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タイの感動ＣＭの秘密　２

　ＣＭなんで、とっても短い映像ですが映画やドラマ並に心が揺さぶられますんで、タグは「映画」です。
　タイのＣＭはすげ～ですよ！
　（今までも何度か紹介してますが）

　これ以外にも感動ＣＭがいっぱいあります。
　皆さんぜひ「タイの感動ＣＭ」とインターネット検索してみて下さい。
　人はたった３分で泣かせることができると実体験できます。

　・・・に比べて、、、

　日本の消費者金融のＣＭって、訳がわからんと思いませんか？？？

　なんで竹中直人さんがヨーロッパで危険運転しているのか？

　ラグビーしている人たちはみんな永作博美さんのファンなのか？

　社長の谷原章介さんは二人組のタレントになんの約束してんねん？

　感動もなけりゃあ、笑いもない！
　ストーリだって作ろうと思っていないとしか思えません！

　携帯会社の三太郎や白戸家と比べてみても、真面目に作っているとは思えません。
　あまりにひどいので考えてみました。
　
　これはきっと、、、
　すごく感動するＣＭでも作ろうものなら、世間から叱られてしまうからだと思います。
　みんなが消費者金融に走ったらど～すんねんと・・・

　全く不勉強なのに、勝手な事言って申し訳ございませんが、、、
　バブルがはじけてしまい、銀行が潰れると大変なことになるからと、政府は銀行を守りました。みんなが銀行に殺到し、預金を解約したら大変な事態に陥りますから当然です。
　で、それまでは、ちょっとハードルが高かった消費者ローンを大手銀行扱いにしました。
　
　確かにあぶない金融会社はなくなったかもしれません。
　でも、大手銀行と言うお堅い会社がやっているということで、、、
　ハードルが下がってしまい、かえって危なくなったとも言えますよね？
　
----------------------------------------------------------------------
　「わたし大学やめる！」
　「ど～して・・・」
　「父の会社が倒産しちゃって、債権者の人たちに迷惑かけてしまって、娘の私が私立大学に通っているなんて・・・」
　「大丈夫、今は学生ローンだってあるんだから、私たちみんなで少しずつ借りれば、あなたの学費くらいなんとかなるわよ」

　「ありがとう」と佳奈は涙ぐんだ。
　---------------------------------------------------------------------

　こんなＣＭ、顰蹙もんでしょう。
　
　僕が出した解答は、、、わざと感動させたり、笑わせたりするＣＭは作ってないのだと思います。だけど頭に刻みつけられ、記憶に突き刺さる広告をと考えられているのではないかと・・・

　困った時にすぐに思いだすようにね。

(2017-12-01 10:28:14)

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エストロゲンの秘密

　犬や猫のことではなく、人間のことだからタグは「病気」です。
　前回のアメリカ産牛肉の話の続きであります。

　でどころは、文春オンラインでして、、、
　『文春砲』も芸能人や政治家の不倫だけじゃあなく、こんなことにも炸裂させていただけると本当にありがたいです。

　さてどんな記事か？

　昔からアメリカに移住すると卵巣がんや子宮体がんが増えると言われていたそうです。
　だもんで、藤田博正医師（北海道対がん協会細胞診センター所長）は、日本人の食事の変化に注目しはったんです。

　日本とアメリカのホルモン依存性がん（乳がん、卵巣がん、子宮体がん）のデータを比較すると、アメリカは年を重ねるごとに増えているのに、なぜか日本では40代50代で腰折れ的に減っている。

　細胞が悪性腫瘍になるまで20年、30年とかかります。
　では、40代50代の方たちの食生活が30年ぐらい前にどう変わったか？・・・

　そうだ！アメリカからの輸入牛肉だ。

　　70年代から牛肉の輸入が増加しました。

　そこで半田康医師（北海道大学遺伝子病制御研究所客員研究員）を筆頭に、藤田医師を含めて8人の研究者が牛肉に含まれているエストロゲン（女性ホルモン）の濃度を調べたのです。
　藤田医師は札幌市内のあるスーパーマーケットで売っていた肉を調べたらしいのですが、、、

　結果は驚くべき数値でした。
　な、な、なんと国産牛と比較して、アメリカ産牛肉は赤身で600倍、脂肪で140倍も高かったらしいのです。

　なんでやねん！

　エストロゲンを投与すると、早く大人になって、早く出荷できるんです。
　利益が１０％アップするそうです。

　今年還暦の僕位から上は、成長期にアメリカ産の牛肉を食べていないのです。
　だから、ホルモン依存性のがんが少ない。
　（この調査だけで断言したら、トランプ大統領に怒られますけど・・・）

　文春砲をバンバン打ち上げて、日本の畜産が伸びてほしいと願っています。
　（ちょっと自己中やけど、、、命の問題ですから、、、）

(2017-11-26 22:58:34)

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牛肉の秘密

　前回「パワーポイントの秘密」は第３８回動物臨床医学会についての話にも関わらず、弁当の話になってしまいました。

　だもんで、獣医としてはランチョンセミナーの内容についても話すべきです。

　第１日目（11/18土）は、動物アレルギー検査株式会社が提供です。

　社長さんでもある増田先生が講師です。

　ご講義最後のスライドです。

　わかりました。
　科学的にアレルギーを起こしている原因物質を特定する診断を心がけます。
　（ちょっと費用が高くつくのだけど・・・）

　第２日目（11/19日）はマースジャパンリミテッドが提供です。

　皆さんご存知の『グリニーズ』の会社。

　獣医歯科学では、超有名な藤田圭一先生が講師です。
　大学の後輩でして、、、
　ふがいない先輩でごめんなさい！

　これを与えることも立派な予防歯科です。

　他で印象に残った授業は・・・
　

　一番多い腫瘍・乳腺腫瘍・新情報満載

　2017-11-02「乳腺腫瘍の秘密３」にも記載しましたが・・・
　乳腺腫瘍には女性ホルモンの影響を受けるもの（エストロジェンレセプターやプロゲステロンレセプターがあるもの）があり乳腺腫瘍摘出手術と同時に避妊手術をするとまた出てくる乳腺腫瘍の予防になります。
　ところがホルモンレセプター✚のものは良性腫瘍が多く、悪性のものはレセプターがないので、高齢犬では避妊手術はしないことが多いのです。

　で、最近、、、
　不倫ではないのですが、、、
　文春オンラインで読んだのです。
　アメリカ牛肉にエストロゲンがたくさん入ってるって・・・
　（早く成長させて、早く出荷するため、牛に投与するから）

　だからかどうか、日本人に乳がんと前立腺がんが増えてるって・・・
　（この話はまた・・・）

ＰＳ：あ～あ、またタグが「食べ物」になってしまった。
　

　

(2017-11-22 13:06:32)

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パワーポイントの秘密

　先週の土日（11/18.19）は中之島へ行きました。

　グランキューブ大阪で第38回動物臨床医学会年次大会だったのです。

　学会の話なのにタグが「食べ物」です。
　察しのいい当ブログ常連さんは「は、は～ん、弁当の話やな・・・」と思い浮かんだことでしょう。
　「そのとうり、大正解！　ランチョンセミナーですやん」
　「学術的功績は無理だと判断した僕は、ランチつきセミナーの弁当の質の向上で全国の獣医さんに喜ばれようとたくらんだのです」
　で、、、一生懸命ブログアップしています。
　嘘だと思うなら右上サーチで「ランチョン弁当」と検索してみてください。
　ぎょ～さんうまそうな弁当の写真が見れまっせ！

　第１日目（18土）表には「御料理」としか描かれていません。大きな期待を胸にフタをめくります。

　ワオ～、、、めっちゃうまそうやん！

　日本の弁当は芸術やな、、、
　九つの四角形がパワーポイントみたいです。
　パワーポイントとは？？？（知っているとは思いますが・・・）

　説明するネタを作成してそれをスクリーンに紙芝居式に映像を次々と映し出していく為のソフトです。
　僕ら町の獣医は症例検討会に利用したり、大学の先生は講義に利用します。
　
　１年前2016-11-24「御堂筋弁当の秘密」をご覧ください。
　プレゼンテーションの第一人者、ガー・レイノルズさんが書いたプレゼンテーション手法の教科書「プレゼンテーション・ＺＥＮ」が記載されています。
　実はこの本、幕の内弁当から発想したそうです。

　そして２日目（11/19日）「八角弁当」

　さんまさんも大好きだと言ってました。

　ところが水了軒、2010年に突然の経営破たんで事業停止となったのです。
　え～もう食べれへんのと悲しんみましたが、岐阜県が地盤の株式会社デリカスイトが水了軒の本社工場と関連ブランドの商標権を取得。翌年、この八角弁当が復活しました。
　「御堂筋弁当」も復活させてくれ～！！！

ＰＳ：かんじんのセミナー内容は、、、また、、、こんど

(2017-11-20 18:35:52)

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賢者は中金持ちをめざすの秘密

　邱永漢先生、１９８４年の著作です。

　2017-11-09「修正資本主義の秘密」「ジャパン・アズ・ナンバーワンの秘密」そして前々回2017-11-10「農地改革の秘密」と３回連続で高度成長期の日本が、貧富の差が少ない方向に動く、世界がモデルにすべき成長だったと主張しています。

　経済学も社会学も、小学校での「社会」以下の知識しかないくせに・・・
　まったくもって失礼極まりないブログだと自覚しております。
　しかしながら、そのころを実際に過ごしたオッサンの意見ですので、ミミズの涙位の真実は含まれているかもしれません。

　『賢者は中金持ちをめざす』は日本人にとって、手取り月収１００万円がベストだと主張しています。
　なんでかと言うと、その頃の日本の所得税・・・
　累進課税率がメッチャすごかったのです。

　「１９８０年代なんか生まれてへんわ！」と言う若い方々にお願いしたい。
　右上サーチで「累進課税」とか「所得税」とか検索してみて下さい。
　昔の所得税率がウハウハ出てまいります。

　記載してみますと・・・

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　　　　　　　　　　　　　　　2011-08-16「富裕層の秘密」より

　日本の高額所得者の所得税率を調べてみると・・・
　　　　１９７４年の最高税率が７５％、
　　　　　１９８４年の最高税率は７０％、
　　　　　１９８７年の最高税率は６０％、
　　　　　１９８９年の最高税率は５０％、
　　　　　１９９９年の最高税率は３７％　

　こんだけ下がってるんですよ！！！

　のみならず、、、住民税は１９８７年に最高税率１８％だったのが、２００７年に１０％、しかも、驚くべきことに一律です。

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　　　　　　　　　　　　　　　2013-09-03「奥様は魔女の秘密２」より

　　　　　　　　　　　　　　
　アメリカの高額所得者の所得税率を調べてみると・・・
　1950年代は、な、な、なんと90％台であります。
60年代、70年台が70％台に下がるのですが、、、
　1982年にレーガンさんが50％に下げました。
そして2005年は35％だそうです。　

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　すごくないですか？
　日本のみならず、アメリカだって、、、

　僕は消費税を上げる前に累進課税率を少しでも昔に近づけるべきだと思っています。
　それでも足りないから消費税を上げるというべきだと思っています。

　当時はめんどうだったけど、今は財務省のＨＰでもウィキペディアでも一発で調べることができるのです。
　なのに・・・
　「消費税ＵＰ反対！」は聞こえてきても「累進課税率を昔に戻せ！」は聞こえてきません。

　マスコミの給料が高いからかな？

(2017-11-16 10:58:10)

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