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ロングショットの秘密 3
 ずっと動物病院なのに映画の話ですいませんなどと前置きしてましたが、開き直ってしまい「何が悪いねん!」状態で映画話を続けています。

 2つ前の「名シーンの秘密」からロングショットの話になり、『ROCKY』でロッキーとミッキーが和解するシーンが最高であると断言しました。

 しかしそれは洋画の場合でして、じつは邦画にも素晴らしいロングショットはあるのです。

黄色いハンカチ.png 奇しくも『ロッキー』と同じ年(1977年)公開。
 (ロッキーのアメリカ公開は76年ですが日本は77年です)

 主演は、あの高倉健さん。あの倍賞千恵子さんとの共演です。
 古い映画ばかり登場させますが、このお二人が出ている映画は見逃せません。「はずれなし」と断言します。

 主人公の島勇作は妻・光江が流産したことでイラつき、チンピラと喧嘩になり殺してしまう。
 刑期6年を務め網走刑務所を出所した勇作は、夕張の自宅にヒッチハイクで向かうのですが、、、

 勇作は刑期中に離婚届を光江に渡していましたが、まだ待っていてくれたなら庭の物干しに黄色いハンカチをかけておいてくれとハガキを出していたのです。



 ロングショットの魔力を感じていただけました?
  • (2020-09-05 10:47:59)
ロングショットの秘密 2
 前回記載したロッキーとミッキーの和解シーンについてですが、、、

 チャンピオン・アポロとタイトルマッチをすることになったロッキー。
 彼のボロアパートを訪れるミッキーが訪れる。

 「マネジャーをやらせてくれ」と頼むのです。
 しかし、ロッカーまで若手選手に明け渡されたロッキーはトイレに閉じこもり拒否します。ミッキーは必至で自分の若いころの話をして説得を試みます。
 「俺はマネージャーがいなかったから苦労の連続だった」

 でもロッキーは出てきません。
 「マネジャーをやらせてくれ、お前を助ける」
 ロッキーは「十年前に助けてほしかった!」とつぶやきます。

 あきらめてアパートを去るミッキー。
 70過ぎてから、まとまったお金を得るチャンスだったけど、、、

 愚痴を叫び続けるロッキー、、、
 ミッキーが「しかたない」と後悔しつつ去っていきます。
 すると・・・かなりアパートから離れたところで、アパートのドアが開きロッキーが駆け寄ります。

 前回の動画をご覧ください。
 これこそがロングショットです。
 僕に言わせると、No1名シーンなのです。

 さて、、、
 ロングショットとは? (ウィキペディアで調べますと)

 映画において被写体とカメラの距離が非常に遠いショット。
 被写体の全体が見えたり、被写体が周辺環境で小規模に見えるようなショット。
 ・・・だそうでして・・・

 この名シーンでは、ミッキーと肩を組むロッキーが遠くから撮影され、彼らの会話も表情もまったくわかりません。

 でも、名シーンなのです。
 誰が何といっても、名シーンなんです。

 多分、観客一人一人に、ロッキーのはにかんだ微笑みと、ミッキーの驚いて泣きそうになりながらの肯きが見えるからだと思うのです。
 「たのむよ」「まかせろ」まで聞こえるのです。

トレーナー.png これこそがロングショットの魔力です。

 PS:2011-02-20「ロングショットの秘密」ご参考までに・・・
  • (2020-09-05 00:56:03)
名シーンの秘密
 コロナ対策で日本政府の対応が、ブレーキとアクセルの同時踏み見たいで不満が募り、こうなったら犬や猫の話じゃあなく、大好きな映画の話ばかり書いてやると2020-08-19「コーヒーとおじぎの秘密」から続いております。

 そしたら安倍首相が辞任してしまい、またもやお家芸の派閥力学による決定で「国民どころか党員の希望も聞けへんのかいな?」とあきれてしまったので、まだまだ映画の話を続けていくつもりです。

 今回から『名シーン』シリーズです。
 記念すべき(?)第一回は、古くて申し訳ございませんが『ROCKY』です。
 日本公開1977年春、僕は19歳でした。
 3つ前の「CGの秘密」に記載しましたが、初日に見たので映画好きばかりだったからか、エンディングの試合では、映画館内に観客の「ロッキー!」という声援が響き渡ったのです。

 生の試合ではなく、結末の決まった映画にですよ!
 どれだけこの映画が当時の若者に突き刺さったか!
 そして、グレイのパーカー着て、淀川の堤防を走り始めたやつは僕を含めて星の数ほどいたと思います。(当然、生卵を飲んでから)



 僕が選んだ名シーン「No1」は予告編には出てきません。
 ロッキーのトレーナーであるミッキーは彼の素質を買っていました。ところが彼のロッカーを素質のある若者用にしてしまったのです。
 「なんで俺のロッカーないねん」と怒るロッキー。
 しかしミッキーは無視します。
 「長いこと俺専用やったのに! なんでやねん!」
 ・・・・・・
 「ええ素質あったのに、高利貸の取り立て屋なんかして、ボクシングに専念せんからや!」
 ロッキーは少し沈黙したのち「生きるため」とつぶやくのでした。

 このけんかの後でした。
 チャンピオンの気まぐれで挑戦者に選ばれたロッキー。
 ものすごい金額のファイトマネーが手に入るチャンスです。

 そこへやってくるミッキー・・・



 名シーンはロッキーがアパートから出てくる2:50からです。
 これが僕のNo1です。(英語がわからんでも)
  • (2020-09-03 18:03:58)
戦争責任の秘密
 3つ前の「キンダガートンコップの秘密」から大ファンの山崎貴監督の映画について記載しているわけですが、、、

 先生の作品を見て、僕ごときが恐れ多くもえらそうに「わが意を得たり!」などと思っていることがあります。
 じつは「戦争責任」についてです。

 小さい時からずっと第二次世界大戦は陸軍の暴走によって起こされ、日本国民が大きな被害を受けたと教わってきました。しかし、成長を伴っているかどうかは別として、外見上は高齢者になった今、それは極めて正しい事実なのですが、国民一人一人の「責任」も追及しないといけないのではないかと思うようになりました。でないと、本当の戦争抑止はできないのではないかと・・・

 とにもかくにも日本という国は、個人の責任をあいまいにしてきたように思うのです。
 『責任』は・・・
 「いじめ」なら教育委員会。
 「虐待」なら児童相談所。
 (2020-02-26「農耕民族の秘密」を見てください。悪いのは天候であって、個人の責任は追及しない世界が出来上がっているのではないかと・・・)

 「黙ってみていた個人」が自己嫌悪で落ち込まないよう工夫されているように思えてなりません。
 自慢じゃないけど、僕も黙ってみている方側に属する小心者です。勇気を出してしゃしゃり出るはずはありません。
 だからこそ、ある程度のストレスは感じるべきで、自己嫌悪にさいなまされないといけないのです。
 いじめを見ていた同級生。虐待される泣き声を聞いていた近所の方。そして、本心は行きたくないのに戦争に駆り出された日本国民。
 確かに一個人でできることには限界があります。
 しかし何もしなかったことを少しは後悔しないと、、、
 「抑止力」は生まれてこないのではないかと、、、
 (2019-09-20「特高警察の秘密」・ 2019-09-23「ヤミ米の秘密」に勇気をもって国に対して自分の信念を貫いた方を記載しています。僕にはできませんが、尊敬はしています)

 責任は、上の方の大きくてあいまいなもののせいにして僕たちは守られてきました。つまり赤ん坊のように大切に扱われていたのです。
 安倍さんの後の自民党総裁を決めるのにも、党員すら参加できないわけは、赤ん坊だからです。



 僕に言わせると画期的な戦争映画です。
 はじめて国民一人一人の戦争責任を追及した映画だと思います。
  • (2020-09-01 15:26:12)
戦争映画の秘密
 僕が映画にはまったきっかけは、小学生の時に親父に連れて行ってもらった『大脱走』です。

大脱走.png 1963年公開のハリウッド映画です。

 計算すると僕は6歳なんで、おそらくリバイバル上映で、梅田のOS劇場で見たのを記憶しています。ナチスドイツの捕虜収容所から連合軍の集団脱出を描いたものでして、小学生ながらワクワクドキドキ「映画っておもろいなあ~」と思ったんでしょうね、、、以来、半世紀以上映画館に通っています。(2016-10-08「二十才のお酒の秘密」参照)

 大人になって、ちょっとばかり世間の出来事を知ると、悲惨な戦争映画は見たくなくなりました。だって戦争なんて殺し合いなんで、楽しいはずがないでしょう。しかしながらひんしゅくもんでしょうが、ドンパチ派手で冒険あふれるものがいいと開き直ってしまいました。
 悲惨さに関しては十分わかっているつもりなので、ご理解いただけたら幸いです。

 さて「大脱走」も、綿密に計画された集団脱走が描かれるので、冒険心をくすぐりまくる映画なんですが、悲惨さは十分描かれています。
 連合軍捕虜が移送される際、トラックから「休憩だ」と広場に降ろされます。
 みんながほっとしてしていると機関銃が現れ、全員皆殺しにされてしまいます。
 (今でも十分覚えているので、冒険だけではない映画です)

 前回、記載したハリウッドに負けない山崎貴監督「三丁目の夕日」のCGですが、進化しまくった作品が「永遠の0」です。
 まあ、ご覧になってください。
 画面に出てくる0戦や航空母艦を見ただけで、ジュラシックパークの首長竜状態になりますよ。(前回の「CGの秘密」読んでください!)

 特攻隊を描いているので右寄りチックだという批判が聞こえてきますが、僕のように単純に鑑賞させていただくと、なんのなんの「強烈な反戦映画」にしか見えません。



 だって、主人公の宮部久三は「お国のため」なんて言葉は一切は吐かず「妻と子供のために生きて帰る」と言うんですよ。

 三浦春馬さんの御冥福をお祈りします。
  • (2020-08-31 10:44:09)
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