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きしめんの秘密 2
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先週末は名古屋に行きました。
第13回臨床獣医学AtoZ「失敗から学ぶ明日への臨床」が開催されました。
もともと失敗が多いせいか?「失敗」と聞くといてもたってもいられせん。
ヒヤリハットの報告がとても重要になってきたにもかかわらず、動物病院業界では取り組みへの動きが見られません。人の大病院ではとっくの昔に実践されているのになあ~・・・
(ご興味があれば右上サーチで失敗学と検索してみてください)
しかし、今回のタグは「食べ物」です。
そう、名古屋と言えば『きしめん』ですがな、、、
アメトークでダイノジさんが名古屋の新幹線ホームの「きしめん」がうまいと言って以来注目されております。
芸人さんよりもっと前から言っておりました。
『専門店で食べるより、ホームの立ち食いのほうがおいしい!』(院長談)
(2010-11-16「名古屋名物の秘密」に書かれています)
在来線ホームのほうがおいしいとか?
調べてみました。
在来線3・4番ホームの「住よし」は、電車の発着数が少なく利用客が少ないため、新幹線ホームの天ぷら分もここで揚げているんだそうです。
(獣医学にもこの探求心が欲しい!!!)
しやから3・4番ホームが評判になったのは(麺、ツユが)美味しいからではなく揚げたての天ぷらを食べれるからみたい。
僕は新幹線ホームのきしめんしか食べたことがありません。
でも、とてもおいしかった!
『いろいろ具を載せるより、素きしめんが一番おいしい』とも言いふらしておりました。
やっぱり、天ぷらは3・4番がうまいんやな・・・
で、結論なんですが・・・
『きしめんは専門店より駅の立ち食いのほうがうまい!しかもあれこれ載せるより素きしめんがおいしい!』
結局、安い方がうまいんかい!
じつは、おいしい理由はわかっていました。
作り方をじっくり見ていたからです。
(獣医学にもこの観察力が欲しい!!!)
冷凍めんを採用しているからです。
だから新幹線ホームで食べても、天ぷらが載ってなくてもおいしいのです。
たのまっせ! 阪急うどんさん。
PS:駅弁を買う時間がなく・・・
困った時のシュウマイ弁当にしました。
しまった!新横浜ではなく名古屋や!
崎陽軒ではなかったけど、うまかった。- (2017-01-10 14:25:48)
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東淀川区の秘密 4
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2013-11-26「東淀川区の秘密」から4回続きました。
地元の方は、ぜひ右上サーチで[東淀川区]と検索して読んでみてください。
うちの区出身の著名人が出てきます。
前回まで、あまりにも必死で『海賊と呼ばれた男』を推しておりました。
いくら百田尚樹先生が東淀川区出身とは言え、ロッキーの院長って・・・
「右寄り?」
と言われそ~で、、、言い訳書いとりますが、、、
確かに待合室の本棚に先生の本が・・・
『海賊と呼ばれた男』は飼主さんからもらったものですが、、、
「後先考えずに言葉を吐いてしまう」(ひょっとして当区の特徴?)という先入観なしで読んでいただくと素晴らしいのです。
僕は右左のバランスは取れていると自負しているのですが、、、
右の中にも正しいことがあり、左の中にも正しいことがあります。
重要なのは、どっちにも引っ張られずに自分の考えを持つということです。
(ごっつえらそうなこと言うてもた!正月やから許して!)
同じく東淀川区で生まれて、守口市で育った先生がいます。
僕も幼少期に母方の実家がある守口の商店街で育ったので、ファンなのです。
精神科医の和田秀樹先生です。
東淀川区から東大医学部卒ですよ!
(みんな頑張れ!僕は無理やけど・・・)
両先生の考え方は正反対です。
百田先生は口汚く民主党批判してはりますが、和田先生は彼らにやらしてみてもいいんとちゃう?って言うてはりました。
安倍総理と仲のええ百田先生、安倍総理批判が多い和田先生、僕と同じ東淀川出身で、どっちも尊敬しています。
僕のようなもんが並列に記載すべきじゃあないけど、、、3人とも『口が汚い』
PS:本棚にはいろんな考え方の本があるべきです。一方向に傾いた本棚を持つことは危険であると思っています。- (2017-01-02 11:59:53)
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石油メジャーの秘密
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自分も知らんかったくせに、石油メジャーを説明するのを忘れてました。
石油メジャーとは、資本力と政治力で石油の探鉱(採掘)、生産、輸送、精製、販売までの全段階を行い、シェアの大部分を独占する石油系巨大企業複合体の総称です。 石油メジャーのうち、特に第二次世界大戦後から1970 年代まで石油の生産をほぼ独占状態に置いた7 社をセブン・シスターズと呼び、フランス石油(CFP 現TOTAL)を加え、エイト・メジャーズとも言った。 産油国が石油輸出国機構(OPEC) を作って主導権を握るまで、世界の石油のほぼ全てを支配していました。
イランは第二次世界大戦後、独立国にはなりましたが 、石油はイギリスの石油メジャー、アングロ・イラニアン社が牛耳っていたのです。
イランのモサデク首相が宝物が国土から湧き出ているのに、貧困に喘ぐ自国民を見て油田を国有化するのは仕方がないと思います。
それにたいしてイギリスは軍艦を派遣し「イランの石油買いに来たタンカーは沈めまっせ!」と言いました。(前回読んでみて)
日本の植民地支配を裁いた戦勝国がなにしてんねん!
石油を絶たれて負けた国だからこそ出光佐三さんは思ったに違いありません。
交渉に訪れた出光計助専務と手島常務。
イランのモサデク首相は言いました。
「ほんまに買いに来るんやろなあ~、じつは来る言うといて誰一人けーへんねん」
(すいません想像です)
出光専務は言いました。
「日本人は信義を果たす民族です。出光は日本の会社です。必ず取りに参ります」
(想像ではありません)
ついこの間油切れで戦争に負けた国が、、、
イギリスの軍艦から隠れながら来よった、
アバダンでは大歓迎やったそうです。
まあ、東淀川区出身の百田さんの小説を紹介すると、ど~も右寄りに見られそうなんだけど、戦争で日本が悪いことをしていないなんてこれぽっちも思っていません。
ただ、悪いことだけが世の中に出てくるのは憂慮します。
日本がした悪い事に「731部隊」がありますが、あまり語られないのが不思議です。じつは研究成果をアメリカに渡して戦争犯罪を逃れたと言われています。
不確実な南京のことよりも、731の方が確実に責められるべきことだと思うのですが・・・- (2017-01-01 23:46:55)
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日章丸の秘密
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あけましておめでとうございます。
2017年が皆さまと相棒である犬や猫にとって楽しく、わくわくする一年でありますようにお祈りさせていただきます。
さて、2016-12-26「海賊と呼ばれた男」以来続いた映画の話も9回目となりました。
原作である東淀川区出身の百田尚樹先生の小説も、ほとんどが実話であるようで、日章丸の話も出光社史に掲載されています。
日章丸は映画のパンフにも描かれてます。
1949年(昭和24年)配給公団の解散に合わせて出光は石油元売り業者の認定を受けました。ところが出光以外の13社は石油メジャーと提携しました。つまり外国資本が参入したのです。当然出光には石油が回ってきません。
出光佐三さんは運輸省を訪れお願いしたのです。
「出光は今13対1の戦いをしている。日本民族のため、私に戦う武器をいただけませんか」
出光はタンカーと言う武器を持ちました。
アメリカからハイオクガソリンを満載して帰ってきた日章丸(二代目)は当時世界最大でした。高品質で安いハイオクガソリン「アポロ」は大人気。石油メジャーも値下げせざるえなくなります。
しかし、ますます石油メジャーの妨害は激しくなります。
買い付ける油田がなくなってきました。
ここで出光佐三さんは、驚く決断をするのです。
「イランから買おう!」
この頃のイランは、油田と言うお金の成る木を持っているにもかかわらず、国民は貧困に悩んでおりました。イギリスの石油メジャーに油田を牛耳られていたからです。
イラン政府は「油田を国有化します」と宣言します。
そりゃ~イギリスは怒りますわな、、、
中東に軍艦を派遣し、石油買付に来たタンカーは沈めてしまいまっせ~!と国際社会に表明します。これはアーバーダーン危機と呼ばれ、いつ戦争になってもしゃ~ない時期でした。
ついさっき戦争に負けたばっかりの日本の企業が、、、うち買うわ!
なんちゅうことすんねん出光さん!
そりゃ~小説にも映画にもなるで・・・
PS:新年早々映画の話が続いて申し訳ございません。でもこれはタグを『歴史』にしたように僕らが知っておいた方が良い史実だと思うので、、、てなわけでまだ続きます。(僕も全く知りませんでした)- (2017-01-01 01:38:53)
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タンクの底油の秘密
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前回、終戦後GHQからの要請で出光商会(国岡商店)はラジオ修理に取り組んだことを記載しました。
じつは、もう一つ持ち込まれた仕事があったのです。
石油で始まり石油で終わった太平洋戦争。
そのころの日本はひっくり返して叩いても石油は出てきません。
しかし、、、
GHQは全国の石油タンクの底ざらえをせえと言ってきました。
同業他社から嫌われていた国岡店主は全く石油関連の仕事につけません。
「石油の仕事には違いないわい」と飛びつきました。
油で真っ黒になって働く社員たち。
国岡店主(岡田准一さん)がねぎらいます。
これほんまもんの出光商会の社員たち。
有毒ガスで死ぬかもしれず、人夫さんたちも敬遠しました。
社員だけでやり遂げたのです。
映画では、、、ねぎらう店主に社員さんたちが、、、
「わしら南方戦線に行っておりました。あそこに比べりゃあ~」
「飯も食えますし、酒も飲めるしなあ~」
「ええ、ええ(うなづきながら)」と描かれております。
ここは泣かせます!
子供、犬、病気などを使えば、まあ泣かせは簡単なんです。
(二十才のお酒が典型例・2016-11-07「二十才のお酒の秘密5」参照 )
しかし、恋愛も死も使わず、仕事で泣かせるなんて、なんてすごい映画なんだ。
(映画「県庁の星」以来ですわ)
現実では、、、出光にお金で買うことができない資産をもたらしたそうです。
戦後の困難克服の象徴として、一致団結をもたらしたのです。
合言葉は・・・
「タンク底に帰れ!」です。
おそらく、映画同様に「あれに比べりゃあ~」と言っていたのでしょう。
そして、困難を乗り越えた出光商会は国際メジャー相手にケンカを売ることになります。
タンカー日章丸の登場です。
それは、新年に・・・
つたないブログをお読みいただいて有難うございます。来年もよろしくお願いします。
PS:『二十才のお酒』鑑賞会1/15(日)AM10:00~11:00 受付まで・・・
2016-12-21「東淀川高校の秘密3」読んでみて- (2016-12-31 14:55:05)
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