ロッキー動物病院

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ＤＩＣの秘密　２

　今週火曜日（10/31）は診療終了後、往診をすませてから玉造へ向かいました。

　堀場製作所がペピイ動物看護専門学校でセミナーをしてくれはったからです。
　堀場さんのセミナーは、自分ところで発売している医療機械とまったく関係のない話でも、これは獣医師にとって大事やと思ったら、講師を呼んで来てくれはるのです。

　まったくもって、ありがたい話です。
　本社のある京都に足を向けて寝ることのないよう、気を付けます。

　てなことを言っておきながら、、、１５分遅刻！
　
　『申し訳ございません』

　『切る腫瘍、切らない腫瘍』」

　がんのような腫瘍ができた場合、外科手術した方がいいのか？
　それとも手術しない選択が正しいのか？
　・・・飼主さんにとっても、獣医師にとっても、とても重要な問題です。

　講師は四国動物医療センターのセンター長である入江先生です。
　この先生は、ご自身が癌治療の経験者であり、見事に克服されました。
　僕が寝てしまわないように、所々にギャグを挟まれ、重要なお話をしてくれはりました。

　なにせ、ご経験されたことですので、、、

　言葉の重みが違います。

　外科手術には全身麻酔が必要です。

　ＡＳＡとはアメリカ麻酔科学会における全身状態分類です。
　この分類によって、麻酔可能か考察するわけです。

　またＤＩＣも考慮しないといけないと口を酸っぱくして主張されておりました。
　デスイズカミング（死がやって来る）です。
　日本語では播種性血管内凝固と言いまして、2017-08-22「ＤＩＣの秘密」をご覧いただければありがたいです。

　このＤＩＣが手術によって引き起こされるのです。
　この予兆に気付くようになってくださいと強く言われておりました。

ＰＳ：続きます。

(2017-11-02 00:48:38)

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水都祭の秘密　２

　小さい頃、毎年楽しみにしていました。

　『水都祭』淀川の花火大会です。

　すぐ近所、豊里大橋と１００円橋（ただになったけど）の間で打ち上げられていました。
　当院から信号を渡り交番の前を通って淀川の堤防に出る道、、、
　当時は道に沿ってどぶ川が流れていました。

　花火の当日、日が暮れて、ワクワクしながらこの道を歩いて淀川に向かいます。
　河川敷には露店も出ており、お祭り気分です。

　当時は安全対策も、ちょっとええかげんやったかもしれません。
　警備員も少なく、チラチラ火の粉も降ってきました。

　調べてみますと、、、

　昭和21年（1946年）夏、戦災で焼け野原となった大阪の復興を願い、大阪日日新聞の主催により淀川河畔の豊里大橋付近で開始されました。
　当然この時期、豊里大橋は影も形もありません。
　『平田（へいだ）の渡し』つまり渡し船です。
　（2011-11-17「渡し船の秘密」参照、お願いします、覗いてみて）

　平成14年（2002年）より天神祭奉納花火と合同になり、民間企業・団体等の協賛金で運営され、天神祭の際に大川左岸の桜之宮公園と右岸の造幣局本局前で花火を打ち上げるようになりました。
　うちの近所の花火大会は消滅したのです。

　くそ～、、、なんでやねん！

　ところがやってくれましたがな・・・

　2015年9月、水都祭復活を目指してもとの開催地豊里大橋付近にて花火が65発打ち上げられたんです。
　『一人の日本人にとっては、たったの65発だが、東淀川の人間にとっては大きな飛躍である』
とロッキーの院長はつぶやいたのです。

　1969年7月20日、アポロ11号で初めて月面に降り立ったアームストロング船長の言葉をパクったわけではありません。
　『一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍である』

　今年はもうちょっとでかくなりまっせ！

　ひがよど祭り・食欲の秋フェスタ

　１１/４（土）10：00～20：00　豊里大橋の下流側で開催です。
　ぜひともおいでください！

　秘密ですが有料観覧席、招待券あり！

　ちょっとしかないので、受付に声かけてみてください。

ＰＳ：2016-09-03「水都祭の秘密」も読んで下さい。

(2017-10-27 00:42:57)

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橘恭太郎の秘密　２

　漫画『仁』はまりました。
　テレビドラマ『仁』もっとはまりました。

　綾瀬はるかさんの咲、はまりました。

　「ペニシリンでございます」
　もっとはまりました。

　しかしながら、、、
　ビジュアル的にではなく、ストーリー的にはまったのは・・・
　

　咲の兄、橘恭太郎でした。

　ぜひとも2012-05-10「橘恭太郎の秘密」ご覧ください。

　『仁』というドラマ（原作漫画）はメッチャよくできたストーリーです。

　西暦2000年の現代から幕末の日本にタイムスリップした脳外科医・南方仁が主人公でして、文久二年（1862年）に刺客に襲われます。それを救ったのが橘恭太郎でして、やがて妹の咲とともに先生を手伝うようになります。

　最先端の現代医学を身に付けた南方先生を世間がほっておくわけなく、先生の周りには自然に歴史上の有名人、つまりは大きな器量を持った坂本龍馬、勝海舟、緒方洪庵等が集まって来るのです。

　恭太郎は劣等感に打ちひしがれます。
　自分の器量のなさ、器の小さな自分に・・・

　その時、玉屋の花魅・初音が恭太郎に声をかけるのです。
　恭太郎は初音の言葉にものごっつ安心したのです。

　『小さい杯（さかづき）も良いものですよ』

　劣等感を抱いたとは言え恭太郎は剣の達人なのです。
　彼よりもっともっと器の小さい自分は、一発で感情移入しました。

　恭太郎を安心させて、通いづめさせた初音は、当時高校三年生（１７歳）の水沢エレナさんが演じました。
　未成年？
　
　週刊女性によると昨日（10/23）NHKが定例会見を行い、恭太郎を演じた俳優・小出恵介（33）さんの所属事務所と協議で違約金が払われることになりました。なんと３億以上になるそうです。

　今年6月、小出さんが『フライデー』に17歳の女性との“淫行疑惑”を報じられた影響で、同局の土曜ドラマ『神様からひと言～なにわお客様相談室物語～』が放送中止になってしまったからです。

　頑張ってほしい！
　ぜひ「３億払ってもおつりが来た」と事務所に言わせていただきたい。

　器のの小さな僕は応援してます。

(2017-10-24 10:29:55)

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かとちゃんぺの秘密

　志村けんさんがドリフターズの見習いだった頃からのファンです。
　ドリフって、１９６６年ビートルズの来日公演で前座を務めたんですよ。

　ところで、すわしんじさんはどうしてるんだろう？
　じつは荒井注さんが脱退後の新規メンバーとして期待されていたのです。
　結局、新メンバーは志村けんさんで、すわさんはピンで頑張っておられます。

　「あんたもすきねえ～」で育ちました。

　『かとちゃんぺ』なら若い方でも知ってるんじゃあないかな？

　2011年、衝撃的な事件がありました。

　加藤茶さん、４５歳年下女性と結婚。

　当時かとちゃん68歳、新婦は23歳です。
　結婚した時、新婦の父親は37歳、母親が44歳です。
　どのツラ、、、い、いや、どんな顔で挨拶したのでしょう？

　新婦、綾菜さんには「財産目当て！」などと誹謗中傷メールが１日２００件以上届いたそうです。
　それは、件数こそ減少したものの未だに続いており、かとちゃんで検索するとゾロゾロ出てまいります。

　前回、保毛田保毛男でフジテレビの社長さんが謝罪したことを記載しました。
　当時はかまわなくても、社会情勢が変わった現在はダメらしいのです。
　ささやかな疑問を呈しました。

　「個人のモラルは低下しているのに、なぜ社会に対しては厳しいモラルを要求するの？」

　個人は人の幸せに対して、、、

　やれ『財産目当てや！』だの、余計なお世話的なことをわざわざメールしておきながら、フジは許せないって・・・
　（決して同一人物が言っているわけではないのですが、、、）

　個人のモラルも厳しくしないと、バランス取れないですよね。

(2017-10-21 17:39:57)

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保毛尾田保毛男の秘密

　20年以上前の番組「みなさんおおかげです」のキャラクター保毛尾田保毛男でフジテレビが謝罪しました。

　謝罪文を掲載させていただきます。　

　平成29年9月28日（木）に放送した「とんねるずのみなさんのおかげでした30周年記念SP」において、出演者が「保毛尾田保毛男（ほもおだほもお）」というキャラクターに扮して出演致しました。
　しかしながら番組の放送に伴い、このキャラクターに関して沢山の抗議を頂戴しました。
　番組は、LGBT等性的少数者の方々を揶揄する意図を持って制作はしておりませんでしたが、「ホモ」という言葉は男性同性愛者に対する蔑称であるとのご指摘を頂きました。そのような単語を安易に使用し、男性同性愛者を嘲笑すると誤解されかねない表現をしたことで、性的少数者の方々をはじめ沢山の視聴者の皆様がご不快になったことに関して、深くお詫び致します。
　またこのキャラクターが長年に渡り与えていた印象、子供たちへの影響、およびLGBT等をとりまく制度改正や社会状況について私共の認識が極めて不十分であったことを深く反省しております。
　今回頂戴した様々なお叱りやご意見を真摯に受け止め、多様性（ダイバーシティ）のある社会の実現のために正しい知識を身に着け、より良い番組作りを進めて参りたいと考えております。

　－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

　謝罪そのものに疑問があるわけではなく、その通りだと思うのですが、、、

　株式会社アシスト代表取締役会長です。

　経歴をウィキペディアからコピーさせていただきます。

　1941年にアメリカ合衆国カリフォルニア州に生まれ、1969年に来日されました。
　1972年にパッケージソフトウェア販売会社「アシスト」を日本で設立しました。

　日米経済摩擦が烈しかった1990年に、米国政府の姿勢を厳しく批判した処女作『日本は悪くない』を執筆され、僕はファンになりました。
　以後日米問題についての著書を精力的に執筆し、米国の政治・経済・社会に対する悪口、日本人の米国への無批判な礼賛に対する危惧や、バブル崩壊前の日本の美風に対する愛好を表明した著書をいっぱい書かはりました。
　これがアメリカを怒らせてしまい、ブラックリストに載せられたことから、米国を見限ることを決意し、2006年に日本国籍を取得されたのです。

　－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

　さて、トッテンさんが言うように、昔の日本の方がモラルがしっかりしていたのです。
　彼が来日した時、ソフトクリームを頬張りながら道を歩くと、先に来ていたアメリカ人から「日本では食べながら歩くのは行儀悪いんだぜ！」と注意されたそうです。

　『それがなあ～・・・今やなあ～・・・』

　電車の中で食べるどころか化粧してるもんなあ～、、、

　なのに、、、過激な番組はＮＧ！（昔はＱＫ！）
　番組のモラルは厳しくなっていくのに、世の中のモラルは逆行でいいの？
　どちらもゆるくか、どちらもぎびしくが本来なのでは？

　僕が抱くささやかな違和感の正体がこれなんです。
　

(2017-10-16 10:45:27)

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