ロッキー動物病院

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山崎貴監督の秘密

　またもや『映画』話が続いております。
　前回、おすすめＤＶＤ「三丁目の夕日」三部作の話をしましたが、、、
　『三丁目の夕日64』が抜けています。

　じつは『ALWAYS 三丁目の夕日』は昭和33年（僕1才）が舞台なのですが、その4か月後が『続三丁目の夕日』（昭和34年）です。
　だから、バ～と続けて鑑賞してしまうのがお勧めです。
　（もっとも、言われなくても観てしまうでしょうが・・・）

　しかし、ちょっと待っていただきたい！
　いくらおもしろくて「次！」と思っても『三丁目の夕日64』には飛びつかないでいただきたい。
　なぜなら、『続三丁目』の5年後が描かれているのが『三丁目64』なのです。
　舞台は昭和39年（僕7才）です。
　東京オリンピック、はだしのアベベ、東洋の魔女、覚えています。
　東海道新幹線開通、まだ東京大阪間が4時間以上かかっていた試運転時に親父に乗せてもらいました。

　一平と淳之介が高校生になってます。

　だから、「三丁目」「続」「64」と早く観たい気持ちを押さえて・・・
　ちょっと休憩していただきたい。

　そこで、この最高の日本映画の監督さんを紹介させていただきたい。
　山崎貴監督です。映画と同じく1964年生まれで、僕より7歳若い！

　とりあえず監督作品をあげてみます。
　
　ジュブナイル（2000年7月）
　リターナー（2002年8月）
　ALWAYS 三丁目の夕日（2005年11月）
　ALWAYS 続・三丁目の夕日（2007年11月）
　BALLAD 名もなき恋のうた（2009年9月）
　SPACE BATTLESHIP ヤマト（2010年12月）
　friends もののけ島のナキ（2011年12月）※八木竜一との共同監督
　ALWAYS 三丁目の夕日'64（2012年1月）
　永遠の0（2013年12月）
　STAND BY ME ドラえもん（2014年夏）※八木竜一との共同監督
　寄生獣・寄生獣完結編（2014年12月、2015年）
　海賊とよばれた男（2016年冬）

　ね、すごいでしょ！

　これもこの監督が作ったんですよ！

　すごいと思いませんか！
　僕はTSUTAYAで借りて、まずこれを観て、三丁目とはまた別の感動（これまたすごい！）してから『三丁目の夕日64』を観ることをお勧め（強制）します。

(2016-01-07 10:46:15)

▲

TSUTAYAの秘密　２

　「お正月休みは何を見たらいいですか？」
　と尋ねられたら、、、

　迷うことなく『三丁目の夕日』『続三丁目の夕日』『三丁目の夕日64』と答えておりました。

　もう10年も経ったのですね。『ALWAYS 三丁目の夕日』は2005年の作品です。
　この作品は名シーンだらけなのですが（全編名シーン）・・・
　なかでも、最もすごいのが『エアー指輪』だと言えます。
　（2013-08-30「エアー指輪の秘密」見るべきです）

　こ、こ、これが、そのシーンだ！

　茶川さんは居酒屋のヒロミさんが大好き。
　指輪を買って結婚を申し込みたいんだけど、お金がありません。
　しかたなく「箱しか買えなかった」と告白する茶川さんにヒロミさんは・・・
　　「つけて」　と　薬指を差し出すのです。

　しかし、、、ヒロミさん。
　茶川さんのお嫁さんになることをあきらめ、踊り子にもどります。
　病気のお父さんにお金がかかるからです。

　お金の大切さに気が付く茶川さん。

　『続三丁目の夕日』では「芥川賞を獲る！」と決心するのでした。
　一方ヒロミさんは、お父さんの治療費のこともあって、大阪のボンボンのところへお嫁に行くと決心します。
　特急こだまに乗りこむヒロミさん・・・（まだ新幹線はありません）

　ヒロミさんは車内で茶川さんの小説『踊り子』を読み始めます。

　　周りがたとえ、どんな目で君を見ようと
　　僕は知っている
　　はすっばな物言いばかりするくせに----
　　他人の子のために作ったライスカレー
　　ありもしない指輪を見つめて
　　きれいとささやいた君の涙
　　日を追うごと、時を経るほど
　　あの時の涙が
　　僕の胸を締めつける
　　
　　会いたい
　　ただひたすら、君に会いたい
　　
　　あの細くて、折れそうな指に
　　いつか、本物の指輪をはめてあげたい
　　あのはかなげな笑顔を
　　本物の幸せで満たしてあげたい。
　　ただ不器用な者同士
　　肩を寄せ合って、生きていけたなら
　　君の顔を見て
　　君の声を聞いて、暮らしていけたなら
　　それが僕の----
　　心からの願いなんだ
　　　　　　　　　　　　（2012-02-17「小説踊り子の秘密」みるべし）

　
　僕、今年は59歳になります。
　ほんま、ええおっさんを泣かすな！
　

ＰＳ：TSUTAYAでレンタルすべし！

(2016-01-06 15:57:02)

▲

お雑煮の秘密

　あけましておめでとうございます。

　ここ師匠（ドッグダンスリーダー？）から写メが送られてきました。

　突然ですが・・・　
　お雑煮は白味噌ですか？それともお澄まし？
　大阪には珍しく僕は小さい時から澄まし汁だったのでお澄まし派です。

　昨年11月、長野県に引っ越すので、当院でタコパが開催されました。
　（2015-11-27「タコパの秘密」参照）

　お礼に犬用『お雑煮』が送られてきました。

　あ・り・が・と・う・ご・ざ・い・ま・す！

　ダッジいただきました。

　もちろん喜んで、、、僕と同じくお澄まし派。

　な、なんとペコは年越しそば付き！

　食べすぎやで～（ねぎはいってるし・・・）

　もちろんココちゃんも・・・

　柴犬の銀と蘭も食べました。

　赤線内が銀ちゃんと蘭ちゃんで、緑線内が引っ越したゆずちゃん。
　（写真クリックしてな、大きくなるから）
　
　そして長野からの写メです。

　引っ越した『ゆず』で～す。

　『ど～も飼い主の方がよろこんでますわ』

　今年もよろしくお願いします。

(2016-01-04 00:03:06)

▲

スタローンの秘密　２

　また映画の話でごめんなさい！

　過去のブログ（08/11/22「スタローンの秘密」を見てください）に『ＲＯＣＫＹ』で最高のシーンのことを書いています。『幸せの黄色いハンカチ』同様ロングショットのシーンです。

　放っておくと、あほみたいにマニアックな話になってしまうので、ひきもどして何度も書いている話をしますが、、、
　ＨＰ玄関のヒストリーに記載されている通り『ＲＯＣＫＹ』ちゅう映画がなければ、ロッキー動物病院はなかったかもしれません。いや、なかったと断言できます。

　それぐらい僕はスタローンという俳優に感謝しているのです。

　1975年スタローン29歳、ボクシングの世界ヘビー級タイトルマッチ「モハメド・アリ対チャック・ウェプナー」がありました。僕もテレビで見て覚えています。この試合、圧倒的に不利なチャック・ウェプナー（挑戦者）が意外な善戦をするのです。

　感動したスタローンはインスパイヤーされ、

　わずか3日で書き上げたシナリオが『ＲＯＣＫＹ』なのです。
　極貧状態のスタローンは映画会社に売り込みます。
　脚本が気に入った映画会社は一線級スター（ロバート・レッドフォードとかバート・レイノルズ）が主役の大作として製作しようとします。その頃のスタローンにしては目がくらみそうなシナリオ代金も提示されました。
　そんでも、スタローンは首を縦に振りません。
　
　自分が主役でないとあかん、脚本は渡せまへん！

　結局、映画会社が折れました。
　ただし、シナリオ代金もなし！
　無名俳優の主演作品のため低予算のB級扱いとなり、わずかな上映館でのスタートとなったため収益は期待できまへんで。そんでも万一儲かったら、歩合でシナリオ代払いますわっちゅう契約になりました。
　しかし、このＢ級映画、大評判を呼び世界的に大ヒット！

　スタローンは大金持ちになってしまったのです。
　シナリオ代金を歩合制にした映画会社は大いに悔やんだことでしょう！