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金魚すくいの秘密 2
 毎年大道南小学校で開催される盆踊りで、うちの町内は金魚すくいをします。
 お手伝いすることがありますが、一応獣医なのに金魚に悪いかな?との思いがあります。

金魚すくい.jpg でもまあ、ひよこ釣りよりかはましかな?

 新型コロナのせいで今年は中止なようですが・・・

 国やリーダーの悪口が言えない国になるのがとても嫌な僕は、今の香港情勢を見ていると、つい要らんことを言いそうで、、、2020-07-14「交野市の秘密」から、僕が空想している現代の七夕伝説を書き綴っています。

 はてさて、逢合橋で運命の出会いをした圭ちゃんと牛やんは七夕祭りの帰り道、大胆にも圭ちゃんが「好きになってもうた」と告白します。そして牛やんは「運命かな?」と答えます。

 おまえはベートベンか!

 その頃、気を効かせて先に帰り、歳の離れた妹を連れてお祭りに舞い戻ったスダコは金魚すくいで妹を楽しませていました。(腕っぷしはあかんけど優しい奴なんです)

 その帰り道、、、

七夕.jpg 逢合橋で妹に話しかけます。

 「昔々、織姫さんちゅうめっちゃ可愛い女の子がおってな、牛飼いの彦星と仲ようなって付き合いだしてん。ほんなら仕事の機織りさぼりだしてんわ・・・お父さんが怒りはってな~、天の川の右と左に別れさして、年に一回、七月七日だけしか逢うたらあかんことにしはってん。その逢う場所がここや」

かささぎ.png 淀川と合流する手前にあるかささぎ橋。

 「年に1回だけやのに、雨降って川の水が増えて橋が沈んでしまうことがあるねん」
 「織姫さんかわいそ~」
 「安心し、そんな時はな、かささぎちゅう鳥が飛んで来てな、いっぱい連なって橋の替わりになって織姫と彦星逢わしてくれるねん・・・しやから逢合橋からずっと下って行ったらかささぎ橋ってあるんやで」

 スダコと妹の上にも満天の星。
 圭ちゃんと牛やん同様、この二人も大阪で見えるはずのない夜空の天の川が見えました。

 そして、金魚すくいでもらった金魚を天の川に放つスダコ。
 「うちで飼いたい」と言う妹に「狭い水槽で一生過ごすなんてかわいそうやん」と答えるスダコでした。
  • (2020-07-20 11:11:14)
織姫石の秘密
 星田妙見宮には本殿のようなものはなく、尾根沿いの石段を上がっていくと、てっぺんに拝殿があり、ご神体である大きな石「織姫石」(影向石)が奉られています。

織姫石.png たどり着くのはかなりしんどい。

 はてさて、2020-07-14「交野市の秘密」から続く、僕の想像の「現代における七夕伝説」では、 七夕祭りに出かけた三人でしたが、ドジばかり重ねたスダコは一人先に帰ります。

 自転車での帰り道、逢合橋に差し掛かると、スダコは月明かりの反射する川面を眺めました。 心は圭ちゃんに傾きまくっていましたが「牛やんと圭ちゃんはお似合いや!」と言い聞かせながら無理やり笑みを浮かべるのでした。

 その頃、圭ちゃんと牛やんは二人仲良くご神体である織姫石に向かっていました。
 
石段.png かなりしんどい石段が続きます。

 牛やんは右足に障害がある圭ちゃんをおんぶします。
 圭ちゃんは頬を染めながら言います。「背中広いなあ~」
 牛やんは「ラグビー大阪代表やし」と答えるのでした。

 やっと織姫石にたどり着いた二人は、並んでご神体を拝みます。
 そして、帰り路。
 牛やんは圭ちゃんを自転車の後ろに載せます。
 恥じらいながらできるだけ身体を密着させないようにしていた圭ちゃんが、天の川の土手沿いの道に入るとアスファルトから地道に変わったことを利用して、牛やんを強く抱しめます。
 人気のないこともあり、圭ちゃんは思い切って言います。

 「なんか好きになってしもたみたい」
 「七夕に逢合橋で逢うたからかな?」
 「始めてや、こんな気持ち」
 「運命かな」

 夜空を見上げると満天の星。
 大阪では見えるはずのない天の川が二人には見えたのでした。
  • (2020-07-19 01:44:38)
七夕祭りの秘密 2
 7年前、2013-07-08「七夕祭りの秘密」でも交野市には『七夕伝説』があるんだよと言いまくっておりますが、、、

 3つ前の「交野市の秘密」から掲載している僕の想像の物語では、七月七日に運命の出会いをした圭ちゃんと牛やんは、その夜「星田妙見宮」の七夕祭りに出かけることになります。
 なぜだか圭ちゃんに恋心を寄せてしまったスダコもついて行く羽目になりました。

 お祭りの様子は前回の「星田妙見宮の秘密」に動画を載せています。
 (それを観てご想像ください)

 鳥居の前で待つ牛やんとスダコの前へ浴衣を着た圭ちゃんがやってきます。

七夕祭り.png 素直に「かいらしーなあ~」と言う牛やん。

 圭ちゃんは牛やんのお尻をパチンと叩きます。
 スダコは牛やん以上にそう思うのですが、言葉にはできません。

輪投げ.png 三人は輪投げ屋さんに向かいます。

 しゃがんで犬の置物を狙う圭ちゃん。
 浴衣の裾から出ている圭ちゃんのふくらはぎを見て視線を逸らすスダコ。
 ゆでたように赤くなっているスダコに牛やんが「手を持ったげーや」などと恐ろしいことを言いだします。
 圭ちゃんが須田に手を差し出します。
 卒倒寸前のスダコが手を握りますが、またもや圭ちゃんの足が気になって、圭ちゃんもろとも輪投げの景品の中に倒れ込んでしまいます。
 「アホ!」と叫ぶ牛やん。
 スダコは頭を掻きながら苦笑いするしかありません。

金魚.jpg 信じられないことに、スダコは、、、

 金魚すくいの店でも、しゃがんだ圭ちゃんの足が気になって、水槽の中にダイブしてしまいます。
 あ~あ、、、

 また「アホ!」と叫ぶ牛やん。
 笑いが止まらない圭ちゃん。
 ずぶ濡れのスダコが立ち上がり照れ笑いを浮かべる。
 「あ、僕、妹も連れてきたらなあかんねん。帰るわ」と意に反して立ち去るスダコでした。

 ・・・つづく。
  • (2020-07-18 16:48:20)
星田妙見宮の秘密
 交野市には星田妙見宮があります。
 HPで縁起を調べますと・・・

 平安時代、嵯峨天皇の弘仁年間(810~824年)に、弘法大師が交野へ来られた折、獅子窟寺吉祥院の獅子の窟に入り、佛眼仏母尊の秘法を唱えられると、天上より七曜の星(北斗七星)が降り、3ヶ所に分かれて地上に落ちました。
 一つは星の森、もう一つが降星山光林寺境内、そしてもう一つがこの当宮の御神体であると伝わっています。

七夕伝説 010.jpg 僕は実際に行きました。

 小さな山の麓にあり、その山の尾根沿いに長い階段を上がっていきます。

七夕伝説 0012.jpg 山のてっぺんにご神体である大きな石があるのです。

 隕石落下によって山の半分が吹き飛び、おわん型になってしまったらしく、、、
 今日調べていて発覚したのですが、なんとアニメ『君の名は』の彗星落下で消滅した糸守村のモデルだと言われているそうです。

 古いですけど2012-07-09「星降伝説の秘密」を読んでいただきますと詳しく書いています。
 『星の森』『光林寺』『星田妙見宮』ですよ!
 林が光ってるって「ET」「未知との遭遇」しか考えられません!!!

 地図でこの三箇所をみると丁度三角形となりそれぞれの距離がおおよそ八丁(900m程度)となるので、「八丁三所」として呼ばれ古くからこの地域の名所になっていたようです。
 
 この時代にいったい誰が空中から見下ろして三角形に配置できるのでしょう?
 巨大宇宙船の3本の足が降り立ったに違いありません。(断言!)



 前々回「交野市の秘密」から、交野市を全国的に売り込むために僕が空想した物語を記載しておりますが、、、
 3人の主人公たち、圭ちゃん、牛やん、スダコは逢合橋で出会い、この星田妙見宮の七夕祭りに出かけることになるのです。

 つづく・・・
  • (2020-07-16 16:42:38)
逢合橋(あいあい橋)の秘密
 前回から交野市を江之島より有名にするためのプロジェクト『交野市が舞台の現代の七夕伝説を作れ!』を記載しています。

七夕伝説 003.jpg 物語の始まりは、当然「逢合橋」です。

 不良に絡まれた圭ちゃんを助けるため、牛嶋君(牛やん)は猛ダッシュ。
 ビビリンチョの須田君(スダコ)はおそるおそるカメの足で駆けつけます。
 頭もいいが、運動神経も抜群の牛やんはかっこよく不良を撃退。
 スダコは散乱する圭ちゃんが配達する夕刊を片付けただけです。
 (彼はこれがトラウマになり強いものに憧れ始めます)

 不良が退散すると、三人は魚が飛び跳ねる大阪とは思えない清流を眺めながら話を始めます。

天野川.jpg 橋の上から眺めると小魚がいっぱい。

 そして牛やんとスダコは、圭ちゃんの右足が義足になったいきさつを知ることになります。
 神戸の震災が原因でした。神戸の長田に住んでいた圭ちゃん一家は火事に巻き込まれます。ところが圭ちゃんの足が地震で崩れ落ちた屋根と柱に挟まれて動けません。圭ちゃんのお父さんは圭ちゃんの足と命のどっちをとるかの選択を迫られたのでした。

 当然のことながら圭ちゃんは牛やんのことが好きになりますが、やっかいなことにスダコが圭ちゃんに思いを抱き始めるのです。

 しかし、スダコは不良からも助けることができない自分に自信がありません。
 牛やんと圭ちゃんが話をしている間も逢合橋の七夕伝説が書かれた説明文を読んでいます。

 やがてスダコは興奮気味に牽牛と織姫の所にやってきます。

 「あんたら、運命って信じるか?」
 「牛やんが住んでる枚方には牽牛(けんぎゅう)石があんねん」
 「牽牛って七夕さんの彦星?」
 「そうや、牛の形をしたただの石やけど」
 「圭ちゃんが住んでる交野には機物(はたもの)神社があんねん」
 「うちしってる、織姫さんを奉ってるって」
 「そんで、この川は?」
 牽牛と織姫が声をそろえて答えます。
 「天の川」
 「この橋は?」
 また二人が声をそろえて・・・
 「逢合(あいあい)橋」
 「さて今日は?」
 二人が目を見開いて『あ!』
 「七月七日、七夕や!」

 自分で想像しといて言うのも恥ずかしいけど・・・この映像見てみたい!
 
  • (2020-07-15 12:04:16)
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