流れません。
　日本が自国に都合の悪いことはニュースにできない国になれば、ＳＮＳで食堂が絶賛されていることだけがニュースになり、僕は鼻高々で、、、
　「世界の料理を食べたかったら東京が一番！フランス料理もイタリヤ料理も中華料理も、日本人がアレンジしたのが一番だわ」なんてえらそぶるようになるんですから、、、

　若い皆さん！
　昔と違ってこの戦いは経済活動による戦いです。
　現在、国家が強権を発揮できるほうが有利になってきているのです。
　つまり『自国の悪口言えない国』の方が勝ち始めているのです。
　還暦過ぎた僕たちは親が戦争経験者です。その不自由さを直接聞いています。
　僕らは戦争を経験していないので、その不自由さを子供たちに伝えていません。
　だから心配なのです。
　世界が自由を失い始めている自覚をもってほしいと思います。

(2021-09-28 16:39:21)

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東京オリンピック弁当の秘密

　お酒もたばこもやらない僕は、食べることだけはいじましいのです。

　学会やセミナーが好きでした。
　勉強家なのではなく、、、そういう勉強会では、製薬会社やフード会社がスポンサーになっているセミナーが開催されます。その場合、自社製品を少しでもアピールしようと無料のお弁当が配られるのです。

　それが大好きでした。（よければ右上サーチで「ランチョン弁当」と検索してみてください。めっちゃうまそうな弁当がいっぱい出てきます）

　ところが憎っくき新型コロナのせいでＷＥＢセミナーに取って代わられてしまい、弁当の楽しみがなくなってしまいました。

　ぐうたらな僕には無理でしょうが、来世はウイルス学者になって新型コロナウイルスを根絶やしにしてやりたいと思います。

　・・・閉話休題・・・

　東京オリンピック組織委員会は7月3日から8月3日までの1か月間に、およそ13万食の弁当などが廃棄されたことを明らかにしました。

　『もったいない！』と感じるべきなのに「余ってるんやったら俺にくれ！」と思ってしまうくらいいじましいのです。

　当然組織委員会は謝りました。

　しかし自分のことのように感じて、自分の周りのフードロスを何とかすることを忘れてはいけないと思います。

　スキキライすると親父から「いらんのやったら食うな！」と言われて育ちました。
　僕らの頃は給食を食べれない子は午後の授業中も食べさせられたりしていました。
　今は、これを実行したら先生はＯＵＴです。
　無理強いはいけないのかもしれないけれど、、、食べ物を粗末にする風潮にはつながっているかもしれません。

　偏食って直さなくていいのかな？？？
　もしも、もしもですよ、大災害に遭遇し、自衛隊の人が嫌いなピーマン入りのお弁当を配ってくれたら、、、こんな場合、僕の世代の人間の大半は大嫌いなものでも食べるでしょうが、、、
　
　こんなニュースを見るたびに耳タコですが、いつも僕が叫ぶ「日本人は責任を曖昧で大きなものせいにする」って思うのです。個人の責任に関しては非常に甘いと感じてしまいます。
　これこそ個人がフードロスに関して考えてみる大きなきっかけだと思います。

　じつは選手村の食堂でも、ものすごいフードロスがあったようで、、、
　次回はそのニュースで感じたことを記載します。

(2021-09-27 16:57:55)

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オランダ坂の秘密

　前回、いかに僕が鈍感で、女性の気持ちを慮ることができないか反省の念を記載させていただきました。
　そしたら、もう一つ鈍感度5200パーセントの実例を思い出してしまったのです。
　じつはかなり前にも記載してはいます。
　（2013-07-28「絵はがき坂の秘密」）

　実際に住んでみたら好きな自転車に乗りにくいため嫌になるのかもしれませんが、坂道の多い街にはあこがれています。
　長崎も一回訪れただけで、しかも同級生の家にお邪魔しただけで、うろつくこともなく、ゆっくりあちこち見て回りたいと思っています。
　代表的な観光スポットが『オランダ坂』でして、、、
　

　さだまさし先生が歌にしてはります。

　師匠と崇める人でして、なんでかは右上サーチで「さだまさし」と検索してください。たくさんの文章を読んでいただくと理由がわかります。

　その歌は『絵はがき坂』と言います。
　たくさんのオランダ坂の中で活水坂が代表的で、長崎の観光紹介の絵はがきに載っているのでそう呼ばれるようです。
　坂の途中にミッション系の女子高である「活水学園」があります。師匠の妹・佐田玲子さんが通っていたそうです。

　僕の高校時代は「もてない君」なんて明るい呼び名では表現できないくらいに悲惨でした。（2021-02-13「東淀川高校の秘密４」をご覧ください）
　反動からか、卒業すると同級生を映画なんぞに誘ったりしたわけですが、、、

　その女性が言いました。
　「さだまさしさんが好き」・・・これに影響されてしまったのですが、、、
　「絵はがき坂が好き！」・・・半世紀近く昔のことですが、まさに鈍感の極み。

　早速買ってきました。さだまさしさん（その頃はまだ師匠の凄さがわかっていません）のＬＰ。（これまた死語！）

　アップテンポの楽しげな曲なのですが、、、
　メロディーとは裏腹に歌詞をよく読むと、、、

　「あなたはためらいがちに♪♪　なんども言いあぐねて♪♪」
　「どうしてそんなに迷うのですか？？？」
　
　そしてエンディング・・・
　「ああ、さよならですか～～～」

　還暦過ぎて、よく躓いたり、頭を打ったり、感覚が鈍くなってはいますが、さすがに少しは鈍感さがましになって意味が分かります。

　相手が別れの言葉を切り出すことができず、躊躇しまくっているのです。

　僕にこの歌を好きといった意味が・・・
　つまりは「お友達でいましょうね」なのです。

　ああ、さよならですか～～～

(2021-09-23 10:17:50)

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青のりの秘密

　前回、前々回とマクドナルドの話が続いております。
　ビッグマックも好きですが、生粋の大阪人である僕は、子供のころから食べ続けている粉もんが大好物なのです。

　そのマクドの１号店のＣＭですが、1971年（昭和46年）中学生の宮崎美子ちゃんが大好きな少年に振られてしまいます。恥ずかしくて大口開けて食べれなかったからなのですが、、、

　美子ちゃんの味方である僕は、その少年を「恥じらいを慮ることができない鈍感なやつ」などと批判しました。
　批判した時には自分自身の行動を振り返る必要があります。
　初めて女性と一緒に行動した頃のことを・・・

　二十歳の頃、僕はとある女性をお好み焼き屋に誘ったのです。
　女性はすぐに異性に対して『友情』なんて言葉を使ったりしますが、、、
　男性は「異性との友情は考えられない」という人が多いようです。
　白状すると、その頃の僕もそうでして、ほのかな想いは抱いておりました。

　おいしいお好み焼きを食べた後、その女性が言ったのです。
　しかも美子ちゃんとは正反対に大きな口を開けて、、、
　「青のりついてない？」

　現在の僕が女性にその話をすると、大声で笑われます。
　「それはあかんわ！」
　「絶対無理や！」
　「悪いけどお友達やわ！」

　しかし、その頃の僕は、、、
　「僕に親しみを感じるからこそ大口開けるんや」などと思ってしまいました。
　ほんまに鈍感度2800パーセントです。
　それからもいろいろ声をかけてしまい、今の僕は恥ずかしさ3600パーセントです。

　「本当に申し訳ございませんでした」

　僕はＣＭに出てくるジージ、村上ショージさんを目指します。
　ショージさん以外では考えられないくらいの好演だと思います。

(2021-09-22 13:26:34)

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